2006年10月31日

モハメド・アタの素顔と、WTC1突入のアメリカン11便

   

アメリカン航空11便をハイジャックし、WTC1に突入したとされるモハメド・アタは、当時33才だった。左は、推定15才前後のモハメド・アタの写真である。右は、2001年9月27日からFBIのウェブサイトの掲載されている写真である。

もし左側のような「かわいらしい」写真が公開されていたならば、カミカゼ特攻隊のイスラム原理主義者にいくぶんの同情票が集まったかもしれない。何が彼をここまで追いつめたのか・・・・かわいそう・・・・。人は「マスク」に弱い。オウム真理教の麻原彰晃は容赦なく叩かれたが、甘いマスクの上祐史浩にはファンクラブまでできていたではないか。

   

エジプト人のモハメド・アタは美男子なのである。左から2つ目の写真は、アタの自宅に飾られている写真からのクリップだ。おそらく大学に入ったころの写真であろう。3つ目はカイロ大学に在学中の写真で、推定20才以降である。4つ目は時期は不明だが、レストランで撮影された彼の写真だ。

   

この4枚は、31〜33才の写真である。

  • 一番左の写真・・・・2000年1月18日、アフガニスタンで撮影されたビデオ
  • 左から2番目・・・・2000年5月18日、ベルリンの米大使館が発給したビザの写真
  • 左から3番目・・・・2001年9月11日、ポートランド空港の監視カメラの映像
  • 右端の写真・・・・2001年9月27日、FBI公表の写真

    一番左の写真は、ロンドンの「Sunday Times」が入手したというビデオからのクリップで、いくぶん不気味な顔が選ばれているが、実際のビデオ映像を見てみると、目がクリクリと動く、お茶目な表情の「男優さん」である。(ビデオ映像を見たい方はこちらから)

    共和党の選挙参謀カール・ローブが「October Surprise(10月にビックリニュース)」がある、としきりに匂わせていたが、この捏造ビデオが「ビックリ」のつもりなのだろう。「Sunday Time」が入手したビデオの怪しいいきさつについては、こちらの記事でどうぞ。

    アタは1993年〜1999年にドイツのハンブルグ大学に留学している。年齢は25〜31才である。ハンブルグではアゴ髭を生やしていた。ハンブルグからアフガニスタンに渡ったときは、かなりの髭モジャだったことになる。そして、ドイツに戻り、アメリカの渡航する直前に、髭をバッサリと落としたわけだ。

    最初の左2つの写真があまり似ているようには思えない。髭モジャなので比較が困難だ。911テロ当日に撮影されたという「左から3番目」は解像度が低いが、「2番目」とは同一人物かもしれない。

    そしてネット上で、新聞・雑誌で、テレビで繰り返し、繰り返し使われているのが「右端の写真」だ。FBI発表の「極悪人アタ」の写真である。父親は当初から「あれは息子の写真ではない」と主張している。ほんとうのアタは美男子なので、極悪非道のイメージをつくるために、FBIが徹底的に修正して作り上げたものと思われる。

    ポートランド空港では監視カメラがはっきりととらえているのに、ハイジャック犯がハイジャック便に搭乗した監視カメラ映像は1つもない。本当はあるのだろうが、1枚でも公開してしまう「すべてを出せ」という声がさらに高まる。そうすると、ハイジャック犯の19人のうち、大半は搭乗していないか、別人であることがバレてしまうので、まずいのであろう。

    モハメド・アタは、アルオマリと一緒に、たぶんアメリカン11便に乗ったに違いない。その後自分に起こることも知らされぬままに・・・。

    Complete 911 Timeline:American Airlines Flight 11
    (6:50 a.m.-7:40 a.m.): Mohamed Atta Observed at Logan Airport Running Late for Plane?
    According to an article on the conservative news website WorldNetDaily, alleged lead hijacker Mohamed Atta almost misses Flight 11 and has to rush to the departure gate at Boston’s Logan Airport. The article is based on the account of an unnamed American Airlines employee at Logan, and claims Atta is running late because his connecting flight from Portland was delayed (see (6:00 a.m.)). However, the 9/11 Commission claims that this plane was “on time,” and says Atta is observed at Logan with Abdulaziz Alomari, asking for directions in a parking lot (see 6:45 a.m.). The employee says that at the baggage check-in, when asked security questions, Atta claims he does not speak English. A supervisor is called for, who just sends him towards the departure gate, as it is close to his plane’s take-off time. Atta rushes through the security checkpoint, then down to the gate, where he shows up perspiring. The employee comments, “The nitwit. You know, they’d been planning it for five years, and he’s running late for the flight.” An American Airlines spokeswoman will refuse to comment on this account, saying all American employees have been ordered not to speak to the press. [WorldNetDaily, 9/21/2001; 9/11 Commission, 8/26/2004, pp. 3, 5 pdf file]

    【訳】保守派ニューズ・ウェブサイト「WorldNetDaily」の記事によると、ハイジャック主犯のモハメド・アタとされる人物は、ボストンのローガン空港の出発ゲートに大急ぎで駆け込み、あやうく11便に遅れるところだった。この記事はローガン空港のアメリカン航空職員(名前は不明)の説明にもとづいている。この記事によると、ポートランドからの接続便が遅れたため、アタは走っていたという(6:00 a.m.を見よ)。しかしながら、911調査委員会はこの接続便は「定刻通りだった」とし、ローガン空港ではAbdulaziz Alomariと一緒に、駐車場への道順を尋ねているところ目撃されている(6:45 a.m.を見よ)。荷物チェックインの職員によると、セキュリティ関連の質問をしたときに、アタは英語が話せないと言っていたという。出発時刻が迫っていたため、スーパーバイザが呼ばれ、アタを出発ゲートに案内した。アタはセキュリティ・チェックポイントに駆け込み、アタは汗を流しながら搭乗ゲートに到着した。この職員(スーパーバイザ?)は「まぬけだね。5年もかけて計画してきたのに、搭乗に遅れそうになって走っているとはね」と語る。アメリカン航空のスポークスウーマンは、全職員がマスコミと話すことを禁じられているため、この話に関するコメントを拒否した。

    アタはアルオマリと一緒にポートランド空港からローガン空港(ボストン)に向かった。ローガン空港で「駐車場への道順を尋ねている」理由はなぜかというと、残り3人のハイジャック犯は車でローガン空港に来ることになっていたため、待ち合わせ場所が「駐車場」だったのである。

    車でやって来た3人組が、痺れを切らして先に搭乗してしまったということはあり得るだろうか? 操縦訓練を受けているのはアタだけなので、アタなしでハイジャックをしても、WTC激突という目的は果たすことができない。アタとアルオマリが遅れたのならば、車の3人組も、アタフタと走って、搭乗したはずなのだが・・・。

    晴れのハイジャックの日に遅刻してくるとは情けない。だが、前例がないわけではない。日本初のハイジャック事件となった1970年の「よど号事件」では、4人の馬鹿者が遅刻をしたため、3月27日の決行予定が3月31日に延期になっている。(詳しくはこちら)

    アメリカ、カナダ、イギリスの「History Channel」には、『Zero Hour』というドキュメンタリ番組がある。このシリーズで放映された『The Last Hour of Flight 11』では、冷酷かつ沈着冷静なテロリストたちが描かれている。やべぇ、遅刻だ、急げ、ハアハア、もっと走れ、ゼイゼイ・・・というテロリストの素顔がまったく描かれていない。『Last Hour of Flight 11 (2/6)』9分30秒をどうぞ。



    (続きを見たい方はこちら)

    『The Last Hour of Flight 11』が初放映されたのは2004年11月15日のことだ。アメリカン航空11便の「偽情報」を広げるために大いに役立ったもようだ。このプロパガンダ実験が「行ける」ことがわかったので、映画『United 93』も製作されることになったのであろう。

    『The Last Hour of Flight 11』では、テロリスト全員の着席場所まで特定し、モハメド・アタは「9D」という座席になっている。いったい何を根拠に、座席位置まで特定できるのか。

    Complete 911 Timeline:American Airlines Flight 11
    ★Sweeney calmly tells Woodward, “Listen, and listen to me very carefully. I’m on Flight 11. The airplane has been hijacked.” [ABC News, 7/18/2002]
    ★According to one account, she gives him the seat locations of three hijackers: 9D, 9G, and 10B. She says they are all of Middle Eastern descent, and one speaks English very well. [New York Observer, 2/11/2004]
    “Even as she was relating details about the hijackers, the men were storming the front of the plane and ‘had just gained access to the cockpit,’” (Note that Sweeney witnesses the storming of the cockpit at least seven minutes after radio contact from Flight 11 stops and at least one of the hijackers begins taking control of the cockpit.)

    アメリカン11便の物語の大半は、乗務員スウィーニー(Sweeney)が上司に掛けたとされる数回の機内電話にもとづいている。彼女は電話で「たった今、コックピットに突入した」と目撃譚を報告している。

    スウィーニーからの電話は謎だらけである。7:59に離陸したアメリカン11便の無線が途絶えるのは8:13である。彼女からの電話は、8:21、8:24、8:25、8:29に短い通話があり、8:32の通話は12分間続いている。

    8:21から始まったスウィーニーの電話によると、すでに2人の乗務員が刺され、ビジネスクラスの乗客1人は首を切られて死亡している。この時点ではコックピットへの突入がまだない。これだけの大騒ぎが起こっているにもかかわらず、パイロットは「ハイジャック緊急信号」を発していない。

    それもそのはず、まだ犯人がコックピットに突入していないのに、8:13の時点で交信不能になっているのだ。この交信不能の航空機は、直後にトランスポンダーが切られ(8:13、8:20、8:30の3つの報道あり)、8:24には針路を変えて、ニューヨークのツインタワーを目指して南下を始めている。

    911テロのハイジャック4機からは「ハイジャック緊急信号」が1つもない。ボーイング機にはこの信号を出すボタンは、コックピットに4つ以上あるというのに。


    ■モハメド・アタの写真
  • ABC Four Corners (モハメド・アタの写真の数々)
  • MSNBC.com:「The Syrian Connection - Newsweek」 (ハンブルグでの写真)
  • Googleイメージ検索:「MOHAMED ATTA」
  • posted by ヒロさん at 09:06 | Comment(5) | TrackBack(0) | 911真相究明

    2006年10月30日

    10月のサプライズ:インテルセンター提供のアルカイダ映像

    いよいよ10月も終わりに近づいているが、共和党の選挙参謀カール・ローブ(Karl Rove)が匂わしてきた「10月のサプライズ」は不発に終わったかのようだ。

    10月1日にロンドンの「Sunday Times」が、アルカイダの最新ビデオなるものを入手したとして、写真とビデオリンク付きの記事を書いている。副島隆彦学問道場:今日のぼやき「800」 (2006/10/17)で、「アルルの男・ヒロシ」さんが、この記事の「抄訳」をまとめているので、ここに転載したい。

    Alex Jones' Inforwar.net:「Al Qaeda Tapes: Direct Link To Military Psyops And Donald Rumsfeld」by Steve Watson (2006/10/5)
    アルカイダの声明テープ:軍部の情報心理工作とラムズフェルドの関係、5分間ネットでグーグル検索しただけでペンタゴンの関与が明らかになった

    スティーブ・ワトソン/インフォウォーズ・ネット 2006年10月5日

    我々はこれまで3回ほどこの新しい「アルカイダ」のビデオと称されるものについての記事を載せてきたが、ここにきて、このビデオの出所とリーク元を調べていった結果、「アメリカの軍事諜報部門」と「ドナルド・ラムズフェルド」にまでたどり着いた。

    この最新のビデオ、モハメド・アッタと「ユナイテッド93」のハイジャック犯のジアッド・ジャラーが映っているビデオは、主流派メディアによって曖昧にされてきたが、これらのメディア自身でさえもが認めているように、「政府が2001年後半から保管していたにも拘わらず、アルカイダによる最新ビデオ」だとされているものである。

    興味深いのは、NBCのネットニュースの記事によると、彼らがロンドンの「サンデー・タイムズ」紙の記事についての「独自のアメリカ政府の分析」について彼らがブリーフを受ける前に、彼らが情報公開法(FOIA)に基づいて、今年の前半にこのアッタの映っているビデオテープの公開を政府に要請していたと言う事実である。

    NBCの記事は「サンデー・タイムズ紙は、このビデオを『過去に試みた入手ルート』から入手することに成功したと報じているが、詳しいことは述べていない。NBCニュースは、情報公開法に基づいて、今年の早い時期にこれらのビデオテープの公開を要請したが、ペンタゴンは未だに公開してはいない」と報じている。

    これはどういうことか。これはまさしくアルカイダではなく、ペンタゴンがこれらのテープを公開したことを物語っている。この結論は、我々が過去に発表してきたことと符合する。これらの「声明ビデオ」のものと称する映像は以前にドキュメンタリー・ドラマの「グアンタナモへの道」に公開されていたものと同じであるということである。このビデオは、キャンプ・デルタにいた収容者に対して「諜報工作映像」として見せられていたものだ。(訳注:このあたりは、私自身がこのドキュメンタリーを見たことがないので分からないが、おそらくこの筆者の先走りかもしれない)

    イスラム原理主義に詳しい専門家たちは一様にこのビデオに当惑して、これは諜報機関が出所ではないかというのだが、このビデオを入手したとされる「サンデー・タイムズ」の記者自身が、「アルカイダから入手したものではない」と認めているのだ。

    さらに興味深いことに、このユースリ・ファウダ記者は、「サンデー・タイムズ」の記者の他に、「アルジャジーラ」のロンドン支局のチーフも務めている人物だと言うことだ。要するに彼が、「アルカイダ・テープ」のスクープを発表するジャーナリストだということで、実際のところ、発表が「サンデー・タイムズ」であったということはただの目くらましの煙幕に過ぎないわけだ。

    すべての証拠が、次の事実を指し示している。これらのビデオは、ファウダ記者とアルジャジーラに対して、アルカイダのビデオ製作会社であるところの「アズ・サハブ」から手渡されているが、実際はそのビデオも「インテルセンター」というビデオをオンラインで“販売”する会社から提供されたものであるということである。

    インテルセンター社はアルカイダのテープを発表されると同時に販売可能にしている会社だ。それどころか、この会社は、過去にはロンドンで起きた7月7日の地下鉄爆破テロに関する二番目の声明ビデオがいつ入手可能になるかをそのテープが公開される前に予測したこともある。

    インテルセンター社を運営しているのは、ベン・ヴェンズケ氏である。この人物について調べていくと非常におもしろいことが分かる。グーグルで彼の名前について検索を掛けてみると、彼が以前、アイデフェンス社という現在はヴェリサインというオンライン認証会社と合併した会社のダイレクターを務めていたことが分かる。この会社は、サイバー犯罪に対策する助言などを行っている会社(訳注:アイデフェンスのHPによると政府や「フォーチュン500」のような大企業を顧客にしている)であり、中東紛争やサイバー犯罪に特化した情報収集活動を行っているという。

    この会社には、長い間、米軍の諜報機関で高官を務めてきた人物たちが多数天下ってきている。

    この会社の「対外脅威に対する諜報」部門の責任者であるジム・メルニックという人物は、16年もの間、アメリカ陸軍と国防総省の諜報機関であるDIAで勤務した人物で、そこでは心理工作に従事していたという。アイデフェンス社のサイトには次のように書かれている。

    <ジョン・メルニックの略歴:アイデフェンス社に入社する前、メルニック氏は16年の間アメリカ陸軍と国防総省の諜報機関に勤務していました。その期間、彼は様々な仕事に従事しておりましたが、その中には「心理作戦」(訳注:敵に対する心理工作、プロパガンダ工作を行うこと)や、外交政策・情報工作・ロシア関係を中心とした国際問題に関する職務も含まれておりました。彼はまた、積極的に外交問題に関する政治的・軍事的な諜報活動にも重視していました。彼は現在は、アメリカの米軍諜報部門の予備役大佐であり、国防長官オフィスに派遣されている人物でもあります。彼の書いた記事は、多くの軍事外交雑誌のページを飾っており、多くの軍やその諜報機関の賞も受賞しております。彼はアメリカ海軍大学の国家安全保障と戦略研究に関する修士号、ハーヴァード大学のロシア研究の修士号、ウェストミンスター大学の政治哲学の名誉博士号を授与されております。>

    これまでで分かったように、アイデフェンス社には、ラムズフェルドのもとで働いたことがある軍の上級情報将校がいる。そのこととを、この会社自身が認めている。インテルセンター社とベン・ヴェンズケ氏は直接にアイデフェンス社とつながっている。要するに、このアルカイダのものとされるプロパガンダ・ビデオの出所からほんのわずかしか離れていないところにラムズフェルドはいた、ということになる。

    NBCニュースの報じる「アメリカ政府の分析」というものがこの最新ビデオについて知ろうとする場合に重要なのであって、重要なのはタイムズの記事ではない。この記事は、アメリカの心理プロパガンダに関する記事だといえる。アメリカは、こんな風に実にイカサマなやり方で「911に関する秘密情報の整合のとれない部分」をごまかそうとしてきたわけだ。アナリストのエヴァン・コールマン氏は、真相究明派の立場とは180度立場が違う人物であるが、ペンタゴンがこのビデオの存在について「しばらく公開しないでおいた」ということを認めた上で、次のように反論している。

    「このビデオを人々が見ることによって、このビデオが「911事件はアルカイダの上級幹部たちによって実行された」ということを証明していると認識するだろう。これは非常に重要なことだ」

    そして、アナリストのコールマンは、「911の真実究明運動」について手厳しく批判を加える。

    「このビデオが出てきたことで、911が政府の内部犯行であったとする陰謀論者もおとなしくなるだろう」と彼は語る。

    しかし、コールマン氏は、彼自身のレポートの中でも自己矛盾を起こしている−−彼は、ペンタゴンが2001年の段階でこのビデオを入手したという一方で、このビデオがアルカイダによって公開されたものであるという線を崩していない。これは明らかに矛盾している。

    だが、これまでに分かった矛盾点が明らかにしているように、アメリカ政府自身が、これらの声明ビデオを入手して、自らマスコミを使ってばらまいているのである。これらのテープの多くは、過去にどこかで発表されたことのある映像を繰り返し垂れ流している。このアメリカ政府のおかしな行動にたいして、直ちに合衆国議会は調査を開始しなければならない。皆さんの間でも、この真相暴露記事に書かれている内容を広めてほしい。そして、我々のような真相究明活動家たちが、歴史上もっとも欺瞞的で大衆操作を行った政府の悪業についてさらに暴く手助けをしてほしい。この政権は、アメリカ市民に対して、心理的な情報工作による戦争を仕掛けてきているのである。
    posted by ヒロさん at 23:59 | Comment(1) | TrackBack(0) | 911真相究明

    2006年10月29日

    精子戦争の終焉と、2013年のシリウス革命

    この世の人間の生き様も、「マクロの宇宙」と「ミクロの世界」の鏡写しである。命の最前線で躍動する精子たちに、地球のゆくえを尋ねてみた。

    イギリスの生物学者ロビン・ベーカー(Robin Baker)は、1993年に『Sparm Wars』を著した。「Star Wars」を意識してのタイトルかと思われる。女性の体の「小宇宙」の中で、壮絶なスターウォーズが今日も繰り広げられている。

    スパーム旅団は、1億〜3億の巨大編成である。大多数は平凡な歩兵部隊だが、殺戮専門の数千万の特殊戦闘部隊や、交通網を遮断するブロック部隊もある。この中に約100万のエリート部隊が紛れ込み、卵子陥落を目指してひたすら進撃する。

  • ブロッカー・・・・別男性の精子の侵入を防ぐべく、通路をふさぐブロック工作隊
  • キラー・・・・別男性の精子を容赦なく攻撃する、バイオテロ戦闘隊
  • エッグゲッター・・・・卵子の陥落をめざして、高速で泳ぎ続けるエリート先鋭部隊

    生命の神秘:第1章 精子の闘い
    ■精子軍団の構成
     第1分画射精と第2分画射精により、先兵隊と後続隊に分かれる。先兵隊は、およそ100万程のエッグ・ゲッターが数千万ほどのキラーに囲まれ、その後方にブロッカーが追従するという部隊を構成して、頸管粘液を潜り抜け卵管へと直進的に進んでいく。先兵隊も、特に動きの速い少数先兵隊が作られ、受精の場となる卵管膨大部を目指して突進していくのである。これら先陣を組むのは選りすぐられた「カミカゼ隊」ともいえよう。後方部隊は、数億ほどで構成され、子宮頸管内の貯蔵庫と言われる場所で待機し、次の出番を待ち構えている。続く先兵第二大部隊は、「エッグ・ゲッター」も多くキラー・スパームに囲まれながら卵管膨大部めがけ移動する大部隊といえる編制である。その精子戦争を勝ち得るためには、第三部隊、第四部隊と隊列を変えていくこともありうる。

    あなたが入隊できるのは第一、第二部隊か、それとも後方支援の第三、第四部隊か。「カミカゼ隊」に選ばれるのは、神に選ばれたエリートだけなのかもしれない。かりに「ブロッカー」や「キラー」に配属されたとしても、落胆するには及ばない。立派な仕事である。天は精子の上に精子を作らず、精子の下に精子をつくらず。

    ハピ★ラブ・エッチコラム:「選ばれたエリート、精子間戦争」
      最初に「ブロッカー」の役目を紹介しよう。ブロッカーはどちらかと言うと奇形の精子群のことを言うのだが、この子達は尾が曲がっていたり頭が大きすぎたりする精子で、後からやってくる精子を妨害する精子である。
      「キラー」の役目は、他の精子と比べると頭が小さい精子で、他の男性の精子を見つけると、その精子の頭にくっついて毒を注ぎ込む精子。こうして他の精子を殺してしまう精子群の事だ。

    このような謀略と戦争はいつまで続くのか。肌の違いや国籍を超えて、どうしてもっと仲良くなれないのか。その前に、どうして他の精子が無秩序に紛れ込むのか。「疑心暗鬼」の心でバイオテロを引き起してはいけないのに・・・・。

    女性のオーガスム
    腟内に射出される精液の最初の部分は、古くなって年老いた精子が多く、ブロッカーと呼ばれるものである。その後に、キラーやエッグゲッター精子が続く。精液プールの上層に位置し、下層はブロッカーで占めることになる。さらに運動性の良い精子は次々と表層に泳ぎあがってくる。スイムアップという現象だ。

    年老いてもスイムアップの訓練は欠かせない。しかし、どうしても「老兵」を戦場に送りたくないと考えるのなら、方策がないわけではない。

    ◆ソース同上
      50歳までの普通の男性について考えてみよう。マスターベーションは、精子戦争の恐れがある場合に、その戦いの場で大変重要な役割を担っている。それは女性の生殖器の中に入っていく精子の中のブロッカーやキラー、そして、エッグ・ゲッターの割合を調節しているとベイカーは指摘している。すなわち年老いたブロッカーの数を抑え、新鮮な若いキラーやエッグ・ゲッター精子を多くして、精子軍団の隊列を並び替えるのにマスターベーションは大変重要な役割を担っているのだ。
      ブロッカーは精巣上体の中に長く留まり精管近くまで押しやられている「年老いた精子」で、その運動性も鈍くなっている。キラーやエッグ・ゲッターは精巣で造られた精子が精巣上体に運ばれたところで、アンドロゲンシャワーを浴び運動性がつけられる。新しい、若い精子なのだ。したがって、マスターベーションをすることによってブロッカーの比率を調整し、次に腟内に射出されることを無意識のうちに精子戦争に備え全体の割合を整えている。

    これが命の最前線の現状である。このような子宮内スターウォーズは、いつになったら終わりになるのだろうか。人は妊娠の勝利にばかり酔いしれるが、その陰で数億の無名の墓碑が刻まれていることを忘れてはいけない。

    ◆半田広宣 『シリウス革命』(たま出版) p358〜
    多くの神話が語るように、僕ら人間は自分自身の住む世界の由来を知らない。これは、神話的に言えば、父の正体を知らない子供に例えることができるだろう。夫を亡くしたイシスや、夫を持たないマリアなど、女神が常に寡婦として描かれるのも、この豊饒なる世界を作り出した本質的な力が正体不明となっていることを暗示している。

      この地上には3種類の人間のタイプが登場することになる。
      第1のタイプはエッグゲッターと呼ばれる種族で、彼らは存在世界の意味を追究し、宇宙的妊娠、つまり、シリウスへの帰還を使命と感じて生きている。第2のタイプはブロッカーと呼ばれる種族で、彼らは自分に与えられた生を健全に全うしようと人生を送っている。そして、第3のタイプはキラーと呼ばれる種族で、個人的な欲望の達成のためには手段を選ばない人間たちである。
      これら3種族はただ本能のおもむくままに、シリウスへ達するための魂の戦いを開始する−喜び、悲しみ、憎しみ、戦争、平和・・・・・。押し合い、へし合い、幾度となく傷付きながら、その戦いは受精の瞬間まで延々と続けられる。

      そして、この戦いにもやがて終止符が打たれるときがやってくる。一匹のエッグゲッターが子宮に辿り着き、卵子と結合すると、他の精子たちは一斉に活動を停止してしまうのだ。しかし、これは一般に言われているように、決して他の精子たちが競争に破れたからではない。実は、いずれの精子の軍団の目標も達成されたからなのである。目標が達成されればもはや競い合う必要もない。受精のその瞬間に、おそらくすべての精子たちの意志は、卵子への侵入に成功した、その1匹の精子の意志と一体化を果たしている。

    ここでいう「シリウス」とは、シリウス星のことではなく、来るべき新次元の人間の状態を指すことばである。「シリウス革命」は2013年に起こるとされている。

    ■『Children of Men』
    現在イギリスで公開中の映画『Children of Men』は、2021年のイギリスが舞台となっている。1995年を最後に、女性は誰も赤ん坊を産めなくなったというストーリー設定である。このような映画が配給される理由は、以下のようなものだろうか。

    いずれ巨大財閥が世界政府を樹立し、神の代行者として、地球上の人口抑制に乗り出す。すなわち、

    1)バイオ兵器により、全人類または特定民族の生殖機能を破壊する
    2)エリート特権階級のみ、人工受精による出産が許される

    という計画になるが、この世を動かしているのは「巨大財閥」ばかりではない。彼らがいかに強大であるとはいっても、この200年間で肥大化した「成金財閥」にすぎない。大宇宙が、現行の巨大財閥の存続をよしとしない場合は、以下のようなシナリオになるかもしれない。

    3)フォトンベルト突入などの宇宙的異変で、生体機能に一時的な変化が起こる
    4)人間の寿命が突然変異的に数倍に伸び、生殖機能が退化する
    5)少数精鋭のすぐれた子供たちのみが、人類の共通財産として「人工授精」で育てられる。

    1)〜5)は私の思いつきの妄想なので、お気になさらずに。
  • posted by ヒロさん at 10:11 | Comment(5) | TrackBack(0) | カラダ・気づき・癒し

    2006年10月27日

    ワーナーブラザーズがあなたに贈る「近未来」の世界



    映画『シリアナ(Syriana)』のワンシーンである。中東某国の王子を乗せた車列が、砂漠の道路を走っている。これをリアルタイムの衛星映像でとらえているのがCIAだ。

    この映画の配給元はワーナーブラザーズだ。モルガン財閥系といわれるワーナーが配給する政治・スパイ・謀略モノは、観賞後の後味が非常によくない。思わせぶりのフィクションの中に、有無を言わせぬ強烈な「支配の現実」を仕込んである。

    メッセージジャーナル:ロックフェラーの米国支配と石油(2006/3/27)
      先頃封切られた映画「シリアナ」(スティーブン・ギャガン監督)は、石油メジャーがいかにCIAを始めとする米国連邦政府機関を牛耳っているかを描いています。米国企業である石油メジャーの利益は、国益でもあるとの論理の下、石油メジャーの意のままに、政府機関が中東の政治に干渉し、要人暗殺をさえ遂行します。
      映画には、シカゴ大学を創設したジョン・D・ロックフェラーが関係者と懇談している様子を収めた古い記録映像がストーリーを壊すことも厭わず挿入されています。ギャガンが米政治を歪めた元凶として告発したのは、一時全米の石油の95%を独占し、米国石油メジャーの礎を築いた初代ロックフェラーと、今も石油業界に君臨する直系の継承者たちです。

    ジョン・ロックフェラーの映像がサブリミナル的に、さりげなく流される映画である。反旗を翻そうとしたCIA工作員や、アメリカ財閥に反発する王子たちになすすべはない。ピンポイント攻撃で1台の車のみが撃破され、抹殺される。

    衛星を使ったレーザー兵器なのか、無人機から発射されたミサイルなのか、詳細はいっさい明らかにしない。気がつくと、車列のうち、1台の車のみが大破している。世界中どこにいようとも、特定の1台、あるいは特定の家屋1つだけを、いつでも自由に破壊できる技術がある、と見る者に刷り込むのである。

    ワーナーブラザーズが1997年に配給した『陰謀のセオリー(Conspiracy Theory)』も然りである。いかにもサスペンス・フィクションのように見せかけておいて、リアルな拷問シーン、大規模な特殊情報機関の存在を刷り込んでいく。スペースシャトルには、人為的に地震を引き起こすための特殊軍事ミッションがあることを匂わせる。

    私はあまり映画を観るほうではないが、最近の「いやらしい」ワーナー作品で注目したのは、以下の作品である。

  • 陰謀のセオリー(Conspiracy Theory)・・・・1997年
  • アイズ・ワイド・シャット(Eyes Wide Shut)・・・・1999年
  • ソードフィッシュ(Swordfish)・・・・2001年
  • コラテラル・ダメージ(Collateral Damage)・・・・2002年
  • シリアナ(Syriana)・・・・2005年
  • Vフォー・ヴェンデッタ(V for Vendetta)・・・・2005年

    謀略映画の数々は、巨大財閥からの「逆らうな」というメッセージでもあり、近未来や秘密結社を暗示させる「預言書」でもある。

    メッセージジャーナル:映画「アイズ・ワイド・シャット」のメッセージ(2006/7/29)
    エリートたちの秘密結社が作中に描かれていると前々から耳にしていたスタンリー・キューブリックの映画「アイズ・ワイド・シャット」を鑑賞しました。ベンジャミン・フルフォード氏によれば、この結社はフリーメーソンで、彼らは互いの社会的・経済的利益確保の便宜を図り合う傍らで、フリーセックスの儀式を執り行っているということになります。(参照)「9.11テロ捏造」

    フリーメーソンかどうかはさておいても、「ボヘミアン・グローブ」というアメリカ政治界の《怪しい料亭会議》があることは事実のようだ。以下のリンクなどをご参考に。

  • 韋駄天資料室:ボヘミアン・グローブ
  • 灼熱:「ボヘミアン・グローブ」(2004/10/13)
  • ジャパン・ハンドラーズ: <世界規模での料亭政治>としてのビルダーバーグ会議(2006/6/3)

    1997年の『陰謀のセオリー』は、今日隆盛な「911陰謀説」を見越したかのようなタイトルである。911テロ直前に封切られているジョン・トラボルタ主演の『ソードフィッシュ』は、世界中でアメリカの敵を抹殺する特殊工作員が、資金の充当のためにはアメリカ国内でもテロを行うというストーリーである。

    2002年のシュワルツネガー主演の『コラテラル・ダメージ』には、ワールドトレード・センターの爆破シーンがある。「コラテラル・ダメージ」とは「敵を倒すためには、味方にある程度の被害が及ぶこともやむを得ない」という、ベトナム戦争から使われ始めた用語である。911テロで3千人死ぬくらいは「コラテラル・ダメージ」ということか。

    2005年の『シリアナ』は、アメリカ石油財閥のいなおりであろうか。私たちは、アメリカ国民に石油を供給するために、謀略であれ、暗殺であれ、はたまた言いがかりの戦争であれ、命を張って一生懸命にやっています、どうか大目に見てちょうだい、よろしく・・・。

    この映画で暗殺される王子は、「イランのモザデグ首相のような、民主的な政権を目指していた」と語られるクダリがある。このモザデグ首相とは、石油の国有化を宣言したことが原因で、CIAとMI6が引き起こした1952年のクーデターで政界から抹殺された人物だ。

    私はまだ見ていないが、イギリスが舞台となる『Vフォー・ヴェンデッタ』はさらに不気味である。

    メッセージジャーナル:映画「Vフォー・ヴェンデッタ」のメッセージ(2006/9/8)
    政府が開発したウィルスによるテロで国民を「恐怖」させ、その上で安全を求める国民に自由の放棄を強要する全体主義政権を支持させる―映画「Vフォー・ベンデッタ」の舞台とされた近未来のイギリスは、間違いなく2001年以降のアメリカを指し示しています。これはウォシャウスキー兄弟脚本のアメリカ映画です。

    この映画では、イギリスが独裁政治を行い、アメリカはすでにイギリスの属国になっているという近未来の想定である。ごく最近、ブッシュ暗殺をテーマにした『大統領の死(Death of A President)』がイギリスでテレビ放映されていることを考え合わせると、実に興味深い。


    ■資料1:FOXのTVドラマ『Lone Gunmen』
    2001年3月4日放映のこのドラマは、ボーイング機がワールドトレード・センターに突入するというドラマである。乗客を乗せたボーイング機は「リモートコントロール」によってツインタワーを目指していた。犯人は軍産複合体とアメリカ政府であり、「テロリストによるハイジャック」という捏造報道を流し、世界中の独裁政権を相手に戦争を仕掛けるというシナリオだった・・・・。
  • Killtown's:The Lone Gunmen's "Pilot" Episode

    ■資料2:オペレーション・ハリウッド(Operation Hollywood)
    往年の「名犬ラッシー」もペンタゴンの検閲が入っている。ステキでやさしい軍人さん、というイメージを演習するためにペンタゴンから直接の指導が入っている。軍事技術映像や実写の戦闘シーンを1つでも使ってしまった映画は「オペレーション・ハリウッド」の対象であり、国防総省との合作映画なのだ。以下、Passionate Eyeという番組で放映された『Operation Hollywood』の冒頭(14分)である。



    つづきはこちら。

  • YouTube:「Operation Hollywood (2/4)」14分40秒
  • YouTube:「Operation Hollywood (3/4)」14分54秒
  • YouTube:「Operation Hollywood (4/4)」14分21秒
  • posted by ヒロさん at 06:48 | Comment(9) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ・アニメ

    2006年10月25日

    「なぞなぞ」と「ダジャレ」で鍛える、イギリスの英語生活

    英語圏に住むと英語が上手になるかというと、その進歩の度合いは人さまざまなで、10年も住んでいるのに、発音はメチャクチャで、日本の中学生レベルの人がいるかと思うと、たった2年で人前で堂々とスピーチをしたり、大学の寮長をしている日本人もいる。

    進歩が早いのは若手の未婚者で、ノラリクラリなのは日本人を配偶者とする既婚者である。高級車で高速道路を走っていたつもりが、軽自動車にビュンビュン抜かれるようで、悔しいかぎりである。英語の勉強にはかなりお金をかけたのにねぇ・・・。

    わが家では、家族の間で話すコトバは、ほぼ日本語オンリーである。「ほぼ」というのは、子供の同級生が遊びにきたりしたときに、英語に切り替えるという意味である。

    2人以上子供がいるうちでは、子供同士は英語で話している。私の知っている日本人、韓国人のファミリーでは、英語は「子供同士で話すコトバ」、日本語や韓国語は「お父さんお母さんと話すコトバ」になっている。2人以上の子供が小学1年以上の場合は、ほぼ例外なくこのような状況になっている。

    イギリス生活が2年ぐらい続くと、子供たちの話が聞き取れなくなっていく。子供たちが共謀して悪だくみをしていても、その悪だくみが聞き取れない。盗聴マイクをしかけても、そのテープ起こしが大変だ。(そこまでやるか)

    わが家では、毎晩例外なく、日本語の本の読み聞かせをしているので、子供の中で日本語の比重は大きい。子供が学校で起こったことを報告してくれるが、このときも日本語である。その翻訳能力たるや、もの凄いものだと感心する。

    しかし、学校で習った「歌」や「なぞなぞ」は、当然英語のまま家庭に持ち込んでくる。あまりにも流暢にやられるので、何度も「もう1度言って」と頼むことになる。いわゆる童謡、マザーグース(Nursery Rhyme)、なわとび歌、なぞなぞ遊びの「英語の世界」は、未知との遭遇の毎日である。

  • I don't like babysitters. Why? Because they sit on a baby.
    ベビーシッターは嫌い。赤ちゃんの上に座るから。

  • The traffic light says: Don't look at me. I am changing.
    信号が言った:「見ちゃダメ!着替えているから!」 信号が「変わる」のと、「着替える」を掛けている。

  • How tall is a Chinaman?
    中国人の身長は? 書いてしまうと「?」がつくけれど、英語ではHowやWhatで始まる疑問文は、文末のイントネーションが上がらない。で正解は、How-tall(たぶん中国語ではHao tou)という人がいて、「彼は中国人です」と説明しただけなんですって。トッリキーだ。Trick or Treat!

    こんなのを毎日のように連発されてもなぁ、こまるなぁ、でも勉強になるなぁ。

    先日、何回かリンゴ摘みの仕事をしたが、黙々とロボットのようにやるグループもあるが、私のところのように1日中、わいわい話しているグループもある。

  • Your windbreaker is stinky. It's breaking wind!
    君のウィンドブレイカーは臭いね、オナラするから。

  • Look, this apple is huge! - Appauling!
    見て、この直径80cmのリンゴ! こりゃタマげた、じゃなくてリンゴげた。

  • You are the apple in my eye.
    「眼に入れても痛くないほど好きよ」という表現を、私が調子に乗って使ってみたが、これは直されてしまった。どんなに好きな人でも、目に入れるとさすがに痛すぎる。正しくは「You are the apple of my eye.」だとさ。

    イギリスには、マジメ顔でダジャレをさりげなく産み落としていく人が多い。リンゴ園の隣りは養鶏場なので、卵の話をしていると「Eggcellent(エクセレント)」だとさ。 う〜ん、エグい。

    日本の中学英語の影響で、「すばらしい」と言いたいときに「Wonderful」とやっちゃう日本人が多い。英語で一番「すばらしい」ときに何と言うか、みんなに聞いてみた。

  • Marvellous! マーヴァラス!
  • Brilliant! ブリリアント!(主に達成した行為について)
  • Fabulous! ファビュラス!
  • Spectacular! スペクタキュラー!(主に光景、風景)
  • Gorgeous! ゴージャス!(弱冠、女性語のニュアンスあり)

    最後の「Gorgeous」だけど、ほんとにぶったまげるほどすごいときは「drop-dead gorgeous」というのもある。あまりお上品なコトバではない。あんまりGorgeousなので、ひっくり返って死んでしまうわ、ってこと。

    英語では「fuck」を婉曲的にいうときは「f-word」という表現を使う。リンゴ摘みをしていると「s-word」という表現が聞こえてきたので、それな〜に、と訊くと「shit」のことだという。で、「c-word」もあるよ、というので訊いてみると「cunt」ですって。まあ! このリンゴ摘み、あまりにも危なすぎるわ!


    ■リンゴ摘みをしながら、ヒロさんが話して受けた話
  • 反日アクロニム「JAPANESE」を解読せよ!
    FIAT・・・・Fix It Again, Tony (もう1度直して来いよ、トニー)
    FORD・・・・Found On Roadside, Dead (道端にて、ご臨終!)
    GM(Corp)・・・・Garbage Made Carefully (腕によりをかけたゴミ車)
    TOYOTA・・・・Too Often Yankees Overprice This Auto (アメ公、いつも値段を吊り上げやがってよ!)

  • 日本語は数を勘定しやすい言葉だから、国際語として最適だ
    Feeling itchy on her knee in the sun, she decided to go to the rock concert with her nana. "Hahchoo!" Oh, she sneezed while waiting in the queue, then a friendly jew offered something to cover.
    【訳】痒く(1)なっちゃったのよ、ひざ(2)が、日(3)に当たっていたら。それで彼女(4)は出かける(5)ことにしたの、ロック(6)コンサートに、つきそいのネーちゃん(7)と一緒にね。でも寒い日だったので「ハクショーン」(8)になっちゃったのよ、コンサートの行列(9)待ちで。でも親切なユダヤ人(10)の人がコートを貸してくれて、助かったわ〜。

    ■リンゴ摘みで中国人が出したクイズ
    リンゴ摘みで中国人が1人いたので、「中国じゃあ、4本足のものは全部食っちゃうからなぁ、机と椅子以外は・・・」とみんなで攻撃したら、その中国人がクイズを出した。「中国人には絶対やらせてはいけない職業が1つある。それな〜んだ?」

    答えはこちら

    ■日本でマジで危ない話が進行中−10月28日の東京・大阪暴動に注意!
  • YouTube:halloween osaka
  • 世の中を生暖かく見守るブログ:山手線 大阪環状線 今年の・・・
  • posted by ヒロさん at 20:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | Learning English
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