人生でお金が十分に流れてこない理由は、お金に対する意識や感情がその流れをブロックしているためだという。私たちは毎日のようにお金を触り、使い、話題にし、そのつど何らかの感情を抱いている。
まずは家計簿だ。私は月1で領収書をまとめてエクセルに入力していたが、このときに「いやな感じ」を抱いていると怒濤のごとく金運が悪くなる経験を何度もした。具体的にいうと、病気、事故、故障、不要買い、人間関係のトラブルなどで想定外の出費がかさんでしまうのだ。
家計簿をつけているときのいやな感じとは、例えばこんな感じだ ― 「レシートがこんなにたまって、ほんと面倒くさい・・・」「家計簿を細かく入力したところで、収入がふえるわけじゃなし・・・」「もっと節約しないとダメだわ・・・」「こんなんじゃ、この先やっていけない・・・」
つぎに価格比較の場面。せっかくルンルンといい買い物をしていたのに、別のスーパーやネットショップに行ってみたら、もっと安いことがわかった。その差は100円だったり、1000円だったりだが、このときに「損した」という思いを少しでも引きずると確実に金運が悪くなる。
最後に値札を見るときの意識。「おいしそうだけど、高いからやめよっと」「とにかく節約が大事」「よくこんな高いものを買う人がいるわね」「今日(今月)はお金ないからダメ」など。
このような意識・感情を放置したまま、どんなにアファメーションで「月収50万」「年収3000万」「私は金持ちになる」と唱えたところで効果なし。
ではどうするか。エイブラハムのプロセスNo.19は「請求書を受け取ったら、その2倍の額面を小切手として(架空の)家計簿に入力する」というものだ。ただ、日本には小切手文化が定着していないので、あまりなるほどという感じがしない。そこで私は以下の「10倍返しメソッド」を考案し、実践中だ。
思い込むだけじゃダメで「ありがとう」と(心の中で)言う。コンビニでパン2個買ったら210円だ、必ずレシートをもらって数字をみる、即10倍にして「2100円ゲット、ラッキー!」と心の中で言う。電車の切符を買った、670円だ、領収書は出ないけれど、切符の金額を即10倍にして「6700円もらっちゃった、うれしい」と言って、切符をポケットに入れる。
今月の電気代の請求は8950円か、「8万9500円の臨時収入、ありがとう」。さて家賃の送金が7万円だ、「70万円の収入、すごいじゃん」。さらに家計簿を入力するときに、またまた同じことをやる。家計簿はワクワクする音楽をかけながらハイな気分でつけること。
今日このブログを読んだ人はラッキーだ。特に1番目の「レシートを10倍にする」をやると、1日に何回も何回も財布を触るたびに、お金にまつわる波動をシフトさせていくことになる。必ずビックリするような効果が出るので、即実践!
■おまけ:
価格比較でもっと安いものが見つかっても「あれでよかった」と心の中で言う。正当化の理由をつけたければ「安くても質が悪かったかもしれないし」「私が選ぶときはいつも最高の選択」「次回から気をつければいいし」とぶつやいて、即スルーにしましょうね。