2012年05月12日

瞑想でジョギング、呼吸法で肩振り

1日を「静」で始めるべきか、「動」で始めるべきか、それが問題だ。
朝の空気が気持ちがよいうちに、外に出てジョギングで眠気をさますか。
あるいは静かに座り、瞑想オーディオを聴きながら呼吸を整えるか。
さらに両方をとって、動きながら瞑想をすることはできないか。

音楽を聴きながらジョギングをしていると、走りながら瞑想をしているような気分になることがある。それを誘発するのはある特定の音楽だ。

パーカッションやエレキギターがリズムを刻むロック系の曲は、さあいくぞ、前に進めー、という励まし上手のコーチが伴走しているかのようだ。バッハのピアノ、チェンバロ、協奏曲を使うと、折り目正しく、美しく、空を見上げながら前に体を引かれるような感じだろうか。どちらも好みの曲だけを選んでいるので「快」であることに変わりはない。

だが、私のいう「瞑想を誘発する曲」は、80年代ロックやバロックではなく、空を飛ぶようなイメージのある曲や、静かなタブラーに弦楽器がかぶさる中東・インド系の曲などだ。走りながら本当に瞑想をしたくなって目を閉じてしまう(危)。ずっと閉じているわけにはいかないので、無難なところで4歩ぐらい、かなり安全な場所では8歩ぐらいにしている。

お気に入りの曲をいくつか上げると、
「Eagle」はワシの飛翔をイメージしているせいか、壮大な浮揚感がある。「Marco Polo」は神秘的な東洋の旅であろうか。「Sound of Civilization」はラヴェルのボレロのようなリズムの上でレバノンの弦楽が重なる。「Yachts」は少々テクノ系でヨットが走る風景。「Everytime」は、Everytime I close my eyes という歌詞なので、目をつぶりたくなる。

私が昨年8月より開始した「音楽ビートジョギング」は奥が深い。地面を蹴る足がドラムとなり、メトロノームとなって、異国の調べに酔いしれながら、ときに浮揚感を感じながら、前へ前へと進んでいく。

■■■■■■十■■■■■■  

走らない日は瞑想にしようということで、エイブラハムの瞑想CDを聴く。吐く息が長くなるように誘導する優れもののCDで、人生全般、健康、お金、人間関係の4部構成で、それぞれ15分だ。

いままで瞑想は座ってするものとばかり思っていたが、単純で緩やかな運動をしながらでも、ゆったりと呼吸を維持した瞑想はできる。

エイブラハム瞑想の音楽テンポは♪=95程度。これはゆっくり歩くスピードだ。

1回の呼吸は吸う息が3、吐く息が5の割合なので、これをウォーキングに当てはめると、6歩を吸って、10歩を吐くリズムになる。前後の肩振り運動(スワイショウ)は基本的にウォーキングと同じリズムなので、やってみるとこれは非常によい!

15分のオーディオを聴きながら、肩振りを712回、呼吸を89セットを行うことになる。

さて、次は家事、翻訳、ピアノをやりながら、リラックスをして瞑想に入る方法を研究しましょうか・・・

posted by ヒロさん at 19:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 四肢は百獣の王 | 更新情報をチェックする

2012年05月05日

アメリカ革命は進行中、ロン・ポールに大逆転の可能性あり

共和党の大統領選は、ロムニーの勝利がほとんど確定したかのように見える。共和党全国大会(8月、フロリダ州タンパ)に送り出す各州の代議員数の合計が過半数の1144人に達すれば勝利宣言だが、ロムニーはすでに800以上を確保している。

選挙戦は、ロムニー、サントラム、ギングリッチ、ポールの4人の候補で戦われてきた。サントラムは約250人、ギングリッチは約150人の代議員を確保。一方、革命の旗手ロン・ポールは、ロムニーの10分の1程度の得票で、第1位になった州は1つもなく、泡沫候補の扱いだった。

ところが、4月後半になってサントラムとギングリッチが撤退を宣言したことで、勢力地図が一気に変わってきた。サントラムとギングリッチの支持層の票のほとんどすべてが、ロン・ポールに流れつつあるのだ。

ロムニー側にも少しは流れてもよさそうなものだが、絶対そうはならない理由がある。それはロムニーがモルモン教徒であることだ。サントラムを支持していたキリスト教保守の票は絶対に流れない。さらに、ギングリッチを支持していたティーパーティーの票も流れない。

ロン・ポールはただの1つの州も取れない、さっさと退場しろ、とメディアは繰り返してきた。しかし、5月初旬の時点ですでに5州以上で過半数を確保し、この数はさらに増えている。大票田のテキサス州(155人)とカリフォルニア州(172人)で勝利すれば、700〜900人は確保するだろう。

各州の選挙には予備選挙(primary)と党員集会(caucus)という2つの形式がある。党員集会は、町の代議員→市の代議議員→県の代議員・・・というように、選ばれた代議員がさらに上位の代議員を選ぶ積み上がり式なので、草の根運動の影響力が大きい。ロムニーの代議員は原稿棒読みの人が多いが、ロン・ポールの代議員はみな情熱的であるという。

このような結果、党員集会型の州ではロン・ポールは逆転勝利となっている。ルイジアナ州で70%以上、アイオワ州で70以上で最終決着した。また、ミネソタ州でも、ロムニーのお膝元のマサチューセッツ州でもすでに50%以上確保している。オクラホマ州とワシントン州も同様の勢いだ。

だが、ロムニーはあと300人ぐらいで“上がり”となってしまう。どんなに追撃したところで、あと1カ月半でひっくり返せるかどうかだ。今後、ロン・ポール陣営はどのような戦略を展開するのだろうか。以下、私の予想だ。
  • まず、最低5州を押さえたことで、共和党全国大会に「候補」として乗り出す権利を獲得した。これにより、共和党は完全な分裂選挙になり、今後もロン・ポールのメディアへの露出は高まる。
  • 1〜3月は何となくロムニー支持だったが、その後ロン・ポールに転向した人は増えている。だが、各州党大会の終了後は別候補に変えられないという“縛り”が多い。ただし、全国党大会の1回目の投票でロムニーが過半数を取れない場合、2回目の投票が行われる。2回目以降の投票には“縛り”がないため、ロン・ポール大逆転のシナリオもある。
  • 上記のような“縛り”は、大統領候補への投票にはあるが、副大統領候補にはない。隠れロン・ポール支持者を多く送り込めた場合、仮にロムニーが勝っても、副大統領候補を空白にして、ロムニーの顔を完全につぶすという戦略もあり得る。
  • ロムニーを失墜させたあとは、共和党を脱退して独立政党から立候補する。これでオバマとの一騎打ちになるわけだ。
夢物語に思えるかもしれないが、アメリカの政治地図は地方の草の根レベルで大きく変わり始めている。

ロムニーが演説集会を開いても数百人しか集まらないが、一方のロン・ポールはどこに行っても数千人で会場がいっぱいだ。ロン・ポール支持を公言して、地方選挙、国政選挙に出る議員も増加しているのだ。

■おまけ:
ネバダ州での戦いもおもしろい。同州で昨年10月にルールが変更され、第一次投票(2月)の得票比率をもとに28人の代議員を割り当てることになっている。つまり、ロムニー20人、ロン・ポール8人が確定なのだが、肝心の選出代議員の7〜8割がロン・ポール支持派になる可能性があるのだ。ロムニーに投票する“縛り”がある代議員は20人だが、うち半数はロン・ポール派ということもあり得る。共和党執行部は「ネバダ州の代議員をすべて無効する可能性がある」という脅しをかけるなど、戦いが進行中だ。

■追加1:
同じく党員集会型のアイダホ州は、勝者独占方式(winner-take-all)のため、すでにロムニーに全代議員38人が割り当てられることが決まっている。だが、州党大会(6月23日)で3分の2以上の賛成票があれば、これを覆し、38人のすべてをロン・ポールに切り替えることができる。現在、州大会の3分の2の得票をめざして、死闘が展開中。

■追加2:
州党大会の代議員の割り当てでは、「他候補に投票した場合は1万ドルの罰金」「今後8年間は共和党内でいかなる被選挙権も失われる」などの罰則があるという。確かに他候補に投票することはできないが、棄権する権利はある。隠れポール支持者は、共和党全国大会の1回目の投票で「棄権」を選択することで、ロムニーは敗北する。これがロン・ポール勝利の方程式だ。

posted by ヒロさん at 13:09 | Comment(4) | TrackBack(0) | 国際政治/謀略 | 更新情報をチェックする

2012年04月18日

日常生活を英語でつぶやく、blah、blah、blah

英語になじむために、セルフトークで日常生活を表現するという訓練がある。私も大学生の頃にあれこれと頑張ったものだが、なにぶんいい教材があまりなかった。当時、UFO研究家の久保田八郎がなぜか「ひとりごとの英会話」(書名は失念、Amazonでももはやヒットなし)のような本を出していて、参考にしたものだ。

最近は山ほど教材がある。日常生活とはいうものの、誰のどのような日常に的を絞るか。海外旅行に絞ったものは昔から山ほどあるけれど、海外旅行が日常的になる人はまずいない。英語のレベルアップを目指したい20〜30代のOLを狙うのが妥当であろうが、そんな本の1つ、『起きてから寝るまで英語表現700』を読んでみて、ちょっと驚いた。

<第1章:朝> 「曇りだと気分も晴れないなあ」 「二日酔いがひどいなぁ」 「夕べ送ったメールの返事がきていない」 「冬になるとだんだん起きるのがつらくなってきた」 「今朝は、ヘアスタイルがきまらない」 「焦ってはいたらストッキングが伝線しちゃったよ〜」 「コンタクトがなかなか入らない」 「朝食は昨日の残り物でいいや」

英語には「get up on the wrong side of the bed」または「get out of the bed on the wrong side」という表現があるけれど、要は朝から機嫌が悪くて、1日中冴えないという意味だが、わざわざ第1章からそんな表現が満載。

<第9章:健康・ダイエット> 「吹き出物がなかなか治らないなあ」 「うあ、足がすごくむくんでいる」 「髪の毛の傷みがひどいなあ」 「最近肌がかさかさだな」 「あっ、こんな所にしみができてる〜」 「このしわ、なんとかならないかしら」 「最近体力の衰えを感じる」 「生理痛が重くて」 「偏食がたたって貧血になっちゃった」 「ラジオ体操がこんなにも疲れるものだったとは」 「エクササイズのDVDははりきり過ぎで腰が痛い」 「甘いものの誘惑には勝てないなあ」 「年とともに新陳代謝が悪くなるんだ」

う〜ン、こういう表現をしみじみと英語でつぶやきたくない(笑)。「いろんな英語表現を覚えたい」という需要に「人生にはトラブルがつきもの」という固定観念を掛け合わせると、こういう本ができる。

私の思うところでは、「覚える」とは心に強く刻みつけ、感情やイメージを伴わせ、その影響を体全体に波及させていく行為だ。さらに、外界に何らかの念波を発信し、シンクロを誘発する行為だ。

外国語を覚えるのは、もともとは未知の世界に窓口をつくる行為。せっかく外国語を覚えるのだから、日常的に繰り返すのはいいとしても、そこに新たな風をもたらし、憧れを引き込み、ますますハッピーになり、うれしい変革の原動力や清涼剤となるような教材も、どうかよろしくお願いしま〜す。

■追記:私は「ボケ防止ピアノの会」というささやかなグループに参加しているが、「ボケ防止英語の会」もいいかもしれない。実用性をいっさい度外視して、ただ覚えることが楽しいという50才以上の日常を対象にした教材もほしいです。What did I eat this morning? Who am I? Do I have a husband or two? Blah, blah, blah....

posted by ヒロさん at 11:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | Learning English | 更新情報をチェックする

2012年04月13日

今日も階段で、燃え燃えチャレンジ!

先日は京都のピアノコンサートに行ってきた。降りた駅は地下鉄の四条駅だったが、この駅の階段にこんなメッセージが段々畑のように並んでいたとは!

3段ごとにメッセージがあり、消費カロリーまで併記されている。平日のスカスカの時間帯でない限り、誰も読まないであろう体力増進スローガンは以下の通り。

1. 階段でトレーニングしてみないか?
2. 階段は足をスリムに鍛えるチャンスなんだ!
3. いつもこの階段を使ってくれているあなたも
4. はじめて使うあなたも
5. さあ意識してやってみよう
6. まず足首をもっと使って
7. 少しかかとを浮かすように
8. そう、その調子!
9. ふくらはぎが効いてきたら正解だ!
10.背筋を伸ばして姿勢よく
11.下の方の足で体を持ち上げるように
12.お尻の筋肉に効果的
13.慣れてきたら一段飛ばしもやってみよう
14.ただし、焦りは禁物だ!
15.一歩一歩確実に
16.よくできました!
17.毎日続けてみよう
18.階段使ってperfectbody♪
19.今日も階段を上ってくれてありがとう

全部で19メッセージということは57段分になるが、もっと鍛えたい人のために

「階段を下りて、もう1度繰り返してみよう!」 とか、
「メッセージの段だけを狙った3段飛びに挑戦しよう!」 とか、
「ここから先はウサギ跳び、カエル跳びで!」 とか、

もうひとつ工夫がほしかった。このメッセージは「エレベータを使わずに、階段上ってね」という気持ちを込めた、若手職員チーム「燃え燃えチャレンジ」班による発案とのこと。広報資料はこちら

■注:写真は雑誌「ランナーズ」2012年4月号より拝借し、画像反転。

posted by ヒロさん at 12:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | 四肢は百獣の王 | 更新情報をチェックする

2012年03月31日

肩体操は、音楽ビートで伸ばす、回す、捻る、振る

さて、春の到来。

冬はカラダがなまりやすい。寒さで縮こまり、厚着をするとますます動きが鈍くなる。ジョギングのほうはボチボチと続いているが、上半身、とくに肩の柔軟性や筋力がいまひとつだ。

日常的に、上方に向けて腕を伸ばす動作がほとんどない。「万歳三唱」で手を振り上げる機会はメッタになく、ジョギングをしてもグリコの「お手上げ」のポーズはやらない。

台所では、せいぜい包丁でトントントン、食器をふいてキュッキュッキュッ。趣味のピアノはよほどの大作でない限りポロポロポロ。ワープロやマウスも限定的な指先の作業にすぎない。

道路の雪かきや屋根の雪下ろしも少ない(ありがたいのだけれど)。天秤棒で井戸の水を運ぶこともない(母は子供の頃やっていた)。薪を運んだり、割ったりしない(薪ストーブが懐かしい)。庭に関心のない人は草取りもしない。板間のぞうきん掛けもしない。洗濯板でゴシゴシはもうやらない。全般的に家事に伴う運動量は、明治時代の10分の1程度と言われている。

私の場合、夏にはタオルの肩回しが楽チンでできていたが、2月上旬にまったく回らなくなっていることに驚いた。ジョギングを続けているにもかかわらず、だ。タオルではできなくなっていたので、バスタオルで長さ80cmくらいから肩回しを始め、体制を立て直すことになった。

時間があったら運動する、では足りない。時間があってもなくても、みんな歯を磨き、トイレに行き、ご飯を食べているではないか。そこで、起床後にビート音楽を使い、肩運動を毎日実践することになった。

1曲目はスクワットと組み合わせた垂直平泳ぎ。2曲目はタオルを使った前後の肩回し。3曲目は腕を左右に振る回転・捻りで、これは以前見たことのある由美かおるの西野流呼吸法ビデオに触発された。で、さらに余裕があるときは4曲目に「スワイショウ」と呼ばれる前後の肩振り

いろいろ試した結果、朝だけでなく夜にも1セットやると、寝付きも寝覚めもいいことがわかった。運動するなんて、かったるいな〜と思うことはしばしばある。だが、パソコンで曲をスタートさせると、あれよあれよと15分ぐらいが経過しているので、音楽ビートの威力は恐るべし。(いずれヨガ体操、ストレッチにも応用する予定)

posted by ヒロさん at 22:15 | Comment(5) | TrackBack(0) | 四肢は百獣の王 | 更新情報をチェックする