2006年08月29日

ブッシュ・ネオコン政権を支えるキリスト教右派の狂信

ユナイテッド93便から掛けられたとされる電話で、とても気になることがある。『Let's Roll(さあ、いくぞ)』という最後の言葉を残したトッド・ビーマ(Todd Beamer)。そして、その彼から電話を受け取った電話会社Verizon社のリザ・ジェファソン(Lisa Jefferson)。両者ともに「福音派」のキリスト教徒だったというのだ。

「撃墜された」ユナイテッド93:その証拠と証言の数々
  同社のスーパーバイザーであるLisa Jeffersonは、Beamerと同様、福音派キリスト教徒だった。彼女は15分間にわたる彼との会話を刻銘に記憶している。
  Jeffersonのファートネーム「Lisa」が、Beamerの妻の名前と同じことがわかったとき、Beamerには2人の男の子がいること、3人目の赤ちゃんももうじき生まれること、でも家には無事帰れないかもしれないこと、そして彼の信仰に関する話が明らかに語られたことだろう。
  93便で命を落とす運命を覚悟したとき、BeamerはJeffersonと一緒に「主の祈り」と「詩篇23節」を口ずさんだという。

敬虔なキリスト教徒として、人生最大の危機を前に、聖書の言葉がスラスラと口について出てきたという。彼らがどの程度の「福音主義者」だったのかわからない。一般的な定義では、以下のような信仰の人たちである。

ウィキペディア:「キリスト教根本主義」
  聖書を文字通り一字一句が真実で、誤謬・矛盾は決してないものと考える。字義的解釈が明らかに不可能な際は必要に応じて「柔軟な」解釈を行うが、可能な限り例え話や抽象的な表現だとは考えない。創世記の物語もそのまま、世界の歴史そのものと捉えている。そのため、創世記の記述と直接一致しない科学、特に進化論を受け入れる余地は全くない。アメリカでは、南部を中心に公教育にこうした傾向が反映した時期があり、進化論裁判と呼ばれる一連の裁判で、創造論を学校教育にもちこむ是非が問われた。合衆国州政府では進化論を歴史教科書から削除するところも出て来ている。
  世俗的には、妊娠中絶禁止や同性愛禁止など「アメリカ的生活様式の復活」を主張し、共和党の重要な支持母体として台頭しつつある。
  この立場の教会は自ら「福音派」(Evangelicals)と自称する。但し、全ての福音派がファンダメンタリストではなく、この事に関しては福音派内部にも混同される事を嫌う批判的意見がある。

80年代後半以降、アメリカの共和党を支えているのは、原理主義的なキリスト教の右派勢力である。

◆園田義明『最新・アメリカの政治地図』(講談社現代新書) p52
  キリスト教右派の実力がはじめた発揮されたのが、1988年の共和党大統領候補予備選でのことだった。87年10月1日、後にクリスチャン・コアリションを創設することになるテレビ伝道師パット・ロバートソンが大統領選への出馬表明を行った。共和党5人、民主党7人の候補者が争った88年の大統領選は、結局当時の副大統領であったブッシュ(父)が制することになるが、保守は宗教票という「見えざる軍団」を率いて登場したロバートソンは、アイオワ州党員集会でブッシュをしのいで2位に躍り出るなど「ロバートソン旋風」を巻き起こす。ロバートソンの台頭にいち早く歓迎声明を出したのがドール候補(当時上院院内総務)である。「新しいグループが共和党に入ってくることは大いに結構」と表明した。以後、十字架に集う票が選挙戦の行方を左右するようになった。
(ネットソース)

かつてアメリカのテレビ伝道師としては、ビリー・グラハム(Billy Graham)とジミー・スワガート(Jimmy Swaggart)が有名だったが、この2人を凌いでのし上がってきたのが、パット・ロバートソン(Pat Robertson)である。1989年にクリスチャン・コアリション(Christian Coalition=キリスト教徒の連帯)を結成する。

◆ソース同上 p57
クリスチャン・コアリションは、1989年9月、元共和党大統領候補であり、テレビ伝道師で知られたパット・ロバートソンが、会員25万人を集めて設立した。発足以後、目覚しい発展を遂げ、「共和党最大の利益団体」に成長する。現在の会員数は200万人程度とされ、共鳴者も含めると共和党固定支持票の3分の1を占める勢力と言われている。

クリスチャン・コアリションなどのキリスト教保守派は、同性愛や人工中絶に反対し、伝統的な「家族の価値」を唱える。一方、「ネオコン」こと新保守主義者は、個人主義というリベラル思想は「社会不安」の温床になるとして、エリート集団が「崇高なるウソ(noble lie)」を使ってでも、国民の絆を強めるべきだとする。

両者の思惑は合致している。「崇高なるウソ」を使ってでも倒すべき相手は、かつては「悪の帝国」ソ連の共産主義であり、民主党政権時代はセックススキャンダルのビル・クリントンであり、そして90年代半ばからはイスラム教徒に矛先が向けられ始めた。

◆ソース同上 p50
  2002年11月14日、コリン・パウエル国務長官は、テレビ伝道師で知られるキリスト教指導者の発言に対して強い非難を行った。非難の相手は「クリスチャン・コアリション」の元総裁、パット・ロバートソン、バプテスト教会の牧師でありホワイトハウスのアドバイザーも務めるジェリー・ファルウェル、そしてペンテコステ派のジミー・スワガートである。
  ロバートソンは、クリスチャン・ブロードキャスティング・ネットワークのニュース番組で「イスラム教徒は、ナチスよりも質が悪い。ヒトラーも悪いが、イスラム教徒がユダヤ教徒に行いたいことはもっとひどいものだ」と発言、一方ファルウェルは、CBSの番組で「ムハンマドはテロリストだったと思う」と語る。そして、かつて売春婦を巡る不品行を認めてスキャンダルとなり聖職位を剥奪されたジミー・スワガートは、ムハンマドを「性倒錯者」「変質者」と呼びイスラム教徒の国外追放を要求する。
  これらの発言は、イスラム教徒から大きな批判の対象となったが、パウエル国務長官も「この種のイスラム教徒への憎悪は、拒絶されなくてはならない」と語る。

国際協調派のパウエルがこれを諫めようとしたが、効き目はなかった。「ムハンマドはテロリスト」であり「性倒錯者」であると罵倒する流れは、2006年には国境を越え、イスラム教徒を挑発する巨大なメディア装置ができあがったかのようだ。(参考:「天国で10人の処女が待っている」:デンマーク新聞の風刺画

パット・ロバートソンをはじめとする原理主義者は、シオニズムと大イスラエル主義に肩入れしている。聖書に「神が約束の地を与えた」と書かれているからだ。2004年にブッシュが再選を果たすと、「神のお告げ」のオンパレードである。

The Nation:Lord Knows What Robertson Wants(2004/1/7)
"I think George Bush is going to win in a walk. I really believe I'm hearing from the Lord that it's going to be a blowout election in 2004," he told his television flock, citing several days of prayer at the end of 2003. "The Lord has just blessed him. I mean, he could make terrible mistakes and comes out of it. It doesn't make any difference what he does, good or bad; God picks him up because he's a man of prayer, and God's blessing him."
【訳】「神はブッシュを祝福した。ブッシュはとんでもない間違いをするかもしれない。だが、彼が為す『善・悪』の違いなど問題ではない。神が『祈りの使徒』ブッシュを選び、その彼を今祝福しているからだ」

「神のお告げ師」ロバートソンは、2006年1月、イスラエルのシャロン首相が脳卒中で倒れたことを「ガザ地区という神の土地をパレスチナに引き渡した天罰だ」と宣言している。最近では「アメリカが悔い改めなければ、今年中にアメリカ北東部に津波が襲いかかる」と大予言まで始めている。

パット・ロバートソンの「本性」は、2005年8月23日のテレビ放送で全開となった。反米左翼のベネズエラのチャベス大統領をサッサと暗殺してしまえ、と放言したからである。



人気コメディアン・キャスターJohn Stewartの『Daily Show』もこれに噛みついた。FOXテレビの保守派コメンテーターたちも「彼の時代はもう終わった」「もう引退するべき」として切り捨て始めている。

狂信的なキリスト教原理主義者は、アメリカのネオコン共和党と「運命共同体」の道を歩み続けるのだろうか。

■■■■■■十■■■■■■  

話をユナイテッド93に戻そう。93便の英雄から電話を受けたリザ・ジェファソンは、偶然にも英雄の妻と同じ「リザ」という名前だった。偶然はこれに留まらない。

Beliefnet.com:Interview with Lisa Jefferson, the phone supervisor who took Todd Beamer's call from United Flight 93 on 9/11
  And at Verizon Airfone, when we went to call the authorities and the FBI to report this to the emergency center, the emergency operator’s name was also named Lisa.
  That’s why I said this was all planned. You know, it was just something in God’s hands that he had a plan.
【訳】Verizon Airfone社から、当局とFBIに電話を掛けたときのことです。電話を受けた緊急センターのオペレータの名前も「リザ」でした。すべてお仕組みだったのです。神の手の中で起こった何かだったのです。

シンクロニシティというは、よく起こるものである。英雄ビーマの妻と、私の名前は同じだった。警察に電話してみると、そのオペレータも私と同じ名前だった。福音主義者のリザ・ジェファソンの舞い上がりのさまが目に見えるようだ。このシンクロが彼女に『Called』という本を書かせた。ビーマからの電話は、神からの電話だったのだ。

リザ・ジェファソンは、9:45〜10:00の15分間、ビーマと話を続けた。ビーマが「Let's Roll」と言って電話を放したあとも、なぜか通話は切れなかった。その後、無音になったままの通話をなんと15分も待ち続け、社内の無線連絡で「93便が墜落した」ことを知って、呆然となったという。彼女は、英雄の妻リザに「約束の電話」を掛けなかった。

このときの通話録音は抹消されて存在しない。4日後、FBIがビーマの妻に手渡したのは、通話内容のスクリプトである。その直後に、リザ・ビーマはリザ・ジェファソンと電話で話をしている。その後2人は、一緒にテレビ番組にも出演するなど、交友も深めたようだ。

リザ・ジェファソンは夫と一緒に、ペンタゴンなどから大規模な受注を受けるVerizon Airfone社で働いている。リザ・ジェファソンは、911テロはイスラム過激派の犯行であると信じて疑わないことだろう。「悪のイスラム」に鉄拳を下すブッシュを、神の化身して崇めているのだろうか。
posted by ヒロさん at 07:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | 国際政治/謀略

2006年08月26日

CNN特集「911のウソ」と上院予備選、そして国際情勢

911同時多発テロの真相究明は、8月9日にアメリカで放映されたCNN特集レポート「9/11 Lies」によって、大きく状況が変わってきた。これは今後のアメリカの政情に激変が起こる予兆でもある。



アメリカの防空をつかさどる北米防空司令部(NORAD)と、民間機の管制を担当する連邦航空局(FAA)が、911調査委員会にウソを報告していた、という内容である。

これはCNNの特ダネではなく、ベースになっているのは8月2日のワシントンポスト紙の報道と、911調査委員会の委員長による、ソフトな内情暴露本である。

Washington Post:「9/11 Panel Suspected Deception by Pentagon」(2006/8/2)
  Maj. Gen. Larry Arnold and Col. Alan Scott told the commission that NORAD had begun tracking United 93 at 9:16 a.m., but the commission determined that the airliner was not hijacked until 12 minutes later. The military was not aware of the flight until after it had crashed in Pennsylvania.
  These and other discrepancies did not become clear until the commission, forced to use subpoenas, obtained audiotapes from the FAA and NORAD, officials said. The agencies' reluctance to release the tapes -- along with e-mails, erroneous public statements and other evidence -- led some of the panel's staff members and commissioners to believe that authorities sought to mislead the commission and the public about what happened on Sept. 11.
  "I was shocked at how different the truth was from the way it was described," John Farmer, a former New Jersey attorney general who led the staff inquiry into events on Sept. 11, said in a recent interview. "The tapes told a radically different story from what had been told to us and the public for two years. . . . This is not spin. This is not true."

【訳】アーノルド少佐とスコット大佐は911調査委員会で、NORADによるユナイテッド93便の追跡は9:16に開始された、と語った。しかし調査委員会は、ハイジャックされたのは、さらに12分後だと結論した。軍部は墜落の後になってから93便のことを知った。
  このような食い違いは、調査委員会が召喚状を使ってFAAとNORADから管制テープを入手するまでわからなかった。FAAとNORADは、テープのみならず、Eメール、発表内容などの証拠を出すのをためらっていたが、このことによって調査委員会メンバーは、当局が調査委員会と国民を欺こうとしていると信じるにいたった。
  911調査委員会の上級顧問を務めるジョン・ファーマー(John Farmer)元ニュージャージー州司法長官は、こう語る。「報告内容と真実の差に驚いている。テープが語る内容は、この2年間、公式に語られてきた内容とは凄まじく異なっている。真実ではなかったのだ」

CNN報道にも出ていた通り、話が食い違っている。

  • 調査委員会におけるペンタゴン上層部の証言によると、ユナイテッド93便のハイジャックをFAAがNORADに伝えたのは、9:16で、「墜落の47分前」だった。
  • しかし(FAAのテープを調べた結果)実際は「墜落の3分後」に知ったという。

    ワシントンポストの記事は、調査委員会のキーン、ハミルトン両委員長による内情暴露本『Without Precedent(前例なしに)』から、リークを受けての発表であろう。

    暗いニュースリンク(2005/8/25)
    つい先日には、米政府調査委員会の委員長を務めたトーマス・キーンが調査報告の内幕を綴った新著『Without Precedent: The Inside Story of the 9/11 Commission』も発売されたばかりだが、それによるとさらに以下のような調査歪曲の裏事情が浮上している。
    * 事件当時のニューヨーク市長ルドルフ・ジュリアーニへ突っ込んだ質問をするつもりが、マスメディア各社の市長擁護論に影響を受けて、委員会側は態度を軟化させ責任追及しなかった。(事件当時英雄視されたジュリアーニ市長だが、現在ではテロ被害拡大の責任を問う声が大きい。また、同氏の側近で当時の警察署長バーナード・ケーリックは汚職まみれだった事実が判明し、後に有罪判決を受けている。2008年大統領選挙出馬を目論むジュリアーニにとって、9/11テロでのリーダーシップは最大の売りになるはずだったが、最悪の問題になる可能性が高い)(追記:これを書いている最中に、ジュリアーニ市長の広報代理を務めていたマーティン・バレット氏(49歳)がニューヨークの自宅で全裸の死体となって発見されたというニュースが配信された。死因は絞殺で、死の直前に迎えていた客の行方を追っているとのこと。)
    * アルカイダのテロ活動の動機として、アメリカのイスラエル擁護姿勢が焦点として挙げられたが、「9/11テロの要因にイスラエルとの外交関係が指摘されるのは好ましくない」という一部委員の反対で軽く触れられる程度に変更された。(「イスラエルのためのイラク戦争」という批判が起きないよう配慮していたのだろうか?)

    ジュリアーニ元市長は、ワールドトレード・センターの瓦礫を、本来の調査担当であるFEMA(連邦危機管理庁)にも触らせずに処分してしまった張本人である。次期大統領選で共和党候補になるというウワサもあったが、これで彼も政治地図から消滅していくだろう。

    常にタブーとされてきた「イスラエルとの関係」についても触れているところが、静かに火花を散らす爆弾の導火線を思わせる。

    8月8日には、コネチカット州上院選挙の民主党代表を決める予備選があったが、ブッシュ擁護姿勢を打ち出す現職候補が「新人」に敗北した。アメリカの上院・下院選挙では、本選で「現職」が勝つ確率は95%である。つまり、選挙をしても、20人に1人しか顔ぶれが変わらない、現職が圧倒的に有利な政治地図なのである。それが、こともあろうに、予備選の段階で「現職」が姿を消してしまったのだ。

    朝日:民主上院予備選、大物現職が敗北 イラク戦争容認があだ(2006/8/9)
      11月の米中間選挙を前に、民主党のコネティカット州上院予備選が8日投開票され、00年の大統領選で同党の副大統領候補だったリーバーマン上院議員(64)が、新顔の事業家で「米軍のイラク早期撤退」を掲げたラモント氏(52)に52%対48%の得票率で敗北を喫した。
      リーバーマン氏がイラク戦争を容認し、ブッシュ政権寄りの姿勢をとっていたのが敗因とみられる。現職上院議員が党内の予備選で敗れるのは異例で、イラク政策に対する草の根の批判の強さが浮き彫りになった形だ。民主党左派やインターネットのブロガーが全国的にラモント氏を支援、旋風を起こした。

    これは「草の根」の反戦運動や、ブロガーの連帯が実を結んだ勝利、と単純に見るべきではない。敗れた現職のリーバーマンは、2000年の大統領選挙で、民主党の副大統領候補となった人物だ。選挙不正が疑われた「ブッシュ&チェイニー」vs「ゴア&リーバーマン」の大接戦の選挙である。

    Chosei's Weblog:先週の火曜日の8月8日の夜、何かが起こった(2006/8/12)
    2000年の大統領選挙の本当の敗因がリバーマンであるとされているがその事を口にするのもタブーである。リバーマンもオーソドックス・ユダヤ教のユダヤ人で、彼の出生地のスタムフォードはコネティカット州の中流階級の人たちの町で最も上流階級の人だけが住むグリニッチともう一つの裕福な町、デリアンに囲まれている。そしてそのリバーマンの対抗馬で無名の民主党左派の上院議員候補者のラモントはグリニッチの住人であり、ラモントの政治的野望は最もラジカルでリベラルな思想の今アメリカ国民が一番関心のある話題のアメリカ軍をイラクから撤退する事を掲げ、リバーマンがブッシュ・チェイニーのイラク参戦を支持した事を糾弾した事が小差ながらも勝因に繋がった。そのアフターショックが一夜にして共和党のホワイト・ハウスから共和党の息のかかったウォールストリートまで及んだ事である。

    リーバーマンの敗北によって、ウォール街を取り巻く大財閥が、大挙して「イラク撤退」と「イスラエル支持の撤回」に動き出している、ということだ。共和党政権に巣食うネオコンつぶしが始まったと見る。

    現職を破った新人のラモント氏は、政界では新人であるとはいえ、アメリカの大財閥が全面的にバックアップするに足りる「超大物」候補である。

    Wikipedia:Ned Lamont
    Lamont grew up in Syosset, New York, and is an heir to the fortune of his great-grandfather, Thomas W. Lamont, who was a partner of the banking and finance firm J. P. Morgan & Co.

    この流れを、911の真相究明運動の流れを交えながら、整理してみよう。

  • 3月・・・・俳優チャーリー・シーンが陰謀説を支持、CNN「Showbiz」に登場
  • 4月・・・・ユニバーサルが映画『United 93』を配給
  • 6月・・・・シカゴとロサンゼルスで真相究明会議
  • 7月・・・・陰謀論者がTV画面に続々と登場
  • 7月末?・・・・911調査委員長がソフトな暴露本『Without Precedent』を出版することが明らかに
  • 8月1日・・・・『Vanity Fair誌』でNORAD交信テープが公開
  • 8月2日・・・・『Washington Post紙』がユナイテッド93便をめぐる「ウソ」を指摘
  • 8月8日・・・・コネチカット州上院予備選で大激変
  • 8月9日・・・・CNNが「911のウソ」という特集
  • 8月9日・・・・パラマウントが映画『World Trade Center』を配給
  • 8月10日・・・・イギリスでテロ未遂事件
  • 8月13日・・・・レバノンでイスラエルとヒズボラが停戦

    イギリスのテロ未遂事件は、アメリカがイギリスの諜報部に依頼したヤラセ事件であろう。ニューヨークタイムズのコラムニストは次のように書いている。

    暗いニュースリンク: クルーグマン「恐怖への期待」(2006/8/15)
    さらに無責任でたぶんもっと皮肉な事:NBCの報道によれば、最新のテロ計画捜査で、英国側と米国側では逮捕の時期を巡って論争があったという。まだ容疑者が実行の準備もしていない段階で−容疑者は航空チケットを入手しておらず、一部の容疑者はパスポートも取得していない−英国側捜査陣は証拠集めのためにさらなる監視を求めていた。しかしNBCの報道によると、アメリカ側は早い時期での逮捕を要求したのだ。

    【原文】More fecklessness, and maybe more cynicism, too: NBC reports that there was a dispute between the British and the Americans over when to make arrests in the latest plot. Since the alleged plotters weren't ready to go ― they hadn't purchased airline tickets, and some didn't even have passports yet ― British officials wanted to watch and wait, hoping to gather more evidence. But according to NBC, the Americans insisted on early arrests.(ソース)

    「10機の航空機をハイジャックする計画」というのは、妄想もはなはだしい。アメリカ政府が8月10日を選ばせた理由は、直接はレバノン停戦に向けた動きだが、8月8日の政局激変で大打撃を受けたことに対する、巻き返し策の1つであろう。「アルカイダ」はブッシュ政権に不利なことが起こったときに登場する、という法則どおりである。

    今回のテロ未遂は、アメリカCIAが完全に牛耳っているパキスタン諜報部ISIとの連携プレイである。この連携プレイは、ネオコンの最後の抵抗なのだろうか。あるいは、田中宇が言うような、ネオコンとイスラエルを暴走させるための「仕掛け」なのだろうか。

    ■資料1:アメリカの映像メディア地図(広瀬隆『アメリカの経済支配者たち』)
    1) CNN、ワーナー・・・・モルガン
    2) CBS、パラマウント・・・・ロックフェラー
    3) ABC、ディズニー・・・・ロックフェラー
    4) NBC、ユニバーサル・・・・モルガン
    5) FOX、二十世紀FOX・・・・モルガン
    6) ディレクTV・・・・モルガン+ロックフェラー

    ■資料2:ユナイテッド93の撃墜説
  • 「撃墜された」ユナイテッド93:その証拠と証言の数々

    ■つぶやき:CNN特集は、ユナイテッド93便の「撃墜説」をサポートしない
  • 私も勘違いしていたので、ここで訂正したい。CNN特集やワシントンポスト記事は、ユナイテッド93便が「撃墜された」とする説のサポートにはならない。元々は「墜落の47分前に知っていた」のが、FAAのテープで明らかになったところによれば、「墜落の3分後に知った」ことになるので、撃墜するにもしようがない、という結論になる。
  • このFAAテープ問題は、上映中の映画『ユナイテッド93』をある意味でサポートしている。しかしながら、1)公開されたのは、NORADの下級士官の音声であり、すべてではない。2)破壊されたFAAのテープへの言及がない。3)攻撃命令はホワイトハウスの地下司令部にもぐったチェイニーの一存によるので、そのようなテープは絶対に出るわけがない。4)現場近くで目撃されているのは「白いジェット機」なので、そもそも正規の空軍機ではないかもしれない・・・ということなので、撃墜説の強い否定にもならない。
  • posted by ヒロさん at 09:53 | Comment(4) | TrackBack(0) | 911真相究明

    2006年08月24日

    911テロの大規模軍事演習と、最高司令官チェイニー

    最近日本で映画『ユナイテッド93』が話題になっている。管制塔の混乱と米軍のお粗末な対応をみて、「アメリカの防衛システムも、実際は大したことがないなぁ」とつぶやいている若きブロガーもチラホラいる。

    2006年8月初旬に『Vanity Fair』誌上で初めて明かされた、軍と管制官との通信記録でも、こんなありさまである。

    VANITY FAIR:「9/11 Live: The NORAD Tapes」
    <08:37:52>
    BOSTON CENTER: Hi. Boston Center T.M.U. [Traffic Management Unit], we have a problem here. We have a hijacked aircraft headed towards New York, and we need you guys to, we need someone to scramble some F-16s or something up there, help us out.
    POWELL: Is this real-world or exercise?
    BOSTON CENTER: No, this is not an exercise, not a test.

    「現実なの?それとも演習なの?」という質問は、何度も何度も繰り返された。超軍事大国のハイテク防空網をつかさどる北米防空司令部(NORAD)にして、しょせん「お役所仕事」程度にすぎなかったということだろうか。

    いや、そうではない。ハイテク防空網が混乱している理由は、911テロとまったく同じ時間帯に、まったく同じような軍事演習がいくつも進行していたからである。

    AP通信:「Agency planned exercise on Sept. 11 built around a plane crashing into a building」(2002/8/21)
    WASHINGTON ― In what the government describes as a bizarre coincidence, one U.S. intelligence agency was planning an exercise last Sept. 11 in which an errant aircraft would crash into one of its buildings. But the cause wasn't terrorism -- it was to be a simulated accident.
      Officials at the Chantilly, Va.-based National Reconnaissance Office had scheduled an exercise that morning in which a small corporate jet would crash into one of the four towers at the agency's headquarters building after experiencing a mechanical failure.
      The agency is about four miles from the runways of Washington Dulles International Airport.
    【要約】驚くべき偶然だが、バージニア州の国家偵察局(NRO)は、9月11日に航空機が本部ビルに突入することを想定した軍事演習を計画していた。本部ビルはワシントンのダラス国際空港から4マイルのところにある。演習はテロではなく、事故を想定したものだった。

    North Jersey Media Group:「Atlantic City F-16 Fighters Were Eight Minutes Away From 9/11 Hijacked Planes」(2005/12/03)
    NORAD also has confirmed it was running two mock drills on Sept. 11 at various radar sites and command centers in the United States and Canada, including Air Force bases in upstate New York, Florida, Washington, and Alaska. One drill, Operation Vigilant Guardian, began a week before Sept. 11 and reflected a Cold War mind-set: Participants practiced for an attack across the North Pole by Russian forces.
    【要約】NORADは911当日に、ロシアが北極経由で侵攻することを想定した2つの模擬演習を行なっていた。ニューヨーク、フロリダ、ワシントン、アラスカなどのアメリカ・カナダのレーダー基地と指令センターが対象。「Vigilant Guardian」作戦と呼ばれ、9月11日の1週間前から始まっていた。

    このような「偶然の軍事演習」とは別に、世界貿易センタービルから飛行時間8分の場所で、すでに2機のF16戦闘機が飛行中だった。少なくとも2機目の突入は防げたかもしれない。この2機の戦闘機に出動指令はでなかったのか?

    ◆ソース同上
  • As two hijacked jetliners bore down on New York City's World Trade Center on the morning of Sept. 11, 2001, two Air Force F-16 jet fighters were practicing bombing runs over an empty stretch of the Pine Barrens near Atlantic City.
  • For almost a half-century, the state Air National Guard's 177th Fighter Wing, based at Atlantic City International Airport in Pomona, had been a key part of the North American Aerospace Defense Command, or NORAD.
  • But the 177th's jets were not on alert Sept. 11. A series of Pentagon cutbacks, beginning in 1998, changed the wing's mission from scramble-ready status to dropping bombs on enemy positions. In 2000, after two years of training, the 177th was even sent to Saudi Arabia to fly patrols over southern Iraq as part of Operation Southern Watch.
    【要約】2機のF16は対地爆撃演習用だった。担当する空軍州兵第177部隊はNORADの主要部隊だったが、1998年以降「緊急スクランブル」から「爆撃」にミッションを変更し、2000年にはイラク南部を監視する「Southern Watch」作戦に送られた。

  • ニューヨークに近接するアトランティック・シティ(ニュージャージー州)にある防空部隊は、1998年から空対空ミサイルを取り外され、しかも、その大部分の部隊は2000年からイラクに送られ、ニューヨークの防空はスカスカ状態になっていた、ということだ。

    アメリカ政府の首脳部は、911テロの後に「まさか航空機を使ったテロが起こりえるとは、思いもよらなかった」という白々しい発言を繰り返しているが、わずか2年前に、同様の事態を想定した軍事演習をしていたことがバレてしまった。

    USATODAY:「NORAD had drills of jets as weapons」(2004/4/18)
    WASHINGTON ― In the two years before the Sept. 11 attacks, the North American Aerospace Defense Command conducted exercises simulating what the White House says was unimaginable at the time: hijacked airliners used as weapons to crash into targets and cause mass casualties.
      One of the imagined targets was the World Trade Center. In another exercise, jets performed a mock shootdown over the Atlantic Ocean of a jet supposedly laden with chemical poisons headed toward a target in the United States. In a third scenario, the target was the Pentagon ― but that drill was not run after Defense officials said it was unrealistic, NORAD and Defense officials say.
    【要約】911の2年前に、NORADはハイジャック航空機使ったテロ攻撃を想定する軍事演習を行なっていた。標的に世界貿易センターとペンタゴンを想定した訓練が行なわれた。さらに大西洋上で化学兵器搭載の航空機を撃墜する訓練も行なわれた。

    911テロの当日、アメリカ全軍の最高指揮権を握っていたのは、チェイニー副大統領である。最初の航空機がツインタワーに激突した際に、ブッシュ大統領はフロリダの小学校で間抜けズラをしていたが、「影の大統領」チェイニーは、ホワイトハウスの地下にある司令部にもぐり、状況把握につとめていた。

    CNN:「Cheney recalls taking charge from bunker」(2002/9/11)
    WASHINGTON (CNN) -- As horrified Americans watched the terror attacks of September 11, 2001, unfold on their television sets, Vice President Dick Cheney directed the U.S. government's response from an emergency bunker.

    チェイニーも統合参謀本部も、ペンタゴンに接近する航空機があることをちゃんと知っていた。

    Wargames Were Cover For the Operational Execution of 9/11
    Secretary of Transportation Norman Mineta was in the Presidential Emergency Operating Center with Vice President Cheney as Flight 77 approached Washington, D.C. On May 23, 2003 in front of the 9/11 Commission, Secretary Mineta testified:
      "During the time that the airplane was coming in to the Pentagon, there was a young man who would come in and say to the Vice President, "The plane is 50 miles out." "The plane is 30 miles out." And when it got down to "the plane is 10 miles out," the young man also said to the Vice President, "Do the orders still stand?" And the Vice President turned and whipped his neck around and said, "Of course the orders still stand. Have you heard anything to the contrary?"
    【要約】ミネタ運輸長官は、2003年5月23日の「911調査委員会」で証言した。77便がワシントンに接近しているときに、チェイニー副大統領もミネタ運輸長官も地下司令部におり、「航空機はあと50マイルです」「30マイルです」「10マイルです」「命令はそのままなのでしょうか?」と若い人から報告を受け、チェイニーは「その通りだ」と答えた。

    以上を踏まえた上で、アレックス・ジョーンズのビデオ(3分34秒)を見てみよう。



    映画『ユナイテッド93』の管制塔の場面を「事実に基づいたもの」として心酔している人が多いが、本当にそのままの記録なのだろうか。改竄された記録、意図的に削られた記録はないのだろうか?

    Washington Post:「FAA Managers Destroyed 9/11 Tape」 (2004/5/6)
    Six air traffic controllers provided accounts of their communications with hijacked planes on Sept. 11, 2001, on a tape recording that was later destroyed by Federal Aviation Administration managers, according to a government investigative report issued today.
      It is unclear what information was on the tape because no one ever listened to, transcribed or duplicated it, the report by the Department of Transportation inspector general said.
    【要約】ハイジャック機と交信した6人の管制官のテープ録音が、連邦航空局(FAA)の管理職員たちによって破壊された。このテープの書き起こしや複製が存在しないため、テープの内容は不明である。

    ■■■■■■十■■■■■■  

    ■資料1:『Vanity Fair』の特集記事でNORADの交信記録を明かしたのMichael Bronnerだが、彼は映画『ユナイテッド93』のアソシエート・プロデューサーでもある。
    VANITY FAIR:「9/11 Live: The NORAD Tapes」
    The fact that there was an exercise planned for the same day as the attack factors into several conspiracy theories, though the 9/11 commission dismisses this as coincidence. After plodding through dozens of hours of recordings, so do I.
    【訳】テロ攻撃と同じ日に演習計画があったために、さまざな陰謀論に発展している。911調査委員会はこれを偶然だとしているが、私が(NORAD交信記録を)何時間にもわたって調べた結果からも、その意見に同意する。

    ■資料2:激震!CNNも糾弾するNORADとFAAのウソ(必見!)
  • vSocial:「Lou Dobbs CNN 9/11 NORAD」(3分51秒)

    ■資料3:ミネタ運輸長官の証言ビデオはこちら
  • YouTube:「911 Commission - Trans. Sec Norman Mineta Testimony」(3分54秒)

    ■資料4:当日の演習は大きく3つ(細かく分けると5つ)
  • Wargames Were Cover For the Operational Execution of 9/11
    1) OPERATION NORTHERN VIGILANCE: This was planned months in advance of 9/11 and ensured that on the morning of 9/11, jet fighters were removed from patrolling the US east coast and sent to Alaska and Canada, therefore reducing the amount of fighter planes available to protect the east coast.

    2) BIOWARFARE EXERCISE TRIPOD II: Alex Jones first reported on this back in May when Rudolph Giuliani let the details of it slip in his testimony to the 9/11 Commission. FEMA arrived in New York on September 10th to set up a command post located at Pier 29 under the auspices of a 'biowarfare exercise scheduled for September 12. This explains why Tom Kenney of FEMA's National Urban Search and Rescue Team, told Dan Rather of CBS News that FEMA had arrived in New York on the night of September 10th. This was originally dismissed as a slip of the tongue. Giuliani was to use this post as a command post on 9/11 after he evacuated WTC Building 7. As we reported back in January, Giuliani knew when to leave WTC 7 because he got advanced warning that the Trade Towers were about to collapse. "We were operating out of there when we were told that the World Trade Center was gonna collapse," Rudolph Giuliani told Peter Jennings of ABC News. How did Giuliani know the towers were about to collapse when no steel building in history had previously collapsed from fire damage?

    3) OPERATION VIGILANT GUARDIAN: This exercise simulated hijacked planes in the north eastern sector and started to coincide with 9/11. Lt. Col. Dawne Deskins, NORAD unit's airborne control and warning officer, was overseeing the exercise. At 8:40am she took a call from Boston Center which said it had a hijacked airliner. Her first words, as quoted by Newhouse News Service were, "It must be part of the exercise." This is another example of how the numerous drills on the morning of 9/11 deliberately distracted NORAD so that the real hijacked planes couldn't be intercepted in time.

    4) OPERATION NORTHERN GUARDIAN: The details of this exercise are still scant but it is considered to be part of Vigilant Guardian, relating to simulating hijacked planes in the north eastern sector.

    5) OPERATION VIGILANT WARRIOR: This was referenced in Richard Clarke's book 'Against All Enemies'. It is thought to have been the 'attack' component of the Vigilant Guardian exercise.
  • posted by ヒロさん at 06:22 | Comment(7) | TrackBack(0) | 911真相究明

    2006年08月22日

    「撃墜された」ユナイテッド93:その証拠と証言の数々

    Daily Mail: Flight 93 'was shot down' claims book by ROWLAND MORGAN (2006/8/19)
     「撃墜された」という証拠と証言の数々 【全訳】

     (★更新履歴 2006/9/15→2007/7/9)

    鼓動の高鳴る瞬間が訪れる。ハイジャック機の乗客たちが、アメリカの心臓部に突入しようとした狂信者たちに戦いを挑んだからだ。

    「Let's roll(さあ、行くぞ!)」という掛け声とともに座席から立ち上がり、ボーイング757機の前方に突進する。操縦桿を握るハイジャック犯に立ち向かうべく、コックピットのドアを壊し始めたのだ。

    この騒ぎが起こると、機体は左右に、そして上下に揺れ動いた。パイロットがドア越しの乗客の足元を崩そうとしたのだ。格闘がつづく中、コックピット・ボイス・レコーダーは、地上に突入すべきか否かを話し合うハイジャック犯たちの声を拾っていた。「もうこれまでか。終わりにするか?」と狂信者の1人が口にした。

    「いや、まだだ。全員が入ってきたら、そこで終わりだ」と別の声が答える。数分後の午前10:03、同じ声がアラビア語で「神は偉大なり、神は偉大なり」と叫ぶと、機体は急降下し、右に旋回しながら、さかさまになった。航空機はペンシルバニア州のシャンクスヴィル近くの空き地に激突した。スピードは最高速の時速930キロ(580mph)で、巨大な火の玉となって爆発した。

    炎は近くの森に燃え移り、遺体と残骸はこの森ばかりでなく、宙に飛び散って、実に8マイル先にまで広がった。


    ■証拠が示す不吉な顛末

    ここまでが、ユナイテッド93便をめぐる伝説である。この伝説は多くの本や映画で精力的に紹介されたが、中でもとりわけ有名なのが20億円をかけたハリウッド映画『ユナイテッド93』であろう。乗客33人と乗務員7人が体を張り、ホワイトハウスや連邦議会ビルへの「神風特攻隊」から数多くの命を救ったという物語である。

    ワールドトレードセンターとペンタゴンへの攻撃でアメリカ中が混乱していた9月のあの朝、その一挙手一投足が勇敢の名に値する、「アラモの砦」で戦う男性たちと女性たちがいたのだ。

    しかし、私が丹念に調べ上げてみると、当局が我々に信じ込ませようとしている93便の英雄譚は、実際とはかけ離れていると結論せざるを得ない。

    真実のストーリーは、皮肉にも、情報操作と戦争礼賛のプロパガンダで泥まみれになっている。アメリカの誇りある伝承となったこの物語には、実に不気味な顛末があり、それを示す証拠もある。ユナイテッド93は、その最終目標への突入を阻止するべく、40人の罪無き人たちを犠牲にしながら、意図的に撃墜されたということだ。この疑念はかつてFBIも共有していたが、捨て身の犠牲とむきだしの愛国心をたたえる公式発表を前に、押し流されてしまった。

    5年目の911が迫った今日、このような憶測はテロリストたちに与し、犠牲者を貶めるものだと言う人もいるだろう。あるいは、納得できない状況や疑問が多すぎてとても無視するわけにいかない、という人もいるだろう。

    いずれにしても、証拠を検証しよう。そうして、あなた自身で結論を出してみてほしい。


    ■なぜエンジンは消滅したのか?

    激突の際の衝撃によって、機体のすべては9m下の地中に消滅し、機体は入れ子状につぶれて、人間も物体もいっさい見分けがつかないほどになったという。機体後部や翼など、まとまった残骸がいっさい存在しないという事実は、目撃者や遺族のみならず、専門家たちを当惑させている。

    長さ46.5m(155ft)の機体と、重量各6トンの2機のエンジンが、完全に地中にのめり込んで、すべて消滅してしまうことなどあり得るのだろうか?実際は、空中で粉々に吹き飛ばされたのではないか?

    墜落場所から数マイル離れたインディアン湖(Indian Lake)で、ダイニング・テーブルサイズの胴体の一部が発見されているが、落下中の空中分解でなければ説明がつかない。

    さらに大きなミステリーは、どうしてエンジンが行方不明なのか。エンジンの重量を考えれば、機体のほかの部分と一緒に、地中に深く埋もれているはずである。

    しかしながら、激突のクレーターの中はおろか、周辺1マイルのどこにも、ただの1トンの残骸さえ発見されていない。FBIも納得いかない口ぶりで、どこかに「バウンド」した、と言っている。FBIが言うには、8マイル離れたところで発見された金属破片は、風で流されたのだろう、という。当日の風は微風だったのに。

    目撃者たちによれば、現場には何も残っていなかったという。一方FBIは、2つのセンセーショナルな物証の発見を声高に主張する。2つの物証とは、ハイジャック犯の所持品とされる赤いバンダナとパスポートだ。

    とても都合のよいことに、この2つの物証は、いわゆる「20人目のハイジャック犯」と呼ばれるザカリアス・ムサウイの裁判で、今年のはじめに検察側が提出したものだ。

    93便が撃墜されたのだとすれば、誘導ミサイルを発射した戦闘機が存在したにちがいない。

    9月11日の朝9時前に、ニューヨーク上空では2機のF15戦闘機が、9時40分までには、ワシントン上空で3機のF16戦闘機が飛んでいたことをアメリカ政府は認めている。シャンクスヴィルまでは数分で到着する。

    真相究明ライターのDavid Ray Griffinによれば、墜落以前に、2機のF16戦闘機が93便を追跡しているのを見たという証言がいくつかあるという。


    ■別のジェット機を見たという12の証言

    ある証言によれば、F16機の1つが接近し、「サイドワインダー」と思われる2つのミサイルを発射し、少なくともその1つはボーイング機のエンジンを直撃し、その後、「航空機は石の塊のようになって落下した」という。

    別の証人は、「大きな爆発音を聞いた」といい、飛行機が垂直に落下するのを見たという。ベトナム復員兵の証言では、彼が熟知している「ミサイルの音」を聞いたという。これらの証言の信憑性については議論の余地があるかもしれない。しかし、93便の墜落のあとに、怪しげな白いジェット機を見たという信憑性の高い証言が数多くある。

    Jim Brantは、残骸が発見されたインディアン湖でマリーナのオーナーをしている。彼は上空でジェットエンジンの轟音を耳にし、その後に火の玉が空中に上がるのを見ている。墜落現場の上空には、白い飛行機が旋回しており、「戦闘機のようだった」と彼はいう。

    この地域の別の住人Tom Spinelliは次のように語る。「白い飛行機を見た。現場一帯を旋回し、何かを探しているかのようだった。墜落の前と後で見た」という。彼によれば、飛行機の尾翼は高さがあり、模様は何もついていなかったという。

    もう1人の証人John Feegleは次のように語る。「商用機には見えなかった。尾翼はほんとうに変な形で、高く突き出ていた。旋回した後、消えていった」と。

    Dennis Deckerと友人のRick Chaneyは現場の近くにいた。「上空を見上げると、そこには中型のジェット機が低空を高速で飛んでいった」とDeckerはいう。「螺旋もしくは弧の一部を描いたあと、急加速して飛び去った」

    DeckerとChaneyによれば、そのジェット機は白い機体で、模様は何もなかった。Deckerがつけ加える。「あれはジェット機だった。ボーイング757が墜落するときにすぐそばを飛んでいたはずだ。私がFBIだったら、あの飛行機のパイロットを調べるのだが」

    白いジェット機を見たという証人は全部で12人だ。証人の1人Susan McElwainは、FBIに「そんな飛行機はなかった、その話は人にするな」と言われたことに不満を漏らす。

    目撃証言をめぐって議論が過熱する中で、FBIはついに説明を余儀なくされた。だが、その説明がまた不可解なのだ。

    FBIによれば、問題のジェット機はたまたま通りかかった民間の「Fairchild Falcon 20」で、墜落現場の位置を報告してもらうべく、墜落の数分後に1500m(5000ft)の上空から降下するように依頼したのだという。この飛行機とパイロットの身元は明かされていない。


    ■ミステリーに包まれた空軍の役割

    あるコメンテーターはいう。「FBIのこの話がおかしいと思うのは、第1に、墜落する10:06の30分以上前までに、アメリカ領空にいるすべての民間機はすべて近くの空港に着陸するように命令を受けていることだ。第2に、シャンクスビル周辺で、墜落現場の位置を報告する住民からの電話がたくさんあったことを考えれば、空中から墜落位置を報告させる必要はまったくない。第3に、F16機が(ニューヨークやワシントンなどの)近くにいるのに、(すでに墜落した3機以外に)他にハイジャック機があるのかどうか不明だったあの時点で、空軍が民間機に助けを求めることなど、どう考えてもありえない」

    911における軍部の役割は、混沌とし、曖昧で、一貫性がない。

    2001年9月20日のニュース報道はこう伝えている。「国防総省筋は、ニューヨークとワシントンの同時多発テロにおいて、すべてのハイジャック旅客機をインターセプトするように空軍機に命令を出していたことを明かした」と。この報道では、軍情報部はハイジャック機が目標に激突する以前に、ハイジャックされたことを知っていた、としている。

    しかしながら、3年を経過して、軍部は93便が墜落するまで(ハイジャックのことを)知らなかった、というくだりが認められることになる。2004年7月に発表された「911独立調査委員会」の最終報告書だ。

    この公式発表レポートによれば、民間機の安全に責任をもつべき連邦航空局(FAA)の能力が低く、米空軍に警告を発することができなかったという。

    しかし、連邦航空局は迅速に対応し、さらなるハイジャックを防ぐべく、4000機以上の航空機を最寄の空港に着陸させている。軍部は、連邦航空局・ホワイトハウス・国防総省に設置してある会議電話で、93便のハイジャックを知りえていたはずである。ホワイトハウスのビデオ会議を担当するRichard Clarkeによれば、9:27の時点で、連邦航空局はラムズフェルド国防長官とマイアーズ統合参謀本部議長に数多くの「ハイジャックの可能性」を伝え、その中に「ペンシルベニア上空のユナイテッド93」も含まれていたという。ゆえに、93便が墜落する25分以上前に、ラムズフェルドもマイヤーズも状況を知っていた。「93便の墜落のあとに、ハイジャックのことを知った」という軍部の説明が、多くの人たちに「しらじらしいウソ」と指摘されているのも、もっともなことだ。


    ■事故調査の担当はFBI

    通常の航空機墜落事故では、「ブラックボックス」と呼ばれているフライトデータ・レコーダーとコックピットボイス・レコーダーは、オープンに扱われており、国家運輸安全調査委員会から報道陣に内容の報告が行なわれる。しかし93便の場合は、調査を行なったのは国家運輸安全調査委員会ではなく、FBIである。

    両方の「ブラックボックス」レコーダーは、クレーターの地下7.5m(25ft)から発見されたと報道されている。しかし、墜落時間の「3分間」の食い違いが、反則プレーを疑わせる結果となっている。

    4ヵ所の地震観測所で測定された地震記録では、衝撃の時刻は10:06とされていた。のちに、ペンタゴンと911委員会が、正しい時刻は10:03と訂正している。

    しかし、人為災害による振動観測で権威とされている、南部アリゾナ地震観測所のTerry Wallace所長は首をかしげる。彼の説明はこうだ。「地震信号は、衝撃の時刻が10:06:05で、誤差は2秒だ。いったい10:03という時刻がどこから来るのかわからない」 すなわち、墜落時刻は2つあるということだ。

    懐疑的な人たちに言わせると、3分の間に多くのことが起こりえる。フライトレコーダーの記録から、ジェット機に攻撃された最後の3分を削除することも可能であろう。

    FBIはボイス・レコーダーの内容を秘密にしていたが、遺族からの強い要望により、2002年4月に厳重にセキュリティの敷かれたホテルで、テープが再生された。

    遺族が伝えたところによれば、機内での格闘を示す音が聞こえるのは、9:58の頭だという。そして10:03に最後の「走るような音(rushing sound)」があり、テープは無音になったという。この「走るような音」とは機体に穴が開けられたときの音ではないのか?地面に激突したときの音はどうだったのか?

    「衝撃の音はなかった」と語るのは、兄弟を失ったKenneth Nackeだ。テープに関して、さらに不思議なことがある。2006年のザカリアス・ムサウイの裁判では、裁判官がコックピット・ボイス・レコーダーの内容の提出を命じたが、そのときの記録は、ハイジャック犯がアッラーの神を称えるところで終わっている。

    2002年にテープがはじめて遺族の前で再生されたとき、この神を称える声はどこにあったのか?アッラーがいきなり現れたことで、テープ音声の改ざんを多くの人たちが疑っている。

    当初FBIは、93便の事故調査に関しては、(さまざまな可能性に)広く心を開いていた。墜落から数日後に、ロイター通信は現場から次のように伝えている。「今週ペンシルベニア西部で墜落したユナイテッド便に関して、FBIは撃墜された可能性も否定できないといっている」と。

    実際に「その可能性はまだ否定できない」と語ったのは、FBI捜査官Bill Crowleyだ。彼は記者会見で「空軍のジェット機がハイジャックされたボーイング757を撃墜した」という報道について質問を受けたが、「今のところ、何も否定できない」と語っている。Crowley捜査官は、あとになってから、空軍が関与を否定した日と同じ日に、どうして前言を撤回したのだろうか。

    93便の伝説で最も重要なのは、ハイジャックが起こったあとに、機内の乗客から家族に掛けられたという電話の数々である。乗客たちはこれらの電話によって、自分たち巻き込まれたのは通常のハイジャック事件ではなく、ニューヨークやワシントンといったアメリカの心臓部を攻撃する、狂信者たちの連携ミッションであることを知った、という話になっている。

    公式には、40人の乗客と乗務員から35回の通話が行なわれ、通話で使われたのは、携帯電話または座席後部に設置してある「GTE Airfone」である。

    携帯電話の使用はともかく怪しい。電話通信の専門家は、2001年の技術では、6マイル上空から繋がるのは奇跡的だという。実に不思議なことに、当初FBIは通話記録も示さずに、13回の携帯通話があったといっていた。ところが、ザカリアス・ムサウイの今年の裁判では、法廷の厳しい目に晒されることを恐れたのか、携帯通話を2回に減らしている。

    FBIはこの4年半の間に、どうして通話記録をストレートに出さないのか?1つの答えは、ペンタゴンが対イラク戦争のドラムを鳴らす中で、「英雄伝説」(の真相)を表に出したくなかったのだろう。


    ■ビーマー夫人が「最後の電話」を知ったのは4日後

    911調査委員会は、ハイジャック犯に対して反乱を起こそうという乗客・乗務員の意図を示す通話は5件あるという。うち1つは、以下のような言葉で終わっている。

    「みんながファーストクラスに走っている。私も行かないと。それじゃ」 だが、疑問がもたげてくる。ハイジャック犯は乗客を脅していたにもかかわらず、なぜ自由な通話を許したのだろうか?

    携帯電話の使用を許した場合、管制官が失踪した航空機の位置を特定してしまうのでは、とハイジャック犯は考えてもよさそうなものなのだが。

    もっとも興味深い通話は、93便でもっとも有名な乗客Todd Beamerからの電話だ。彼の「Let's roll(さあ、行くぞ)」というフレーズは、犠牲となった乗客・乗務員の英雄譚と愛国心をたたえる代名詞にもなった。

    Beamerの電話は、Verizon社のスーパーバイザーの1人に掛かったとされている。Verizon社とは、機内電話のGTE Airfonesを設置している会社だ。当時Verizon社は、ペンタゴンを含む米政府省庁対して、セキュリティの高い通信パッケージを導入する7億5千万ドル相当の契約を受注していた。

    同社のスーパーバイザーであるLisa Jeffersonは、Beamerと同様、福音派キリスト教徒だった。彼女は15分間にわたる彼との会話を刻銘に記憶している。

    Jeffersonのファートネーム「Lisa」が、Beamerの妻の名前と同じことがわかったとき、Beamerには2人の男の子がいること、3人目の赤ちゃんももうじき生まれること、でも家には無事帰れないかもしれないこと、そして彼の信仰に関する話が明らかに語られたことだろう。

    93便で命を落とす運命を覚悟したとき、BeamerはJeffersonと一緒に「主の祈り」と「詩篇23節」を口ずさんだという。彼は彼女に、妻に電話してほしいと頼んだ。Jeffersonは、この電話を受けたことで、上司から「Verizon社優秀賞」を受け取っているが、あまり褒められた行為ではなかったかもしれない。

    同社の慣習に反して、彼女は通話の記録を残していない。緊急通話を受けた際に従うべき、マニュアル通りの質問を行なっていない。家で首を長くして待っている妻に、この電話をつなぐこともしていない。そればかりか、妻に電話をすると約束したにもかかわらず、すぐに電話をしていない。

    Beamer夫人が、夫からの最後の電話のことを知ったのは、ユナイテッド航空の代表から連絡を受けたときで、(墜落から)4日後のことだった。

    Beamer夫人によれば、ユナイテッド航空の代表は次のように語ったという。「FBIは、情報のレビューを終えるまでは、秘密にしていたのです。しかしこれが解除されたため、通話の要約をここにお持ちしました」

    しかし、Beamer夫人はのちに、これがFBIの秘匿情報ではなかったことを知る。亡くなった夫が勤める会社の上司が、問題の通話について明らかになる以前から、Beamerが英雄であることを吹聴していたのだ。

    Lisa Jeffersonが電話を受けた証拠があるかといえば、ソースは1つだけで、記録が何もない伝聞にすぎない。Verizon社のような巨大な通信帝国であれば、もぐり込んだスパイが、Lisa Jeffersonのヘッドセットに電話をかけることぐらいは朝飯前であろう。


    ■テロ戦争のスローガンとなった「Let's roll」

    Jeffersonは、Beamerがどんな声をした人物だったか、何も知らない。そして、実際に本人が電話をしてきたのかどうか確認するすべもない。今年、Jeffersonは『Called』という本を出版した。「Todd Beamerから受けた電話が、彼女の人生を変えた」というストーリーだ。

    本の帯にはこうつけ加えてある。「Jeffersonは我々すべてに感動のチャレンジを与える。静寂に身を潜めるときであれ、国際的な試練のときであれ、神の召命に答える準備をしなければならない」

    アメリカ中の福音派キリスト教徒が、この「召命」に立ち上がった。しかし疑問は残る。Todd Beamerの妻は、プレッシャーを受けた夫が「主の祈り」を唱えるのを聞いたことがない。彼が「詩篇23節」をよく唱えていたわけでもない。

    Todd Beamerの「Let's roll」は、テロとの戦争に参画を求めるスローガンとなった。

    ブッシュ大統領は2001年9月20日の演説で、前代未聞の「テロとの戦争」と宣言した。Beamerの愛国心のストーリーは、ブッシュ大統領のことばを借りれば、アメリカの歴史における「決定的な瞬間」であった。このとき、ブッシュ大統領の側には、Todd Beamerの妻も居合わせていた。

    Beamer夫人の不遇を思えば、彼女の名声に誰もケチをつける人などおるまい。が、彼女の存在がブッシュ大統領の大義を支えたことは疑いない。

    ブッシュ大統領は1ヵ月後の別の演説で、再び、福音派キリスト教徒であった彼女の夫の勇気をたたえている。就任当時からイラク攻撃にやる気満々だった男がこう語る。「我々は疑いなく、新しいチャレンジに直面している。軍隊の行進は始まっている。アメリカ国民にみなさん、さあ、出発しよう!(Let's roll)」

    このフレーズは、大統領の熱狂的な支持者はいうに及ばす、ブッシュ政権の支持基盤となる、いわゆる「赤い州(共和党支持者の州)」にいる4千万人の福音派キリスト教徒たちに、高らかなチャイムを鳴らしたことであろう。

    のちにアメリカ海軍では、甲板の上で「9/11 Let's roll」を唱えながら、イラクに向けて軍艦を走らせることになる。ホワイトハウスならび「テロとの戦争」の盟友となったLisa Beamerは、空軍のF16戦闘機に張られた「Let's Roll」のロゴの横に立って写真を撮らせている。

    彼女は「Let's Roll」の商標を取得しようとさえしていた。ミリオンセラーとなる本の執筆を契約し、補償金として数千万ドルの小切手も受け取り、リッチな女性になった。911の1周年を前にした2002年8月、彼女は回想録を出版したが、そのタイトルは、やっぱりというか、『Let's Roll』だった。表紙には星条旗をもつ著者の姿が映し出され、出版社はハードカバーとしては驚くべき100万部を印刷した。


    ■どんな戦争も本能的に秘密主義

    実際のところ、「Let's Roll」のスローガンは、戦争のスローガンとなった。それも、ホワイトハウス一番必要としていたそのときに。

    ブッシュ政権は罪を認めないのだろうか?旅客機の犠牲者は悲劇であったが、連邦議会に対する大規模な恐怖と破壊を妨げたことを思えば、必要なる犠牲であった、と。

    空軍のスクランブル発進は過去において、十分すぎるほどに頻繁にある。2000年のスクランブルは129回だ。

    反旗を翻した1人乗客について嵐のような報道が繰り返される中、いかなる戦争も本能的に秘密主義を貫いているとは、まさにそのことだ。

    政治的に「撃墜」が否定されなけばならない理由は、もしかしたら、勇気ある乗客たちが狂信的なハイジャック犯から操縦桿を奪い取っていたかもしれないからだ。軍部が彼らの手から「勝利」を奪い取ったという話は、考えてはいけないことだった。

    検証すべき理屈と証拠は数え切れないほどある。墜落の原因は、機内で爆弾が爆発したためだ、という説さえある。

    管制官は誰の声ともわからないコックピットからの声を何度も聞いている。「みさなん、こちらは機長です。座席についてください。機内には爆弾が持ち込まれています。座ってください」

    しかし、もし93便が飛行中の高度で爆破されたとしたならば、その残骸はロッカビー墜落事件のときのように、20マイルにわたって広がっているはずだ。

    911調査委員会によれば、墜落の数分前に、操縦するハイジャック犯は乗客の反乱を押しとどめるべく、機体を激しく揺さぶったとしている。この結果、翼が引きちぎられ、空中で分解し、墜落を引き起こしたという主張も成り立つ。

    ボーイング社はこの可能性にいっさい言及していない。あるいは、パイロットがエンジンを目指して接近する熱追跡ミサイルから逃れるべく、機体を揺さぶったという解釈もありえる。

    目撃者の証言は、政府の公式発表とは異なっている。目撃者によると、航空機は「北西から」飛んできてはいるが、垂直落下はしていないという。低空飛行をしていたという。

    Bob BlairとLinda Shepleyが見た航空機は、750m上空だった。Rodney PetersonとBrandon Leventryは、600mだという。Terry Butlerは150mで見ている。Eric Petersonは「たぶん90m」といっている。

    金属スクラップ業者のLee Purbaughは、もっとも近くにいた。彼は報道陣にこう語った。「もの凄い大きな音が頭上に近づいてきた。見上げるとそこに93便があり、15m(50ft)ぐらい上だった。45度の角度で落下し、機体は左右に揺れていた。そして鼻先が急に下がって、地面に墜落した。大きな火の玉と煙の雲になった」

    Purbaughの証言は、すべての証言の中で公式発表の内容に一番近いものだ。ただし1つの重要な要素をのぞいては。Purbaughは、911調査委員会やFBI、ペンタゴンが一様に指摘している「機体がさかさまに飛んでいた」ことを1度も語っていない。巨大な機体が頭上を飛んでいるのに、機体が上向きか下向きか気がづかないことはあるのだろうか。

    これをもって彼の証言の信憑性を疑う人もいる。あるいは、93便というジグソーパズルで、合わないピースがまた1つ増えただけなのかもしれないが。


    ■資料1:墜落現場のビデオ映像はこちら
  • 9/11 Truth: United Flight 93 - Where's the Boeing 757 ?
      ★バックにラップ音楽が流れるので音量に注意。(歌詞は感動的)
  • UA 93 - Witness sees "nothing" at crash site
  • posted by ヒロさん at 12:58 | Comment(31) | TrackBack(11) | 911真相究明

    2006年08月20日

    米CIAとアルカイダを結ぶ、無数の点と線

    オサマ・ビンラディンの率いるイスラム過激派の国際的テロ組織・・・・その名は「アルカイダ」。911テロの実行犯19人は、アルカイダのメンバーであったとされている。

    まずはアルカイダ(Al-Qaeda)の語源から。

    Wikipedia:Osama bin Laden (English)
    Robin Cook, former leader of the British House of Commons and Foreign Secretary from 1997-2001, wrote in The Guardian on Friday, July 8, 2005,
    Bin Laden was, though, a product of a monumental miscalculation by western security agencies. Throughout the 80s he was armed by the CIA and funded by the Saudis to wage jihad against the Russian occupation of Afghanistan. Al-Qaida, literally "the database", was originally the computer file of the thousands of mujahideen who were recruited and trained with help from the CIA to defeat the Russians.

    アラビア語で「al」は定冠詞で、「qaeda(qaida)」は基地・拠点・データベースを意味する。80年代のアフガニスタンでは、悪の帝国ソ連と戦うために、映画『ランボー』さながらの「自由の戦士(ムジャヘディン)」が生まれた。これを全面的に支援したのはCIAだが、このときにリクルートされた義勇兵たちの名簿リストが「アルカイダ」なのだという。

    国際テロ組織「アルカイダ」を育てたのは、アメリカのCIAであったという解釈もできる。しかしながら、後に「アルカイダ」の親玉となるビンラディンとの「懇意の仲」については、当のCIAは否定している。

    [It is] a widely circulated but incorrect notion that the CIA once had a relationship with Osama bin Laden. Fore the record, you should know that the CIA never employed, paid, or maintained any relationship whatsoever with bin Laden. (CIA spokeswoman)   source:Ananova 2001/10/31

    研究者の中にも、ビンラディンとCIAの「懇意の関係」を否定している人もいる。Peter Bergenがその1人だ。

    Wikipedia:Osama bin Laden (English)
    However, Peter Bergen, a print and televison journalist who appears as a terrorism analyst on CNN and who is known for conducting the first television interview with Osama Bin Laden in 1997, refuted Cook's notion, stating on August 15, 2006, the following:
      The story about bin Laden and the CIA -- that the CIA funded bin Laden or trained bin Laden -- is simply a folk myth. There's no evidence of this. In fact, there are very few things that bin Laden, Ayman al-Zawahiri and the U.S. government agree on. They all agree that they didn't have a relationship in the 1980s. And they wouldn't have needed to. Bin Laden had his own money, he was anti-American and he was operating secretly and independently.
      The real story here is the CIA didn't really have a clue about who this guy was until 1996 when they set up a unit to really start tracking him.

    CIAがビンラディンを育てたというのは「神話」にすぎない。80年代のアフガニスタンでは、ビンラディン、ザワヒリ(ジハード団の指導者)、アメリカ政府の間で接触は少なく、それぞれ独自な活動を展開していた、という分析である。CIAがビンラディンを追い始めたのは1996年以降らしいが、その後「懇意」になったのかどうかは定かではない。

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    これに対して、CIAはアルカイダのみならず、ビンラディンとも友好関係にあることを主張する人もいる。『Conspiracy Theories』というシリーズの一部を収録した8分45秒のビデオである。短編ながら内容は盛りだくさんだ。



    このビデオでは数多くの資料が紹介されているので、以下にまとめてみたい。

    ビンラディンに関する国防総省の見解は、『Bin Laden: The Man Who Declared War on America』 by Yossef Bodansky に代弁されている。著者はかつて国防総省上級顧問だった人物だ。この本の巻末のインデックス(索引)では、「ビンラディン」が数十項目に渡っているが、「CIA」は4項目しかない。

    CIAは、アフガニスタンの工作で、実に80億ドルの予算を使っている。CIAによる大規模の介入を明らかにしているのが、『Unholy Wars: Afghanistan, America and International Terrorism』 by John K. Cooley である。著者は中東情勢を専門にするジャーナリストだ。

    中央アジアにおける、アメリカとソ連のエネルギー資源の争奪戦を描いているのが、『Taliban: Militant Islam, Oil and Fundamentalism in Central Asia』 by Ahmed Rashid である。著者は『Far Eastern Economic Review』の元記者で、アフガン情勢を20年以上取材しているパキスタン人のジャーナリストだ。この本の索引では、「ビンラディン」が8項目で、「CIA」は11項目となっている。1998年のケニア&タンザニア米大使館爆破事件までを追いかけている。911テロ以前に出版された記述なので、ある意味でビンラディンに対して「公平な視点」が保たれている。

    80年代においても、CIAとビンラディンはズブズブの関係であろうと主張するのは、イギリス在住のジャーナリストAhmed Rashidだ。2002年の春に著した『The War on Freedom』では、米情報機関とテロリストの関係を緻密に検証し、圧巻である。

    以下は、911テロ直後に、彼が『Pittsburgh Post-Gazette』紙に寄稿した文章からの引用だ。

    ◆Pittsburgh Post-Gazette:「How a Holy War Against the Soviet turned on U.S.」 by Ahmed Rashid (2001/9/23)
    In 1986, he (=bin Laden) helped build a CIA-financed tunnel complex, to serve as a major arms storage depot, training facility and medical center for the Mujaheddin, deep under the mountains close to the Pakistan border.

    ビンラディン一族は、Saudi Binladin Group という中東最大のゼネコンを所有している。1986年のこと、このゼネコンは、パキスタンとアフガニスタンの国境付近に、武器倉庫、軍事訓練施設、医療センターを兼ねる巨大なトンネルを受注したが、これを考案し、資金を提供したのはCIAであった。

    CIAが非合法の活動に手を染める事例は、枚挙にいとまがない『The Outlaw Bank: A Wild Ride into the Secret Heart of BCCI』 by Jonathan Beaty, S. C. Gwynne では、パキスタン系のイスラム銀行であるBCCI(Bank of Credit and Commerce International)とCIAの関係をあぶり出す。

    CIAによる麻薬密売を告発するのが、『The Crimes of Patriots: A True Tale of Dope, Dirty Money and the CIA』 by Jonathan Kwitny である。Wall Street Journalの元記者だ。

    麻薬密売といえば、ビデオでは取り上げられていないが、『Crossing the Rubicon: The Decline of the American Empire at the End of the Age of Oil』 by Michael C. Ruppert の著者は、CIAによる麻薬密売を告発するロサンゼルス警察の元麻薬捜査官だ。この本では、石油資源という観点から、米政府のネオコンが911テロを引き起こした動機と背景を解説している。彼の解説を聞きたい人は、YouTube:「The Deepest Secrets of 9/11」 (9分30秒)でどうぞ。

    CIAの一般的な悪事はさておいて、911テロに関しては、いったいどのような違法行為を働いていたのだろうか。国務省(日本の外務省に相当)で20年間外交官を務めたMichael Springmann(現弁護士)は、サウジアラビアのジェダ領事館での体験をもとに、CIAの不正を告発している。

    9-11 Review:CIA Visas For Patsies
      J. Michael Springmann, formerly chief of the visa section at the U.S. Consulate in Jeddah, Saudi Arabia, has testified that he rejected hundreds of suspicious visa applications by Saudi Aabian men similar to those named as the 9/11 HijackersPatsies when we was head of the consular section of the US embassy in Jeddah, but C.I.A. officers repeatedly overruled him and ordered the visas to be issued.
      Springmann protested to the State Department, the Office of Diplomatic Security, the F.B.I., the Justice Department and congressional committees, but was told to shut up. He later realized that this was a CIA operation, and wrote about it in the Spring 1997 issue of the journal Unclassified. After 9/11, Springmann observed that 15 of the 19 Hijackers Patsies got their visas from the very same CIA controlled consulate in Jeddah (US News and World Report 12/12/01).
    【要約】サウジアラビアのジェダ領事館でビザ発給の責任者を務めていた当時、怪しい申請者数百人に対して、ビザの発給を拒否したことがある。しかしCIA高官はこの判断を不当とし、ビザを発給するように命令した。国務省、外交安全保障局、FBI、司法省などに告発したが、口を封じられ、これはCIAの活動であると気がついた。911テロの実行犯19人のうち、15人がジェダ領事館からビザの発給を受けていた。

    ビデオでは、『Unclassified』誌(1997年春)に寄稿した彼の文章を紹介している。

    I had not been protesting visa fraud. what I was protesting was, in reality, an effort to bring recruits, rounded up by [the Agency and] Osama bin Laden, to the U.S. for terrorist training by the CIA. They would then be returned to Afghanistan to fight against the Soviets.
    【訳】私はビザの不正に抗議してきたのではない。私が抗議しているのは、CIAのテロ訓練のために、オサマ・ビンラディン(ならびCIA)が駆り集めた新人たちをアメリカに連れ込んでいたということだ。訓練後にアフガニスタンに戻されて、ソ連と闘うことになっていたのだ。

    The State Department did not run the Consulate in Jeddah. The CIA did. Of the roughly 20 Washington-dispatched staff there, I know for a certainty that only three people (including myself) had no ties, either professional or familial, to any of the U.S. intelligence services.
    【訳】ジェダの領事館を仕切っているのは国務省ではなく、CIAだった。20人のスタッフが現地に派遣されたが、職務上または家族関係において、情報局と無関係のスタッフは、私を含めてわずか3人だった。

    『Globe and Mail』紙(2001/11/22)は、1993年の不正パスポート入国事件を次のように報じている。「Mr.Mohamed」とは、アメリカ国籍を持つアメリカ陸軍の軍曹で、のちにケニヤの米大使館爆破(1998年)に関わったとして逮捕された人物だ。

    Globe and Mail:Canada freed top al-Qaeda operative (2001/11/22)
    ★”Ali Mohamed, a Californian of Egyptian origin who is believed to be the highest ranking al-Qaeda member to have landed in Canada, was working with U.S. counterterrorist agents, playing a double or triple game, when he was questioned in 1993. Mr. Mohamed now is in a U.S. prison.
    ★The incident happened after customs agents at Vancouver International Airport detained Essam Marzouk, an Egyptian who had arrived from Damascus via Frankfurt, after they found him carrying two forged Saudi passports.
    ★When Canadian authorities questioned Mr. Mohamed and Mr. Marouk at the Vancouver airport, "Ali Mohamed was in the Americans' good books," Mr. Marzouk's lawyer, Phil Rankin, said Wednesday. "He got away from the RCMP by telling them, phone ... this FBI agent in the United States and he'll vouch for me. So, Ali Mohamed wasn't so shadowy in those days. He was one of their guys,"
    【要約】1993年のバンクーバー国際空港で、ダマスカスから搭乗した「Mr.Marouk」が偽造のサウジ・パスポートを所持していることが発覚した。「Ali Mohamed」が出迎え役だった。Mr.Maroukの弁護士によれば、MohamedがFBIエージェントに電話を入れて、身元が確認され、解放されたという。

    これはCIAというよりもFBIエージェントが絡んでいるケースだ。以上が、ビデオ「Conspiracy Theories」の簡単なまとめである。

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    オサマ・ビンラディンとCIAの関係については、英語版のウィキペディアでは、政府見解を丁寧になぞるかのようにおとなしい。一方、日本語のウィキペディアは、かなりきわどい記述が見られる。

    ウィキペディア:「オサーマ・ビンラーディン」
    ブッシュ政権は、2001年9月11日の事件(アメリカ同時多発テロ事件)に際しオサーマ・ビンラーディンを首謀者と断定した。しかし、事件の直前にビンラーディンがCIAエージェントと接触していたことが報道されており、本当はアメリカの工作員なのではないかと疑う筋もある。9/11事件直後は犯行を否定する発言を行っていた。また、この事件のあとイギリスなど一部のメディアは「『テロリスト』とは、相対する者から見たら『自由の戦士』に変貌するので、今後その言葉は使わない」と宣言した。

    「事件の直前にビンラーディンがCIAエージェントと接触していた」という報道は、フランスのフィガロ紙によるものだ。

    Ananova:Bin Laden 'met CIA agent before terror attacks' (2001/10/31)
      A French newspaper claims a US intelligence agent met Osama bin Laden in a Gulf hospital two months before the terror attacks on New York.
      Le Figaro said the meeting took place between July 4 and 14, while bin Laden was being treated for a serious kidney ailment at the American Hospital in Dubai.
      During his stay at the hospital, bin Laden was visited by members of his family and the local representative of the CIA, said Le Figaro.
    【要約】フランスのフィガロ紙によると、911テロの2ヵ月前のこと、オサマ・ビンラディンはドバイにあるアメリカの病院で腎臓病の治療を受け、家族やCIA職員の見舞いを受けた。

    ウィキペディアの指摘はますます興味深い。

    ウィキペディア:「オサーマ・ビンラーディン」
  • 「オーサマ・ビンラーディンはアルカイーダのリーダーだ」といわれているが、「『アルカイーダ』は元々アフガニスタンからソビエト軍を追い出すために米国CIAが育てたグループであり、『アルカイーダ』という名称自体、ビンラーディンを逮捕したいFBIがでっち上げた名称だ」と英BBCのドキュメンタリーは報じている。(『“テロとの戦い”の真相(The Power of Nightmares)』、NHKの「BS世界のドキュメンタリー」でも放映された)
  • アルカーイダことビンラーディンの部下だと名乗る男の映像が2005年下旬に見つかっている。撮影場所ははっきりしていない。映像にでてきた男はイスラム教徒に「我々の石油がうばわれている。石油に関連する施設を攻撃せよ」などと述べている。
  • 1990年代はじめにビンラーディンのテープを翻訳した経験のあるMUJCA-Netの主催者ケヴィン・バレット博士によれば、2001年以降に発表された多くの「ビンラーディンだ」といわれるテープは偽物であり、CIAが「本物だ」と断定した2002年秋に発表されたテープも、スイスにあるIDIAPという研究所が声の分析をした結果は「替え玉による録音だった」という。
  • こうしたテープは、ブッシュ政権が色々な批判を浴びている状況下で報道に出てくることが多く、米政権に都合の悪いことを隠すための煙幕だと解釈する人もいる。テープ自体は頻繁に出されている。

  • BBCドキュメンタリー『The Power of Nightmares』の3部作(60分×3)は逸品である。イスラム原理主義の流れと、アメリカのネオコンの系譜を詳細に知りたい人にお奨めです。

    ◆BBC:The Power of Nightmares
    第1部「Baby It's Cold Outside」前半
    第1部「Baby It's Cold Outside」後半
    第2部「The Phantom Victory」前半
    第2部「The Phantom Victory」後半
    第3部「The Shadows in the Cave」前半
    第3部「The Shadows in the Cave」後半

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    ■資料1:「アルカイダ」=「イスラム系の怪しいテロリスト集団」を意味する普通名詞
  • 田中宇の国際ニュース:「アルカイダは諜報機関の作りもの」(2005/8/18)

    ■資料2:イラクとアルカイダは無関係
    共同:『イラクとアルカイダ、開戦2カ月前「無関係」 CIA断定 米政権の情報操作か』(2004/12/22)
    【ワシントン=共同】米中央情報局(CIA)のマイケル・ショイアー元上級顧問は共同通信に対し、二〇〇三年三月の対イラク開戦の約二カ月前にCIAが「国際テロ組織アルカイダとフセイン政権に(協力)関係はない」との結論に達していたことを明らかにした。これにより大量破壊兵器同様、イラクとテロの関係を開戦の「大義」に掲げたブッシュ政権による情報操作の疑いが強まった。
     ブッシュ大統領ら政権首脳は両者の関係を繰り返し強調、パウエル国務長官は開戦直前の〇三年二月、国連で両者の協力関係を指摘し開戦の必要性を訴えた。しかし、この時点でCIA専門家が「無関係」と断定していたことが初めて具体的に判明した。

    ■資料3:911テロとアルカイダは無関係
  • FBI says, "No hard evidence connecting Bin Laden to 9/11"

    ■資料4:スペインテロ(2004/3/11)とアルカイダは無関係
  • 『アルカイダ9・11最終会議』は存在しなかった!(スペイン検察庁が認めダーダーの減刑を要求!:エル・ムンド) バルセロナより愛を込めて

    ■資料5:ロンドン爆破テロ(2005/7/7)とアルカイダは無関係
    AFP=時事:「ロンドン爆破テロ、アルカイダは無関係=英政府が近く最終報告」(2006/4/9)
    【ロンドン9日】9日付の英紙オブザーバーは、死者52人を出した昨年7月7日のロンドンの爆破テロについて、英国政府が、国際テロ組織アルカイダは事件に全く関与しておらず、自爆した4人組がイスラム過激思想に共鳴し、単独で引き起こした犯行と結論付けていると報じた。≪写真はこの事件で大破したバスを調べる当局者≫
     同紙が英政府筋の話として伝えたところによれば、この結論は事件に関する政府の最終報告書案に記述されており、報告書は数週間中に公表される見通し。テロ組織とつながりのない普通の人間による犯行とすれば、かえって英国の脆弱さを物語ることになる。
     事件の実行犯はモハマド・シディク・カーン(30)、シェーザド・タンウィア(22)、ハシブ・フセイン(18)、ジャーメイン・リンジー(19)の4容疑者で、地下鉄3カ所とバス1台で爆弾を爆発させた。その後、主犯格のカーン容疑者とアルカイダのザワヒリ副官の映像を組み合わせたビデオテープが放映されたが、英内務省はこのテープは事件後に何者かが作成したと見ているという。
  • posted by ヒロさん at 11:11 | Comment(4) | TrackBack(0) | 911真相究明