2005年07月24日

911の謎:監視カメラに映らない19人のハイジャック犯たち

7月7日のロンドン爆弾テロでは、地下鉄のキングス・クロス駅で、容疑者4人の映像がキャッチされている。

イギリスの監視カメラ網はものすごい。ロンドン市だけで50万台の監視カメラがあり、ロンドンで仕事や生活をする人は、1日平均300回はこの監視カメラに映っている計算だという。イギリスの法律では、断りなしに撮影するとプライバシー権の侵害にあたるため、「監視カメラで撮影してます」という但し書きが至るところにあるのだという。(参考記事:WSJ:Watch on the Thames (2005/7/8)

わが家の同居人の情報によると、イギリスのNational Rail(イギリス国有鉄道)の新型車両には、1車両あたり3つ以上の監視カメラがついているらしい。2年前までは走行中も手動でドアが開く、危険な車両がいっぱいだったが、ここ1年で車両の近代化が一気に進んだことは、私も把握していた。しかし「車内の監視カメラ」には気づかなかった。今度ロンドンに行くときに、車中ならび市街の監視カメラに、注意してみたい。

ロンドン・テロでは、しっかりとカメラが捕らえてくれたのだが、4年前の「911テロ」では、どうしてハイジャック犯の映像がただの1つも出てこないのか。セキュリティの厳しい空港では、搭乗ゲート付近に必ず監視カメラがあるはずである。これに加えて「搭乗者リストの中から、犯人が割り出された」という発表がただの1件もないのは、どうしてなのか?

(■追加:主犯モハメド・アタの監視カメラ映像はあるが、ハイジャック機に搭乗したときのものではない。ペンタゴン突入組の監視カメラ映像は、2004年7月にAP通信にリークされた。本文下の追加項目を参照のこと。)

フライト出発地激突乗員&乗客ハイジャック犯
AA-11Boston8:45 WTC-1乗員11人
乗客76人
搭乗リスト
5人(写真)
  • Mohammed Atta(主犯)C
  • Abdulaziz Alomari @
  • Stam Al Suqnami
  • Waleed Al-Shehri A
  • Wail Al-Shehri B
  • UA-175Boston9:05 WTC-2乗員9人
    乗客46人
    搭乗リスト
    5人(写真)
  • Marwan Al-Shehri @
  • Fayez Ahmed
  • Mohand Al-Shehri
  • Hamza Al-Ghamdi
  • Ahmad Al-Ghamdi
  • AA-77Washington9:39 Pentagon乗員6人
    乗客50人
    搭乗リスト
    5人(写真)
  • Salem Al-Hazmi @
  • Khalid Al-Midhar A
  • Hani Hanjour
  • Majed Moqed
  • Nawaf Al-Hazmi
  • UA-93New York10:03 Shanksvills乗員7人
    乗客26人
    搭乗リスト
    4人(写真)
  • Saeed Al-Ghamdi @
  • Ahmed Al-Nami B
  • Ahmed Al-Haznawi
  • Ziad Samir Jarrah
  • ■注:@=2001年9月20日に生存との報道/A=2001年9月23日(BBC)/B=2001年9月23日(News Telegraph)/C=2002年9月2日(Gardian)

    搭乗リストの中に犯人の実名はない。このリストから犯人が除かれているのか否かも不明のままだ。犯人たちは、一体どんな名前を使って航空機に乗り込んだのか?

    この問題に絡んで、情報公開法に基づき、ペンタゴン墜落機(AA77便)の検死結果の情報公開を請求した人がいる。(Autopsy: No Arabs on Flight 77

    2002年4月3日のこの公開請求に対する回答(2003/6/20)では、AA77便に搭乗していた「58人」の検死が行われた(2001/11/16)ことが明らかにされている。しかしながら、表中にもある通り、搭乗リストに記載されている「56人」(乗員6+乗客50)とは食い違っている。差分の「2人」がハイジャック犯ということなのだろうか?

    回答文には検死体で身元が確認された名前が載っている。搭乗リストには存在しない、新しい名前「Robert Ploger」、「Zandra Ploger」、「Sandra Teague」が登場している。一方、搭乗リストにあった乳児「Dana Falkenberg」は、遺体が確認できなかった、としている。

    すなわち、新たに3人が増え(+3)、幼児1人が未確認(−1)となって、全体で2人増えた(+2)ことになる。この検死の中でも「アラブ人」は確認されていない。その後、搭乗リストが訂正されたという話もない。アメリカ政府やFBIは疑問には何も答えない。飛行機には本当にテロリストが乗っていたのか、という疑問が起こってくるのも当然である。

    911テロが発生してから48時間後の2001年9月13日、FBIはハイジャック犯19人の顔写真と名前を発表している。その2週間後(2001/9/27)、19人の顔写真はFBIのHP上に公開され、その後変更されていない。(表中のリンクを参照のこと)

    ところが、2001年9月20日に早くも「物言い」がついている。ブッシュ大統領との会談後、サウジアラビアのファイサル(al-Faisal)外相は、「19人のうち、4人は無関係で生存している」と発表した。3日後の9月23日、BBCは5人目のWaleed Al-Shehri容疑者と、6人目のKahalid Al-Midhar容疑者が生きていると報道した。

    BBC News:Hijack 'suspects' alive and well (2001/9/23)
    Saudi Arabian pilot Waleed Al Shehri was one of five men that the FBI said had deliberately crashed American Airlines flight 11 into the World Trade Centre on 11 September.<中略>Now he is protesting his innocence from Casablanca, Morocco.

    He told journalists there that he had nothing to do with the attacks on New York and Washington, and had been in Morocco when they happened. He has contacted both the Saudi and American authorities, according to Saudi press reports.<中略>

    And there are suggestions that another suspect, Khalid Al Midhar, may also be alive.


    【訳】サウジアラビアのパイロット、ワイード・アル・シェフリ氏は、9月11日にアメリカン航空11便を世界貿易センターに激突させた5人の1人として、FBIから名指しされた。その彼がモロッコのカサブランカで無実を訴えている。当日はモロッコにいたため、NYとワシントンのテロとは無関係だ、と報道陣に語った。もう1人の容疑者ハリド・アル・ミダル氏も生きているらしい。

    サウジアラビアのナエフ内相は、2001年9月23日に「19人のうち、7人のサウジアラビア人は無関係であり、消息も確認した」と発表している。さらに約1年後、主犯のモハメッド・アタも生存している、という報道まで現れた。

    Gardian:Father insists alleged leader is still alive (2002/9/2)
    The father of Mohammed Atta, the alleged ringleader of the September 11 attacks, said in an interview published yesterday that his son was still alive.

    "He is hiding in a secret place so as not to be murdered by the US secret services," Mohammed el-Amir Atta, 66, told the German newspaper Bild am Sonntag. He also vehemently denied that his son - believed to have flown the first plane into the World Trade Centre - had taken part in the atrocities, blaming them instead on "American Christians". <中略>

    "As I saw the picture of my son," he said, "I knew that he hadn't done it. My son called me the day after the attacks on September 12 at around midday. We spoke for two minutes about this and that."

    "He didn't tell me where he was calling from. At that time neither of us knew anything about the attacks."

    【訳】主犯格モハメッド・アタの父親は、ドイツ紙『ビルト・アム・ゾンターク』に、息子は生きている、と語った。「アメリカのシークレット・サービスの暗殺を恐れ、秘密の場所に隠れている」と明かし、息子が世界貿易センターへのテロに関与していない、アメリカのキリスト教徒の責任だ、としている。「息子の顔写真を見たときに、犯人は息子ではない、とわかっていた。事件の翌日9月12日の日中に息子から電話があり、2分間話をした。どこから電話してきたのかは、わからない。そのときはお互いにテロのことを知らなかった」という。

    主犯格のアタ容疑者の場合は、1年後の父親による述懐なので差し引いて読まなければいけないが、事件の12日後(2001年9月23日)までに7人の生存が確認され、1人の生存が憶測されている。にもかかわらず、FBIもアメリカ政府も犯人を訂正しない。日本のマスコミでも完全な素通りではなかったか。

    最初に貿易センターに突っ込んだ「AA11便」の場合は、5人ではなく、2人でハイジャックしたことになってしまった。万が一、主犯格のアタが生きているとなると、あの壮大なテロ事件の幕開けとなった最初の1機目は、たった1人でハイジャックされ、乗務員11人を押さえ込みながら、NY貿易センターに向かったことになる。

    警察(FBI)発表を鵜呑みにしてはいけない。

    追加(2006/8/5):「犯人の生存発表」の意味するところは、盗まれたIDが使われたということだ。よって「顔写真の犯人がいない」ことを意味しない。もちろん「顔写真のハイジャック犯がいる」という証拠もなにもない。

    ■追加1:「Al-Shehri」という名前がやたらと多いが・・・
    最初に突入した「AA11便」に2人の「Al-Shehri(Shihri)」があるが、彼らは兄弟だ。
    Arab News:Al-Shihri says sons missing for 10 months (2001/9/17)
    Muhammad Ali Al-Shihri added that he did not know that his sons, Wael and Waleed, had traveled abroad, although he said that he had lost track of them some months ago.

    ■追加2:主犯Atta(アタ)の空港映像について
    初出日時は不明だが、FBIのHPに、主犯Attaのポートランド空港映像がある。WIKIPEDIAの拡大映像はこちら。主犯AttaとAl-Omoriは一緒に行動し、ポートランドで1泊し、当日朝6:00に「ポートランド→ボストン」便に乗り、7:45に「ボストン→ロサンゼルス」AA11便に乗り、ハイジャックしたことになっている。

    FBIは前日のポートランドでの動き、ならびポートランド空港での映像は公開しているが、肝心のボストン・ローガン空港での映像がない。ローガン空港の朝は混み合ってはいるが、犯人の2人は額に汗を流しながら、ギリギリで搭乗したことになっている。映像は必ずあるはずなのだが。

    ■追加3:ハイジャック犯の搭乗映像の初出は2004年7月21日
     AP通信は、事件の2年10ヵ月後になって、ペンタゴン突入組のワシントン・ダレス空港搭乗の映像を入手した、という記事を掲載した。このような映像が3年近く、どうして公表されないのか。AP通信の記事は、「The 9-11 Commission Report」が発表される前日のリーク報道であり、政治的な臭いが漂っている。

    ■追加4:アタの父親は「息子は無関係」の前言撤回? CNNの印象操作記事?
    CNN:Atta's father praises London bombs (2005/7/20)
    El-Amir said the attacks in the United States and the July 7 attacks in London were the beginning of what would be a 50-year religious war, in which there would be many more fighters like his son.

    ■参考サイト:
  • EIGHT of the alleged September 11th Hijackers are Alive
  • 9.11テロのハイジャック機は遠隔操作されていた!?
  • WIKIPEDIA:Waleed al-Shehri
  • ヒロさんの「911テロ」シリーズの一覧
  • posted by ヒロさん at 06:55 | Comment(7) | TrackBack(1) | 911真相究明

    2005年07月22日

    ロンドン爆破テロ:英政府「自作自演」説が早くも大人気

    ロンドン爆弾テロから5日後の報道 CBC News:「Evidence indicates 4 suicide attackers carried out London bombings」(2005/7/12)では次のように報じていた。
  • 「自爆犯」の4人のうち3人は、West Yorkshires州Leeds市に住むパキスタン系イギリス人。(同市の市議会員がAP通信にコメント)
  • 4人はレンタカーでLuton(ロンドン北50キロ)に向かい、ここから列車に乗り、ロンドンのKing's Crossへ。
  • 8:30頃、King's Crossの構内監視ビデオが4人の映像をとらえる。

  • 最初の4日間は「1つの可能性」としてノーコメントだった警察当局も、イスラム過激派による「自爆説」を肯定し始めた。リーズ市の6ヶ所で家宅捜査が行われ、「自爆犯」と見られる4人のうち、少なくても3人はこのリーズ市のパキスタン系イギリス人であることが判明した。

    その後、この自爆説を有力とみる報道が進み、犯人4人やその協力者たちの名前も明らかにされる。

    毎日:<ロンドン同時テロ>事件に関与は8人か 未解明の疑問も(2005/7/17)【抜粋】
    自爆犯の4人:
  • モハメド・サディク・カーン容疑者(30)…エッジウェアロード駅付近の爆破に関与
  • シェへザド・タンウィール容疑者(22)…リバプールストリート駅付近の爆破に関与
  • ハシーブ・フセイン容疑者(18)…バスの爆破に関与
  • ジャーメーン・リンゼー容疑者(19)…キングズクロス駅付近の爆破に関与
    爆弾製作の協力者:
  • マグディ・ナシャル容疑者(33)…爆発物製造に関与(警察は未公表)

  • 爆破犯3人と爆弾製造関与1人(マグディ・ナシャル容疑者)が、リーズ市在住のパキスタン系イギリス人。ジャーメーン・リンゼー容疑者のみが、ジャマイカ系イギリス人である。

    ◆ソース同上
     一方、16日付のミラー紙はルートン駅からロンドンに向かう際に実行犯が往復切符を購入し、車の駐車料金も前払いしたと報じた。死を覚悟したはずの自爆テロリストらしからぬ行動で、同紙は「時限式の爆弾と聞かされていたが、即座に爆発したのでは。首謀者は実行犯の口封じを図ったのだろう」との捜査関係者の見方を紹介した。

    このミラー紙(Mirror)では、1)なぜ列車の往復切符? 2)なぜレンタカーの駐車チケットを律義に払う? 3)自爆の前に「アッラーは偉大なり」という言葉を聞いたものはいない、4)自爆ならば、どうして爆弾を体に巻きつけず、リュックを使うのか? などの疑問を挙げている。

    爆破犯の4人は「自爆」ではなく、「タイマーをセットすれば逃げる時間がある」と指示されて、嵌められたのではないか、という推測が強くなってくる。で、誰に嵌められたのか、ということだが、イギリス政府当局も絡んでいる可能性が出てきた。爆破事件のあった当日の夕方、BBC Radio 5 で次のようなインタビューが流されたという。

    ◆ネットソース:Prison Planet Com:London Underground Bombing 'Exercises' Took Place at Same Time as Real Attack (2005/7/13)
    POWER: At half past nine this morning we were actually running an exercise for a company of over a thousand people in London based on simultaneous bombs going off precisely at the railway stations where it happened this morning, so I still have the hairs on the back of my neck standing up right now.
    HOST: To get this quite straight, you were running an exercise to see how you would cope with this and it happened while you were running the exercise?
    POWER: Precisely, and it was about half past nine this morning, we planned this for a company and for obvious reasons I don't want to reveal their name but they're listening and they'll know it. And we had a room full of crisis managers for the first time they'd met and so within five minutes we made a pretty rapid decision that this is the real one and so we went through the correct drills of activating crisis management procedures to jump from slow time to quick time thinking and so on.

    インタビューに答えたのは、ロンドンのセキュリティ・コンサルティング会社(Visor Consultants)の経営者Peter Power氏だ。彼はイギリス警察の元高官で、テロ対策班に従事した経験もある。彼の証言によると、従業員1000人のある会社に対して、7月7日の当日、まったく同じ時間帯に、地下鉄爆弾テロを想定した非常事態訓練を行っていたという。しかも「テロを想定していた駅(複数)がまったく同じだったので、今でも鳥肌の立つ思いだ」というのだ。

    これが本当だとすると、イギリス情報機関による「自作自演説」がこれから執拗に続くことになる。なにしろ、「全く同じ時間帯にテロ対策プログラムを行っていた」というパターンは、2001年9月11日の朝の、まったく同じ時間帯に、ペンタゴンが航空機ハイジャックテロを想定した演習を行っていた(=そのため、空軍機は緊急発進しなかった)というパターンと重なり合うからだ。

    イギリス政府による「自作自演」の陰謀を疑う人たちは、以下のように推理している。

    Paul Joseph Watson:How the Government Staged the London Bombings in Ten Easy Steps 【要約】
  • 危機管理会社を雇い、まったく同一パターンのテロを想定した演習を行う。万が一「アラブ人」が事前に捕まった場合は、警察に対して「彼らは演習の参加者だ」と説明する。
  • 4人のアラブ人を雇い、「ロンドンをテロ攻撃から守るための重要な訓練」に参加してもらう。
  • 確実にビデオカメラに映る場所に、4人を集合させる。
  • 留守中に彼等の自宅に「爆発物」などの証拠を残す。
  • 爆発予定地には、内密に「事前予告」をし、テロに巻き込まれないように警告する。この情報がリークされた場合は、飽くまでもシラを切る。
  • 爆破のあとは「電気障害」というニュースを流しつつ、協力者4人の全員が死亡したことを確認する。その後の「公式発表」と矛盾する監視ビデオがあれば、これを抹消する。
  • 数時間後、「アルカイーダ」の犯行声明をポストに投函する。
  • 最初の4日間は公式発表を控え、あたかも「真相究明」が進んでいるかのように世間に思わせる。

  • 7月21日に、ロンドンで再び爆破事件が起こっているが、「陰謀説」から目をそらすための、追加撹乱措置と考えられなくもない。「自作自演」または「情報局がテロ組織に事前リーク」という線は、今後も要注目である。


    ■関連サイト:
  • ジャパン・ハンドラーズとアメリカ政治情報:海外、独立系メディアで流布される、ロンドン・爆破テロの「語るに落ちる」真相(2005/7/17)
  • 田中宇:怪しさが増すロンドンテロ事件(2005/7/19)

    ■追加1:本文中の「地下鉄爆弾テロを想定した非常事態訓練」は、公共性ある防災訓練ではなく、民間コンサルタント会社が、特定の企業向けに「地下鉄テロを想定した、避難訓練をやっていた」ということです。

    ■追加2:在英大使館からイギリス在留邦人へのメール
    ロンドン地下鉄等での爆発・爆発未遂事件(7月21日)について

    在英国日本国大使館
    7月21日19:00現在

    「当館が報道等をもとに、本件の概要を取り纏めましたので、邦人の皆様に提供致します。」

    1.ロンドン警視庁は、21日午後、ロンドンの地下鉄の3つの駅及びロンドン市内を走るバスにおいて小さな爆発あるいは爆発未遂があったことを確認した。事件があったのは、ロンドン西部のシェファーズ・ブッシュ(Shepherd’s Bush)駅、中心部のウォーレン・ストリート(Warren Street)駅及び南部のオーバル(Oval)駅の3つ。爆発のあったバスはロンドン東部のハックニー(Hackney)地域にあるハックニー・ロード(Hackney Road)を走っていた26号系統である。

    2.報道によれば、目撃者の話として、ウォーレン・ストリート駅では地下鉄が駅に到着した直後、1人の男の乗客の背負っていたリュックサックが爆発したと伝えられ、オーバル駅では地下鉄が発車する直前1人の男の乗客がリュックサックを置いて逃げ、そのリュックサックが爆発したと伝えられている。オーバル駅で当初疑われた化学爆弾の使用はその疑いがないことが分かった。爆発のあったバスは2階建てで2階部分の窓ガラスが吹き飛んだとそのバスを運転していた運転手からバス運行会社に連絡が入ったと報じられている。

    3.事件直後ぶら下がりの記者会見に応じたロンドン警視庁のイアン・ブレア警視総監は、爆発そのものはいずれも今月7日に起こったものよりも小規模だった模様であるが、「重大な事件(serious incident)」であると述べ、市民に今いる場所にとどまるよう呼びかけた。その後、午後4時前に再度ぶら下がりの記者会見に応じたブレア総監は、事態は収束しつつある(the situation was coming under control)と述べた。

    4.訪英中のハワード豪首相と会談中であったブレア首相は、会談を中断し、COBRAと呼ばれる有事対応の会議に出席し、その後3時40分頃から記者会見を行った。同会見の中で、ブレア首相は、この事件を些細なものと見ることはできないが、犯人のねらいは我々をおびえさせることにあり(aim to scare us)、本事件に冷静に対処するよう国民に呼びかけた。

    5.爆発のあった3駅からは乗客が避難し、駅周辺は封鎖されている。ロンドンの地下鉄は爆発のあった駅を通っている路線を中心に5路線の全部又は一部で運行を停止し、爆発のあった3駅以外の駅もいくつか封鎖している。いくつかの鉄道も運行を停止している。

    6.現在までのところ、この事件による負傷者は確認されていない(ウォーレン・ストリート駅で1名が負傷との情報もあり。この1名が上記リュックサックを背負っていた男との情報もあり)。

    7.なお、事件との関係は不明であるが、同日午後3時半頃首相官邸のあるダウニング街から大通りに出たすぐ外のところで1人の男が武装警官によって逮捕されたほか、もう1名がその近くで逮捕されたとの情報がある。上記大通りであるホワイトホール(中央省庁の庁舎が建ち並ぶ通りでもある)も封鎖された。

    8.21日午後17時50分より、ブレア英警視総監及びリビングストン・ロンドン市長の記者会見が行われたところ、要旨以下の通り。
    (1)シェパーズ・ブッシュ、ウォーレン・ストリート、オーバルの各地下鉄駅、及びハックニー・ロードのバスにおいて、爆発の試み(attempt)があった。(質問に対し)「試み」というのは、幾つかの爆発物は爆発しなかったということである。犯罪者は殺戮の意図を有していた。
    (2)警察、救急(消防)当局は迅速かつ適切に対応した。(リビングストン市長より、当局の対応を賞賛するとの発言あり。)
    (3)現場に残された物証は今後の捜査に大いに資するものである。
    (4)ロンドンは(危機の)状況を乗り越えて通常のビジネスに戻っている。
    (5)(質問に答え)7月7日の事件との関連、アル・カーイダとの関連は今のところ不明。検証には時間を要する。
    (6)救急車で運ばれた負傷者がいるとの情報はないが、1名の負傷者がいるとの報道があることは承知している。

    ■追加3(2006/7/25):911の真相解明に迫る!
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  • posted by ヒロさん at 08:07 | Comment(9) | TrackBack(3) | 国際政治/謀略

    2005年07月16日

    日本語は数を勘定しやすい言葉だから、国際語として最適だ

    「フランス語は数を勘定できない言葉だから、国際語として失格しているのもむべなるかなという気がする。そういうものにしがみついている手合いが反対のための反対をしている。笑止千万だ。」

    この石原都知事の発言に傷ついたフランス語教師たちが、損害賠償の裁判を起こしている。ご苦労さん。「フランスからは一流の数学者も出ている」とか、ムキになって反論している人たちもいるが、まさか「勘定できない」を字面通りに受け取っていないでしょうね。エスプリの国じゃなかったの?

    フランス語の数の体系は「ひどい」。酷いということを素直に認めたまえ。フランス語をやったことのない人は、こちらの表(フランス語の数体系)をザッーと眺めてみてほしい。

    英語では11と12が変則的で、13〜19は「.....teen」となるが、フランス語では11〜16に「.....ze」という形がきて、17〜19は「10+7、10+8、10+9」の形になる。70以降が特に酷い。71は「60+11」と言い、80は「4×20」になり、93は「4×20+13」、97は「4×20+10+7」ですぜぃ。

    21世紀になってせいせいした。20世紀の末は、1993年、1995年のような拷問のような数字がラジオやテレビの音声で飛び交っていた。1998年は「1000、9×100、4×20、10、8」と発音するんですぜぃ。

    同じフランス語圏でも、スイスとベルギーはこのような愚かな数体系から脱却しており、「70、80、90」に「septante, octante, nonante」という独立した単語を発明して、スペイン語やイタリア語などと同じ体系になっている。

    フランス語では、初学者が1日で「1から100まで数える」ことはまず不可能だ。それに比べて日本語はすばらしい。30分以内に「1から100まで数える」ことができるようになる。ん? よほど賢くないと無理だろうって?

    30分どころか、3分でマスターできるのだ。とりあえず、「英語をネイティブとする人たち」への限定版ではあるが、誰でも3分以内に「日本語で1から10まで」を完全にマスターし、以後一生涯、忘れない覚え方がある。それでは「ヒロさん式、数字マスター術」をここに公開!

    1・・・・・itchy(痒い)
    2・・・・・knee (ひざ)
    3・・・・・sun (お日さま)
    4・・・・・she (彼女)
    5・・・・・go (行く)
    6・・・・・rock (ロック)
    7・・・・・nana (子守り)
    8・・・・・hahchoo (ハクション!)
    9・・・・・cue, queue (行列)
    10・・・・jew (ユダヤ人)


    上記のような英単語を使って、次のような話を聞かせてあげよう。

    Feeling itchy on her knee in the sun, she decided to go to the rock concert with her nana. "Hahchoo!" Oh, she sneezed while waiting in the queue, then a friendly jew offered something to cover.

    【訳】痒く(1)なっちゃったのよ、ひざ(2)が、日(3)に当たっていたら。それで彼女(4)は出かける(5)ことにしたの、ロック(6)コンサートに、つきそいのネーちゃん(7)と一緒にね。でも寒い日だったので「ハクショーン」(8)になっちゃったのよ、コンサートの行列(9)待ちで。でも親切なユダヤ人(10)の人がコートを貸してくれて、助かったわ〜。


    3は「son=息子」を使ってもよし、4を「よん」で教えたければ「yawn=あくび」にしてもよい。最後の「10=jew=ユダヤ人」はTPOによっては扱いが微妙だが、今のところクレームなし。ヒロさんは、今まで10人以上の人たちに、3分以内に「1から10までをマスター」させた実績がございます。

    で、もう少しやる気のある人たちには、11〜19は「10+1」「10+2」で簡単だよ〜と教える。これに加えて、20、30、40が「2×10、3×10、4×10」であることを説明すれば、1から99まで一気に終了。日本語は何てラクチンなんでしょ。国連の公用語にしていただきましょう!

    (でも、中国語と韓国語も同じ数体系なので、なんだかな・・・・)


    ■追加1:英語で「itchy feet」というと、「痒い足」=「旅に出たくてウズウズしている状態」のこと。この成句を知っている人には、「itchy knee(1、2)」は面白がってもらえる。スタートラインのことを「scratch」というが、「日本語は start from scratch(振り出しから始まる)だよ、痒いから」と言うと受けることがある。scratchには「引っ掻く」の意味もあるので。

    ■追加2:「100(ひゃく)」をどう教えたらいいでしょうか。今のところ「here cool」(ここ涼しい)あたりを採用しているが。もっといいやつ、あります?

    ■追加3:ドイツ語、中国語、ヒンディー語の場合
    ◆ドイツ語(オランダ語)の数体系
    ドイツ語やオランダ語では2桁の数字がやっかい。
    15は「5 and 10」、27は「7 and 20」のように言う。
    1985年は「1000、9×100、5 and 80」になる。

    ベルギーではオランダ語とフランス語のバイリンガルの人が多いが、脳内での数字の変換は大変そう。「97」という数字は、純正フランス語の「4×20、17」をオランダ語の「7と90」に変換するわけですから。

    ◆中国語の数体系
    1〜99では日本語と同じであるが、100は「1×100」。
    3桁以上でゼロの扱いが注意。
    「203」=「2×100、0、3」
    「230」=「2×100、3」
    「1002」=「1×1000、0、2」
    「1020」=「1×1000、0、2×10」
    「1200」=「1×1000、2」

    ◆ヒンディー語の数体系
    ヒンディー語は相当勉強した人でも、100まで数えるのは難しい。
    21以上の数字は、25=「5+20」、27=「7+20」の構造なので、ドイツ語に近い。
    ただし語形変化が激しいので、1〜9と10の倍数(20、30、40・・・)を覚えても、28、33、46、57などを類推しにくい。
    面白いのは、9で終わる2桁は、39=「−1、40」、49=「−1、50」のようにいうところ。

    ◆その他言語の数体系
    posted by ヒロさん at 06:33 | Comment(19) | TrackBack(2) | 言語学&コトバ遊び

    2005年07月14日

    「統一教会」って何それ〜、アタシわかんな〜い

    今から17年ほど前のお話。ある晴れた日の日曜日、東京都府中市の郊外にある小さな公園で桜の花を眺めていると、後ろから「こんにちは」と声をかけられた。

    感じのよさそうな20代前半の女性がニッコリと微笑んでいた。彼女ひとりか、と思いきや、もっとあどけない顔をした女性が2人が後ろに控えていた。耳を傾けてみると、この近くで面白いサークル活動があるんですけど、ちょっと覗いていきませんか、という話だった。

    その日はとても気分が晴れやかで、声を掛けてくれた女性が感じのいい人だったこともあり、2つ返事で「じゃあ、行ってみましょうか」ということになった。感じのいい彼女に連れ添っている2人が、いっさい何もしゃべらないことが、ちょっと気になったが、「ああ、これは勧誘の見習い組かな」と心の中で思っていた。何かの宗教か、倫理団体かな、と思いつつ、「何でもみてやろう」の精神でついて行ってみることにしたのだ。

    1〜2分歩いて着いたところは、10〜12世帯は入るかな、という規模の2階建てのアパート風の建物だった。階段を上がって2Fの入口から入ると、壁ぎわに、試着室を思わせるようなカーテンつき‘個室’が並んでいた。

    「30分ぐらいのビデオなんですが、まずご覧いただけますか」

    個室のカーテンが開けられ、ビデオデッキと14インチのTVモニターが置かれてある小さな机の前に座ることなった。ビデオのセッティングが終わり、「play」のボタンが押されると、「30分ぐらいしたら、また来ますね」という言葉を残し、彼女はカーテンを閉めた。

    「サークル」に連れてきて、いきなり「ビデオ」を見せるからには、当然引き込まれるような「仕掛け」を私は期待していた。が、TV画面に現れたのは、ネクタイをしたとても真面目そうな男性だった。黒板に文字を書きながら、「世界観」みたいな話をしている。

    2〜3分ほどこのビデオにつきあったが、はっきりいって面白くない。「オッ!」「あれっ!」と引き込まれるものが何もないのだ。好奇心旺盛な私はビデオはホッタラカシにして、個室から抜け出してみた。私の左隣りの個室をカーテンの隙間から覗き込むと、男性がビデオの前に座っていた。

    辺りを見回したが、私を連れてきた女性たちはいない。どこに行ってしまったのだろうか。建物に入ったときは気がつかなかったのだが、入口の正面にカーテンのかかった部屋があるようで、中から人声が聞こえてくる。この部屋のカーテンの隙間から覗いてみると、中はとても暗いが、提灯か灯篭のようなものががたくさん点いていて、ボソボソと話す声が聞こえる。

    そば耳を立ててみると、どうやら「占い」をやっているようだ。中には10〜20人ぐらいはいただろうか。こっちの方が面白そうなのに、なぜ最初に退屈なビデオなのかな・・・と訝りつつ、こっそりと外に出て、階段を降り、帰途につくことにした。

    この退屈なビデオの内容にそっくりな映像を、昨日17年ぶりに見ることになった。こちらのサイトから、みなさんの感性にマッチしそうなビデオを1つクリックして見てください。(全部見るな〜、最初の1分程度にしておけ〜)

    私が見たのは17年前のことなので、男性講師の顔は違っていたような気がするが、ビデオ映像のスタイルはまさしくこれである! なんと、なつかしの統一教会ビデオに17年ぶりのご対面(涙!)。

    「もしかして、あのサークルは統一教会だったの!」と気づいたのは、5年ぐらいあとになってからのことだ。勧誘してくれた女性は「サークル」としか名乗らなかったし、私が目撃したのは、2分ほどのビデオ映像と、薄暗い部屋での占いシーンだけである。さっさと逃げてきたので、その後の人生に実害はなかったが、大変苦労をされた方々もおられます。

    女優の音無美紀子さん。新体操の山崎浩子さんも涙の会見。私の友人の友人である、桜田淳子さんは、磐石のごとく頑なに信仰を続けておられます・・・深い関心をお持ちの方は、統一教会問題LINK資料集からどうぞ。

    で、リンク集につき合うほどの関心がない方は、以下のソースがよろしいかも。統一教会は、モルモン教、エホバの証人と並ぶ「3大キリスト教カルト」と言われているが、「統一教会」という名称の由来となっている「統一原理」とは、これいかに?

    くろがね広場:人類の敵?(2005/6/29)
     統一原理とは、統一教会の教祖、文鮮明が解明したとされる真理であり、旧約・新約で果たされなかった神様の約束を成し遂げるという意味の成約聖書にあたるものとされ、大きく「創造原理」「堕落論」「復帰原理・摂理」の3本柱があります。
  • 創造原理:<中略>神様は男性性と女性性、そして心と体という二つの性質を統合した存在と規定し、この世は、その神様の性質を投影したものであると説きます。
  • 堕落論:<中略>神様が土からアダムをつくり、アダムのあばら骨からエバを作り、この2人が完成して、この世の支配者となる日を待ち望んでいる過程で、本来天使であったルシファーとエバが、なんと性的関係をもち、さらにエバがそんな堕落した立場のまま、アダムと性的関係を持ったことによって、人類は原罪をもって生まれるようになったのだ、と解きます。
  • 復帰原理:<中略>ここでは堕落直後のアダムとエバからすでに神の復帰摂理がスタートし、それがノア、アブラハム、モーセ、イエスと連綿と引き継がれてきたけれども、みな、その使命を完成することができず(つまり失敗して)今に至っているので、このような世の中になっているが、現在、その神の摂理を完成するべく再臨主がこの世にこられている。それが文鮮明だ。

  • エバとルシファーの性的関係を発端として「堕落」が性病のごとく伝染してしまったのだ。これを救うためには、メシアと「正しい性関係」を結ばなければならない。しかし、メシアさまと交接する機会にはなかなか恵まれないので、「ならば私が!」という主管牧師さまも登場しているかのようである。

    霊感商法、合同結婚式、「血分け」などで有名になった統一教会だが、その後マスコミに叩かれまくり、ブラジルなどの新天地に高飛びして、日本はひと安心と思っていたのだが、最近また騒がしくなってきたようだ。みなさんもご注意ください!


    ■追加1:昔はどこの大学にも「原理研」というサークルがあった。「東洋哲学研究会」が創価学会のサークルであるように、「原理研」は統一教会であることは自明だったのだが、名称からは統一教会であることがわからない、ボランティア団体、募金、姓名判断、占い、旅行、スポーツなどのサークルを偽装しているので、要注意。合宿セミナーにまで行ってしまうと、脱出が大変だ。参考はこちら。
  • 北海道大学新聞会:北大に潜む統一協会に注意(2004年4月号)
  • カルト被害を考える会

    ■追加2:京都の「聖神中央教会」=「統一教会」ではないものの・・・
    くろがね広場:人類の敵?(2005/6/29)
     復帰原理は、それぞれの時代で神様から復帰摂理の使命を託された人物が、その使命を果たせずに今まで来ている、と規定し、それを完成するのが再臨主(=文鮮明)と言っていた。
     ところが、その文鮮明の家庭の長男は麻薬の常習者で、銃砲の愛好者(なんてものじゃない)、そして淫行の限りを尽くす、という状況を見て、とうとう文鮮明は失敗した、と言うものも出てきている。
     要するに、堕落論と復帰原理を突き詰めると、「女性の誤った性関係をただすことが、神様の摂理の最終段階」なんていう、強烈に信じがたい論理をいとも簡単にひねり出しうるわけで、それと文鮮明が失敗したということが合わさると、今度は「私こそ神に選ばれた人物」と錯覚して、文鮮明がやったようにお手つきを始める事を、統一原理では防げないのです。

    ■追加3:「くろがね広場」の統一教会追及シリーズ12本(2005/7/2現在)

  • posted by ヒロさん at 07:08 | Comment(56) | TrackBack(3) | 神話・宗教・民俗学

    2005年07月10日

    NYTのノリミツ・オーニシが騒ぎ立てる「極右映画」

    大学のラウンジに行って、英語の新聞というものを久々に読んできた。ロンドンの爆破テロがどのように報道されているか、をチェックするのが目的だったが、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)のロンドン版を見ると、ニューヨークタイムズ東京支社のノリミツ・オーニシ(←反日で有名な記者)の記事があったので、じっくり読んできた。

    IHT (Norimitsu Onishi):A novelist defines a maturing Japan
    Tokyo -- Groping for a career as he neared 30 a few years ago, Harutoshi Fukui decided to become a novelist while working full time as a security guard. He quit three months after winning a prestigious Japanese literary prize in 1998 for "Twelve Y.O.," a political-military thriller whose title recalls General Douglas MacArthur's infamous comment that Japan was a nation of 12-year-olds.

    【訳】数年前、30才を目前にして自らのキャリアを模索していた福井晴敏は、フルタイムでガードマンをしながら小説家になる決意をした。1998年に『Twelve Y.O.』で江戸川乱歩賞を受賞すると、その3ヵ月後に仕事をやめた。この作品は、政治・軍事スリラーもので、そのタイトル(Twelve Years Old =12才)からダグラス・マッカーサーの「日本という国は12才だ」という悪名高い発言を思い起こさせる。

    福井晴敏(ふくい・はるとし)という名前を聞くのも初めてだが、マッカーサーの「12才」発言も知らなかった。マッカーサーはどんな風に語っていたのだろうか。その昔、私が言語学の「変形文法」でお世話になったチョムスキー氏のサイトからどうぞ。(現在の彼は、超サヨクの反米運動家)

    Deterring Democracy (Noam Chomsky):「3. The "Great Workshops": Japan」
    The racist attitudes of General MacArthur, American proconsul for Japan after World War II, was notorious. Thus, in congressional testimony in 1951, he said that "Measured by the standards of modern civilization, they would be like a boy of twelve as compared with our development of forty-five years," a fact that allowed us to "implant basic concepts there": "They were still close enough to origin to be elastic and acceptable to new concepts."

    【訳】第2次大戦後、日本の総督になったマッカーサー将軍は、人種差別主義者として有名だった。1951年の議会証言で、彼は「近代文明の標準に照らし合わせて、我々が成熟した45才であるとすれば、日本人は12才の少年ごとしだ」と語った。我々には日本人に「基礎概念を刷り込む」ことができる。なぜなら「彼らは発生段階に近く、新しい概念を柔軟に受け入れることができるからだ」というわけだ。

    マッカーサーのメッセージを小説のタイトルにするとは、気骨のある「憂い」の小説家だ。福井晴敏の『終戦のローレライ』はすでに映画化されているが、『亡国のイージス』もこの7月に映画で封切りとか。

    で、ノリミツ・オーニシは何を言いたいのかというと、この『亡国のイージス』の中で、自衛隊が戦後の邦画史上で初めて「戦闘と殺戮」を行うことに注目したいらしい。

    ◆ソース同上
    What is more, Japan's Self-Defense Forces used to participate mainly in "Godzilla" movies that typically featured them keeping public order as the lizard ran amok. But for the first time in postwar Japan, this year's movies, with the full cooperation of the armed forces, show them doing what they have yet to do in the real world: fight and kill.

    【訳】さらに、日本の自衛隊は、かつては映画『ゴジラ』などで公共秩序を守るのが典型的な役割だった。しかし今年公開予定の映画では、戦後の日本では初めて、自衛隊が全面的に撮影に協力し、現実世界ではいまだに控えている「戦闘と殺戮」のシーンを見せることになった。

    この自衛隊の協力は、「防衛庁発足50周年」を記念してのタイアップらしい。中国の「戦勝60周年」がやかまし過ぎると感じる人は、『亡国のイージス』で涼を取るのも悪くないかもしれない。で、韓国の方はというと、少し古い記事だがこんなふうに騒いでいた。

    朝鮮日報:チェ・ミンソの『亡国のイージス』出演に批判集中(2004/9/10)
     チェ・ミンソが日本の極右映画出演のために光州(クァンジュ)国際映画祭への参加を拒否された。<中略>
     映画祭側は最近、チェ・ミンソが日本の自衛隊の再武装を促す映画『亡国のイージス』への出演が決まったという報道を受け、今回の決定を下した。<中略>
     チェ・ミンソの所属事務所は報道資料を通じて「映画『亡国のイージス』は報道で伝えられているような極右映画ではなく、日本自身を批判した作品で日本社会の病弊や無責任さを風刺した映画」と説明した。また、「制作発表会場で阪本順治監督が自衛隊の再武装を強調したという報道も事実とは異なる」と明らかにした。
     日本で『亡国のイージス』の撮影を行っているチェ・ミンソも同様に「報道されたような私が北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のスパイ役を務めるという描写はシナリオのどこにもない。冷徹なカリスマを持ったジョンヒという人物は日本社会の不条理に目覚め、自身のアイデンティティを探す人物」と強調した。

    またまた定番の「極右」ですか。ほかに語彙がないのかね? 小説『亡国のイージス』は1999年の作品だが、同じ年に韓国でヒットした『シュリ』は極右作品ではございませんか? 「北の工作員」と戦う筋書きでは同じだと思うのだが。

    2001年の『JSA』を観ながら、韓国の急速な「左傾化」を感じ取れた人はいただろうか? 日本人はもっと早く気がつくべきだった。映画の力は恐るべし・・・・。

    posted by ヒロさん at 06:38 | Comment(8) | TrackBack(6) | Norimitsu Onishi
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