2007年03月30日

女優ロージー・オドネルが声高に叫ぶ「トンキン湾事件」

10日前にアメリカに新たなヒーローが誕生した。コメディアン女優ロージー・オドネル(Rosie O'Donnell)が、ABC放送の人気トークショー『The View』で連日のようにアメリカ政府の自作自演の謀略を取り上げ、話題になっている。


(ビデオのリンク:http://www.youtube.com/v/9fbP1lvmBY8

昨年3月に映画俳優チャーリー・シーンが911真相究明運動に合流したが、ここに来てロージー・オドネルの登場だ。元々コメディー系の人で、ハリウッド映画で特にヒットしたものはないが、1996〜2002年のTVショー『The Rosie O'Donnell Show』はエミー賞を取りまくりの人気番組となり、現在は『The Vew』(上記ビデオ)で活躍中だ。

日本で言えば、口達者で政治問題に強い久米宏や島田紳助の女版というか、歯に衣きせずガンガンしゃべる田中真紀子というか、とにかく声が大きく、頭が切れる。(体もドーン大きく存在感がある)

3月29日放映の映像では、こんなことをしゃべっている。ロージーを含む左側2人がリベラル(ブッシュ批判)で、右側2人が保守(ブッシュ擁護)となっている。

ロージー:「政府は意図的に国民を欺いて、イラクが911テロに関係があると信じ込ませたっていうの、信じてる?」
エリザベス:「いいえ。911テロの背後にアメリカ政府がいるという話、陰謀説があるって話は信じてる?」
ロージー:「いいえ。私が信じているのは、歴史上初めて火災で鉄骨が溶けたということ。私が信じているのは、WTC7がひとりでに崩壊したこと。WTC1と2は飛行機がぶつかったわけだけど、WTC7はどう? 史上初めて、鉄骨が火災で溶けたんだよ。物理的に不可能なのよ!」
エリザベス:「誰がやったというのよ」
ロージー:「知りませんね。物理学の専門家を呼んで説明を聞こうじゃないの。エール大でもハーバード大でも」
エリザベス:「そんな専門家がここに来るとは思わないけど、ここに来て不可能だって言うんだったら、私も信じるわよ」
ロージー:「よぉし、そうか。じゃ、物理学者を呼んだろうじゃないの」
右側女性:「ついでにブッシュも呼べばいいじゃん」(笑)

ある程度脚本のあるトーク番組なので、最後は笑いを取るわけだが、女性陣に大いに人気のある番組なので影響力が大きい。1年前のアメリカは「WTC7の謎」と言われても知らない人が多かったが、いまやWTC7全開(全壊?)の花祭りモードだ。

上記の話の流れの数分前には、こんなことも話している。

NewsBusters.org:「Rosie Sees Only Evil in US, Not Iran, Speaks on 9/11 Conspiracy Theories」
BEHAR: This guy Amanidajaja (sic), whatever his name is. He is a bad guy, he is a very bad guy. He stated explicitly he wants to wipe Israel off the map. This guy is a bad guy.
O’DONNELL: I'm not saying he's a good guy and I want him over for breakfast. No I’m not. I’m saying that in America we are fed propaganda and if you want to know what's happening in the world go outside of the U.S. media because it's owned by four corporations one of them is this one. And you know what, go outside of the country to find out what's going on in our country because it's frightening. It’s frightening.

ベハル:「そのアマニダジャジャ(注:アフマディネジャド)とか何とかいう奴は、悪い奴だよ。地図の上からイスラエルを消し去るって、公言してるのよ。こいつは悪い奴よ」
オドネル(ロージー):「いい奴だとも、彼と一緒の朝食がいいわ〜とも言ってないよ!私が言ってるのはさ、アメリカがプロパガンダに塗れているっていうこと。世界で起こっていることを知りたいなら、アメリカのメディアから脱出しないとダメ。メディアは4つの会社が支配してるの、ここ(注:ABC)もその1つだけどさ。この国で起こっていることを知るためには、この国から出ないといけないってこと・・・・」

この辺はかなりマジにしゃべっている。あんたら、アメリカのテレビ、メディアを信じちゃダメだよ、と。

先週末にイギリス兵士がイラクに拘束された話では「トンキン湾事件」を持ち出している。つまり自作自演を疑えということ。トーク番組では「Gulf of Tonkin をググってみなさいよ」と言っていたが、自分のブログでもはっきりと書き込んでいる。彼女のブログ記事はこちら。

Wikipedia:トンキン湾事件
トンキン湾事件(とんきんわんじけん、英:Gulf of Tonkin Incident)とは、1964年8月、北ベトナムのトンキン湾で北ベトナム軍の哨戒艇がアメリカ軍駆逐艦に2発の魚雷を発射したとされる事件。これをきっかけにアメリカは本格的にベトナム戦争に突入、北爆を開始した。アメリカ議会は上院で88対2、下院で416対0で大統領決議を支持した。しかし、1971年6月ニューヨーク・タイムズのニール・シーハン記者が、7000ページに及ぶペンタゴン・ペーパーズと呼ばれる機密文書を入手、トンキン湾事件はアメリカが仕組んだものだったことを暴露した。

1964年8月2日起ったこの事件の結果、8月7日には米議会で「トンキン湾決議」が採択される。下院は1人だけ反対者がいたが欠席で「416対0」、上院は反対票が2人の「88対2」で可決され、以後、アメリカは大規模な北ベトナム爆撃を開始することになる。

「416対0」という数字が恐ろしい。野球でもラグビーでもこんなスコアはありえない。「アメリカは真珠湾攻撃を事前に知っていた」という謀略話がよく取り上げられるが、沖縄の嘉手納空軍基地から毎日のように爆撃機が飛び立っていったあのベトナム戦争の火ダネは、アメリカ軍の自作自演にあったことを言論界はもっと取り上げるべきではないか。

National Security Agency(国家安全保障局)は、2005年11月30日と2006年5月20日の2回に分けて、最高機密であったトンキン湾事件の書類を公開している。(NSAのサイトはこちら)

posted by ヒロさん at 23:55 | Comment(5) | TrackBack(0) | 911真相究明

2007年03月29日

セブンシスターズの輝き、土の精ノームの宴

田中宇の国際ニュース解説で、英米の石油資本の凋落と新たなる「七姉妹」の台頭について取り上げていた。

田中宇:反米諸国に移る石油利権(2007/3/20)
「セブン・シスターズ」は、7社で世界の石油利権を支配しているといわれる米英の石油会社で、エクソン、シェブロン、モービル、ガルフ石油、テキサコというアメリカの5社と、ブリティッシュ・ペトロ−リアムス(BP)、ロイヤル・ダッチ・シェルというイギリス系の2社を指していた。

懐かしい響きのある「セブンシスターズ」だ。タバコ好きの人は「セブンスターズ」に見えたかもしれない・・・あっ、あれは「セブンスター」か。

スウェーデンの歌姫メイヤが出したアルバム『Seven Sisters』なんて聴いたことのある人はいるかしらねぇ。とても甘いボイス。

イギリスで「Seven Sisters」というと、南部の「石灰岩海岸」が有名。


緩やかな7つの丘陵の下は大きな石灰岩(chalk)の固まりになっていて、海岸線に洗われて真っ白な素肌をフランス方面に晒しているというわけ。ここの石灰岩はお持ち帰りが禁止になっているが、わが家では子供の遊び用にときどき間違えて自宅に持ち帰っている。舗装道にケンケンパの模様を描くとか、ラクガキを楽しむとか、とにかく良質のいいチョークだ。

こちらの写真のように楽しい化石もたくさん拾える。地層年代で「白亜紀」と言われているやつ。宮沢賢治が童話の中で言及している「イギリス海岸」のこと。

一方、太古に想いを馳せながら夜空を仰ぐと、スバル(プレヤデス)にある7つ星のことも「セブンシスターズ」と呼ぶ。

妖精物語(プレヤデス七姉妹)
ギリシャ神話「アトラースの娘」
  アトラースの娘は、かの7つの星すなわち「すばる」で、プレイオネーとの間に生まれたアルキュオネー、メロペー、ケライノー、エーレクトラー、ステロペー、ターユゲテー、マイヤの7人姉妹である。
  ある時、狩猟者オリオンが、母プレイオネーの隙をみて娘たちの後をしつこく追いかけ回した。これを見ていたゼウスが憐れんで、相共に天界に移し、オリオンを犬を連れた猟師に、七人の娘らをその前に逃げていく7羽の鳩(ペレイア)、すばるの7つ星に化したのである。

冬空のオリオンは、猟犬連れて乙女7人を追い回す猟奇的ストーカー。乙女たちは「7羽の鳩」になって逃れましたとさ。グリム童話の『狼と七匹の子ヤギ』にも似てますね・・・。

石油財閥7社を「Seven Sisters」と最初に呼んだのは、イタリアの国営石油を率いたエンリコ・マッテイだ。イタリア語だと「Le Sette Sorelle」。どうして「姉妹」という言葉でなぞらえたのだろう。「7人の魔女」の伝承でもあるのか。

Wikipedia:エンリコ・マッテイ
エンリコ・マッテイ(Enrico Mattei, 1906年4月29日-1962年10月27日)はイタリアの社会事業家である。長年にわたりイタリア国営石油会社ENIを率い、当時ヨーロッパの石油市場を独占していたメジャーに対抗した。マッテイとメジャーとの対立はOPEC結成の直接の要因となった。マッテイはキリスト教民主党の党員であり、1948年から1953年にかけては議員も務めた。1962年に飛行機事故により死亡したが、メジャーとの対立を続けたその経歴から謀殺の噂が今も絶えない。

石油メジャーに反旗を翻したマッテイは、1962年に謎の飛行機事故で死亡。かわいそうにね。

「セブンシスターズ」という古語を思い出していたら、「チューリッヒの子鬼たち(Gnomes of Zurich)」というもう1つの古語が脳裏に浮上してきた。このコトバは新聞社にいたときによく耳にしたコトバで、一般にはスイスにいる為替トレーダーのことを指す。

当時どうも解せなかったのは、「Gnome」という「土の精」をどうして「子鬼」と訳すのかなという点。スイス銀行の為替トレーダーが、毎日数十億円を投機するプレッシャーによって前歯が全部溶けてなくってしまったという実話があるが、容赦なく通貨にかぶりつく手ごわい妖怪として、やはり「子鬼」と訳すしかなかったのだろうか。

でも本当は「子鬼」ではない。「Gnomes of Zurich」はもともとは「スイスの銀行家たち」を示すコトバで、地下にもぐって何をやらかしているかわからないので、土の精ノーム(gnome)というニックネームがつけられたものだ。

これを命名したのは、イギリス労働党(当時野党)のハロルド・ウィルソンで、1956年にポンド売り浴びせの通貨危機が起こったときに「おまえら、スイスの妖怪ども仕業だろ!」と啖呵を切ったというお話。

Wikipedia:Gnomes of Zurich (English)
  The term was coined by the British Labour Party politician Harold Wilson, then Shadow Chancellor, on November 12, 1956 when he accused Swiss bankers of pushing the pound down on the foreign exchange markets by speculation. ....
  Swiss bankers are popularly associated with extremely secretive policies, while gnomes in fairy tales live underground, in secret, counting their riches. Zurich is the commercial center of Switzerland.

それに対して、当の妖怪どもは、1965年のタイム誌の記事を借りて次のように反論したらしい。

TIME:The Gnomes of Zurich (1965/3/12)
Pince-nez aquiver on his nose, the elegant banker leaned across the wood-inlaid desk in his Zurich office last week and complained: "We have been called Shylocks, gnomes, sinister manipulators ―even greedy thieves. These campaigns really wound us. At times it makes one melancholy."

「私どもは(ベニスの商人の)シャイロックとか、ノームとか、不吉な操り師とか、挙げ句は貪欲な泥棒とまで呼ばれている。私たちは傷ついている。ときに憂鬱な気分になる」

まったくの余談だが、Illuminatiというカードゲームがあって、その中でも「Gnomes of Zurich」は世界征服のキャラクターとしてご活躍している。このゲームを製造販売しているSteve Jackson Games社は、1990年にアメリカのシークレットサービスから家宅捜索を受けて、ゲームシナリオなどが没収されたが、のちに不当な家宅捜査であったということで25万ドルの賠償金を受け取っている。

話をノームからセブンシスターズに戻すと、映画『レディ・インザウォーター』で不気味なエピソードがある。

メッセージジャーナル:映画「レディ・インザウォーター」(2007/2/9)
映画「レディ・インザウォーター」は、一晩経ってみると私の中でとんでもない作品に変貌していました。きっかけは「セブンシスターズ」です。この単語に何か引っ掛かるものを感じていた私は、翌朝ようやくそれが石油メジャーのことだったと思い到ります。そして物語の進行役であるマンション管理人の名前を思い出したときには、私の目はすっかり覚めていました。その名は「クリーブランド」(クリーブランド・ヒープ)だったのです。

日本語で予告編が見られるサイトはこちら。主人公クリーブランドは、ロックフェラーを意味する符号だ。

作中に主人公ストーリーを治癒するために8人が「儀式」を執り行う山場のシーンがあります。中央に治癒者(男性)であるクリーブランド、背後でセブンシスターズ役の7人の女性が彼の肩に手を掛けて助力します。一旦気づいてしまえば、このシーンはどこからどう見ても、ミスタークリーブランドのロックフェラー(クリーブランドはロックフェラー家の本拠地)と石油メジャーによる共同儀式を意味しています

作品ではセブンシスターズのうち5人はヒスパニック系の実の姉妹で、2人はインド系と韓国系の他人です。この構成は石油界のセブンシスターズのうち5社が繋がりの濃い在米企業で、他が外国資本であるのと相似です。

エクソン、シェブロン、モービル、ガルフ石油、テキサコというアメリカの5社と、ブリティッシュ・ペトロリアムス(BP)、ロイヤル・ダッチ・シェルというイギリス系の2社ということで、やはりしっかりと符号する。

それにしても、ハリウッド映画はオカルト暗号の嵐で、えげつないこと極まりない。観客の深層意識に何かを吹き込もうとしているので油断がならない。この映画は『シックス・センス』のシャラマン監督。

さて、田中宇の元ネタは、フィナンシャルタイムズの3月12日の記事(The new Seven Sisters: oil and gas giants dwarf western rivals (2007/3/12))だが、いわんとすることは、旧セブンシスターズの4社はもう力がありませんよ、「産出量の1割、埋蔵量の3%」にすぎないということ。

田中宇:反米諸国に移る石油利権(2007/3/20)
  新しいセブン・シスターズとは、サウジアラビアのサウジアラムコ、ロシアのガスプロム、中国のCNPC(中国石油天然ガス集団)、イランのNIOC、ベネズエラのPDVSA、ブラジルのペトロブラス、マレーシアのペトロナスの7社である。これらは、いずれも所属する国の国営企業である。
  FT紙は、石油業界の多数の経営者たちに意見を聞いた上で、この7社を新シスターズとして選定したという。7社は合計で、世界の石油・ガスの産出量の3分の1、埋蔵量の3分の1を握っている。これに対して旧シスターズの4社は、保有油田が枯渇傾向にあるため、今では産出量の1割、埋蔵量の3%しか持っていない。

な〜んだ、もう全然パワーがないんじゃないの、とみてもいいのかどうか。確かに埋蔵利権は失っているし、天然ガスではロシアのガスプロムにやられまくりである。が、収益はダントツの抜群。



この儲けまくりの4社(エクソン、シェル、BP、シェブロン)が次に何を仕掛けてくるか。

◆ソース同上
 中東で石油利権の移転と関係ありそうなのは、チェイニーが副大統領になる前に経営していた石油掘削技術の大手企業「ハリバートン」が、本社を米テキサス州からドバイに移転することだ。石油利権が多極化されると、サウジやイランなどの中東ペルシャ湾岸の産油地域にあるドバイの方が、テキサスよりも大きな石油ビジネスの中心になる。チェイニーが真のアメリカ単独覇権主義者なら、ハリバートンのドバイ移転は許さないだろうが、私が考えているように単独覇権主義のふりをした隠れ多極主義者だとしたら、むしろドバイへの移転を現経営陣に勧めるだろう。すでにハリバートンは一昨年、子会社を通じてイランのガス田開発を受注していることが発覚し、米議会などで批判されていた。

これと絡んで私が着目するのは、1月末にレプソル(スペイン)とシェルがイランの大規模なガス田開発で合意していることだ。

RIGZONE:Repsol, Shell Sign $4.3B Iran Gas Contract (2007/1/29)
State-owned National Iranian Oil Co. late Saturday signed a $4.3 billion deal with Spain's Repsol YPF S.A. (REP) and Royal Dutch Shell PLC (RDSA) on the upstream development of phases 13 and 14 of the South Pars gas field in the Persian Gulf, state-run radio reported Sunday.

旧セブンシスターズが弱体化しているのは確かだが、イランとは連携する方針。米軍のイラン攻撃は、ウワサやリークが増えれば増えるほどに「可能性はゼロに近い」というのが真相ではなかろうか。


■おまけ:ロシアのユコスつぶし
灼熱:石油メジャー(2005/4/16)
・・・・本当はもうひとつメジャーが誕生するはずだった。それはロシアから。規模はシェブロンテキサコを抜いて世界第4位の石油メジャーが誕生するという計画だった。しかし、プーチンが潰した……(拍手)   逮捕されたロシアトップの大富豪ミハイル・ホドルコフスキーは、「ユコス」が「シブネフチ」を吸収するかたちでの経営統合構想を諦めた。ホドルコフスキーは逮捕によって「ユコス」社長を辞任に追い込まれた。プーチン・ロシアでは“泥棒”が逮捕されることもあるようだ。
  逮捕に動いたのは以前プーチンが長官を務めていたFSBだったので、ホドルコフスキーはプーチンの命令で逮捕されたのである。「国家に10億ドル以上の損害を与えた」として起訴されたが、ホドルコフスキーの資産は80億ドルと言われていたので、10億ドルどころじゃない規模の“泥棒”をしていたはずである。<中略>
  ユコスの創業者のひとりであるネヴズリンはロシア・ユダヤ人会議の会長であり、ホドルコフスキーが逮捕されるとイスラエルに逃亡した。
  ホドルコフスキーは逮捕される2年前、ロシア開放財団を設立し、理事にヘンリー・キッシンジャーとジェイコブ・ロスチャイルドを迎え入れていた。ジェイコブ・ロスチャイルドとは何者か。ロンドン・ロスチャイルド銀行の重役、ロスチャイルド投資信託(RIT)の会長、ナショナル・ギャラリーの会長、ロスチャイルド家が設立したイスラエルのヤド・ハナディヴ財団(イスラエルの国会と最高裁は実質的にこの財団の資金によって運営されてきた)の会長、ユダヤ人の政策シンクタンク「ユダヤ人政策研究所」の所長などなどの肩書きを持つ人物である。さらにホドルコフスキーはカーライル・グループの相談役も務めていた。ホドルコフスキー逮捕後にシャロンやソロスが動いた理由がここにある。
  プーチンにとってロシアの天然資源を奪われるわけにはいかないのである。

posted by ヒロさん at 02:33 | Comment(3) | TrackBack(1) | 経済・ビジネス

2007年03月23日

地代を踏み倒すアメリカの「たかり体質」

社会ダネ満載の浮遊雲日記に教えてもらった話。知らぬはイギリスの田舎者の私ばかりなのでしょうが、ちょっとビックリしたニュースだったので、ご報告のみ。3月16日付なので、古いヤツだとお思いでしょうが・・・。

読売:米国大使館、98年以降土地賃貸料を日本側に支払わず(2007/3/16)
  東京都港区赤坂の国有地にある米国大使館(敷地約1万3000平方メートル)の土地賃貸料を、米国側が1998年以降、日本側に支払っていないことが16日わかった。
  衆院外務委員会で照屋寛徳議員(社民)の質問に財務省などが答えた。米国が払っていた97年までの賃貸料も1平方メートルあたり年間200円弱で、麻生外相は「明らかに公平さを欠いている。きちんと調べて、(米国側と)交渉したい」と述べた。
  財務省理財局によると、83年から97年までの賃貸料は年額約250万円だった。日本側が98年分以降の賃貸料アップを米国側に求めたが、合意に至らず、米国側は同年以降、支払わなくなった。同局は「米国側と交渉中で、その中身は言えない」としている。
  照屋議員は「一等地にあるにもかかわらず、(97年までの賃貸料が)たった250万円で、それ以降払っていないのはとんでもないこと。(米国は)未納大国だ」と指摘した。
  この問題について、米国大使館のマイケル・ボイル報道官は「日本政府とは真剣に協議を続けており、時宜にかなった解決を得られることを期待している」とコメントしている。
  国有地にある大使館の賃貸料は、過去の経緯などを参考に、財務、外務両省が相手国と交渉して決めているという。千代田区一番町の英国大使館(敷地約3万5000平方メートル)の場合、98年以降は年額3500万円(1平方メートルあたり1000円)となっている。
  外務省によると、米国ワシントンにある日本大使館の土地は日本政府が所有しており、賃貸料を米側に払う必要はない。

たかだか250万円をどうして払わない。イギリス大使館は3500万円を払ってるじゃないの!

■2005年9月に質問状が出されている
  • 在日米国大使館敷地等の賃貸料に関する再質問主意書

    裏政経塾:血圧があがるアメリカの横暴【2話】(2006/4/3)
      前回紹介させていただいた米国大使館のお話です。東京港区にあるこの大使館は、大勢のアメリカ人産業スパイの拠点となっているのをあなたはご存じですか。
      それだけでも血圧が10上がるというのに、まだ続きがあります。米国大使館のために貸している国有地(日本国民の資産)は約13,000uにもおよびます。全体では18,000uという広大な土地の賃貸料は、1ヶ月いくらだと思いますか。
     
     @ 2億1,000万円
     A 2,100万円
     B 210万円
     C 21万円

      驚いてはいけません。なんと月額約21万円です。1uの賃貸料ではありません。18,000uです。
      地価が世界で有数の高さと土地の狭い東京で、多くの国々が在日本大使館の高額な賃料に火の車になっている状況で、この破格の待遇には驚くほかありません。
      では逆に、在米大使館(アメリカにある日本の大使館)はさぞかし安く借りれているのでしょう。いいえ、そのようなことがあるはずがありません。属国である日本は年額4億円もの賃料を支払わされているのです。

    これは1年前のブログ記事。月額21万(年額250万)も実は払っていなかったわけ。在米日本大使館が払っているという「年額4億円」のソースがほしいなぁ。

    天木直人のブログ:紳士協定で出来ている日米関係−赤坂の米軍施設不法占拠に沈黙する日本に思う(2007/2/20)
      以前このコラムでも書いたことだが東京の一等地である赤坂・六本木のど真ん中に米陸軍が不法占拠を続けている事実がある。この問題について20日の東京新聞が大きく報じた。その報道を私は高く評価する。同じメディアであっても読売や産経は知っていても報じないだろう。米国を批判することになるからだ。対米従属の日本政府を苦境に追い込むからだ。
      改めてこの問題の概要を東京新聞の記事に即して読者に説明しておきたい。1945年の米国による日本占領時に、米軍は赤坂・六本木の旧日本軍の施設約3万2千平方メートルを接収し米国の国有地とした。そこに米陸軍のヘリポートやプレスセンター、将校宿舎などをつくった。
      東京オリンピック前の1968年、ヘリポート敷地を通る形で東京都が道路整備計画をつくり、それに基づいて日本政府は米軍施設の東京湾岸地域などへの移転を要請したが米側が難色を示し、結局道路は米軍基地周辺を通すことになった。そして83年に、道路工事期間中は隣接地を代替地として米軍に臨時に提供し、工事終了後は元に戻すことで日米両政府、東京都が協定を結び工事が始められた。ところが93年に道路工事が完成した後も米軍は返却することなく違法に継続して利用を続けているという問題である。
      驚くべきは米軍との交渉の窓口となる防衛施設庁が、約束の根拠となる協定書を「紳士協定」と解釈し、米側に返還を強く迫らなかったことだ。もちろん責任は防衛庁だけではない。外務省も東京都知事も日本政府も、国をあげて米国に返還を本気で迫ったことはなかった。ここに今日の日米関係の異常さが端的に象徴されている。つまり日米関係はすべて紳士協定で出来ているということだ。つまり米国が言えばなんでも通るのだ。憲法違反も人権違反も生命・財産の不可侵権の侵害も、およそ近代法治国家で保障される「法の支配」は、日米関係ではすべて紳士協定、つまり法的拘束力がなくて話し合いで融通無碍に対応する、ということで成り立っているのだ。これが日米関係の現状なのである。
  • posted by ヒロさん at 03:41 | Comment(8) | TrackBack(0) | 国際政治/謀略

    2007年03月01日

    WTC7の崩落報道で、BBCの大炎上が始まる

    BBCの編集者ブログが炎上中だ。

    BBC NEWS:The Editors Blog - Part of the conspiracy?(2007/2/27)

    2月18日(日)の夜9時から「9/11: The Conspiracy Files」というドキュメンタリを放映したBBCだが、真相究明派の間では「はぐらかしのプロパガンダ」として攻撃を受けていた。この経緯で過去のBBC映像に注目が集まり、その結果で発覚したものと思われるが、なんと、

    WTC7が崩落する25分前から、「たった今、ソロモンブラザーズビル(WTC7)が崩落しました」というレポートをライブで放映していたことが発覚。

    写真の女性がBBCニューヨーク支局のJane Standley記者だが、「崩落した」とレポートしながら、なんと、彼女の右肩の上に、まだ健在のWTC7ビルがちゃんと映っている。

    BBCに大量の問い合わせが殺到し、これに対応する形で編集者ブログが「我々は陰謀には加担していない」と説明しようとしたが、問題の過去の映像は「すでに処分して所有していない」「崩落する前に崩落したとレポートしたのなら、何かのまちがい」と言い訳に終始しているため、現在コメントが殺到中。

    WTC7はもうすぐ崩落するから、ライブレポートの準備をしておけ・・・という連絡がBBCのNY支局に入っていたようだ。が、キューを出すタイミングをまちがえてしまった。レポートする記者は、どれがWTC7か知らなかったのだろう。

    BBCに「もうすぐ崩落する」と連絡をしてシナリオを書かせたのは、いったい誰なのか。

    以下のビデオ(3分54秒)は必見だ。TVライブ中継でここまでの「やらせ」が発覚したのは、あまりにもショッキングだ。


    ★万が一、見れない人は、http://www.youtube.com/watch?v=ejjySUVOGKAをクリック。

    Jane StandleyのいるNY支局への電話取材も始まった。

  • http://www.pumpitout.com/audio/janes_office.mp3 (電話取材の音声)

    ■参考リンク:
  • Loose Change Website:「Story Of Wtc7 Collapse Released Too Early, by the BBC?」(2007/2/26)
  • Alex John's Prison Planet:「Time Stamp Confirms BBC Reported WTC 7 Collapse 26 Minutes In Advance」(2007/2/28)
  • The British 9/11 Truth Campaign:「Did BBCNews24 also report WTC7 collapse beforehand?」(2007/2/28)
  • 阿修羅:BBCも絡んだ大謀略だった動かぬ証拠!!まだ倒壊していないWTC7を「倒壊しました」と放送したBBC
  • posted by ヒロさん at 02:56 | Comment(49) | TrackBack(14) | 911真相究明
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