2011年11月26日

100才でブレイクできるピアニストを目指して

90才を超えるユービー・ブレイク(Eubie Blake)の演奏だ。右耳に補聴器を付けてはいるが、背筋はビンと伸び、リズムは軽快で、調子に乗ってくると元気のよいかけ声も飛び出している。

彼は1983年に100才の誕生パーティーを大々的に開いたが、後に年をごまかしていたことが発覚するという、少々お騒がせのピアニスト。このビデオで司会者は「もうじき98才になるピアニスト」として紹介したが、実年齢は94才と思われる。(96才で他界)

私の周りにも年をごまかしているピアニストはごまんといるので、とくに気にならないが、ともあれ、100才を過ぎてもカクシャクとしてどこかの発表会で演奏していることが、とりあえずの私の目標だ。

最近、ヤマハの「大人向けレッスン」のピアノ発表会に行ってきたが、70才を過ぎたおじさまやおばさまが難曲をガンガンと弾いていることに感銘を受けた。

トップバッターは72才の誕生日を迎えたばかりというマダムで、演奏曲目は「ベートーベン 月光」とあったので、ああ、あの曲ね、と思っていたら、演奏が始まってみると、第1楽章ではなく第3楽章だった!

ピアノ歴が5年とか10年とかいう人たちばかりだが、ショパンのノクターン遺作嬰ハ短調とか、ドビュッシーの月の光とか、みなさん、すごい曲を弾かれるものだと感心してしまった。お話を聞くと、その昔、お子さんへのピアノ教育やバイオリン教育で熱心だった方々が多く、さすがに耳が肥えていて、目標も高くそびえ立っていることがわかった。

2年前の私は毎月2曲をマスターしよう!なんていう無謀な夢を見ていたが、現在は「毎年2曲マスターして、過去に弾いた曲のすべてを年と共にレベルアップさせよう」に変更。

今年の新譜はバッハ・インベンションやOdeon(ナザレ)ぐらいで、ほとんどの時間は今までの曲の繰り返しだった。徐々に安定してきたのは、アメリのワルツ(ヤン・ティエルセン)、金婚式(マリー)、パルティータ2番シンフォニア(バッハ)、Maple Leaf Rag(ジョプリン)などだった。

来年は以下の新曲を考えている。

  • Over the Bar(ジェームズ・P・ジョンソン)
  • Magnetic Rag(ジョプリン)
  • Alone Together(アーサー・シュワルツ)
  • Liber Tango(ピアソラ)
  • ショパン:ワルツ Op70-2

  • posted by ヒロさん at 19:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 100歳の誕生日

    2011年11月01日

    太陽フレアと磁気変動

    10月24日のジョギングは、音楽を使った楽しいビートジョギングなはずが、ついに初めて途中で歩くことになった。その後、もう1度走り出すこともなく、8キロコースを放棄して、早々と近道で自宅に戻ってきた。

    気温が急に上がったためかな、とも考えたが、それ以外にも気になる変化がいろいろと起こっている。日誌を見ると、10月13日から睡眠時間が普段より平均2時間ほど長くなっている。お湯にずっとつかっている感じで、心臓付近がいつもぼんやりと熱を帯びていて、数日前からは喉にも同じような症状が現れている。

    自然現象に関するニュースを調べると、24日夜に米国の南部でオーロラが観測されている。

      赤や緑の幻想的な輝きを放つオーロラが米国のジョージア州など、南部諸州で観測され、米メディアは25日、「珍しい出来事」として大きく報じた。
      米国では、カナダに近い東部マサチューセッツ州や中西部ミネソタ州などがオーロラ観測の南限とされるが、AP通信によると、オーロラは24日夜、アーカンソーやジョージア、ケンタッキー、アラバマなど南部諸州で観測された。
      米航空宇宙局(NASA)の施設があるアラバマ州ハンツビルでは現地時間の同日午後8時25分から20分間にわたって姿を現した。ハンツビルは北緯34度にあり、日本では大阪市付近の緯度に相当する。
      オーロラは、太陽で発生した爆発現象「太陽フレア」などで発生した電気を帯びた粒子が地球に到達し、大気中の粒子と衝突して発光する現象。今回は特別大きな爆発現象が起きたわけではないが、粒子が地球に到達したタイミングがよかったため、南部でオーロラが観測されたという。(共同)

    台風や低気圧など気圧の変化を体調の変化として感じることはよくあったが、太陽風や磁気の変化についてはいままで無頓着だった。黒点、地磁気、太陽フレアなどを記録しているブログから、9月と10月の黒点変化だけ以下にまとめてみた。10月12日〜25日に黒点数が急増していることがわかる。(150以上を太字とした)


    10月24日 アーカンソー州オザークで観測
    Date  黒点数
    09/01木 119
    09/02金 103
    09/03土 139
    09/04日 114
    09/05月 102
    09/06火 93
    09/07水 60
    09/08木 47
    09/09金 65
    09/10土 77
    09/11日 94
    09/12月 97
    09/13火 118
    09/14水 144
    09/15木 167
    09/16金 173
    09/17土 138
    09/18日 144
    09/19月 128
    09/20火 101
    09/21水 108
    09/22木 86
    09/23金 90
    09/24土 88
    09/26月 108
    09/27火 103
    09/29木 82
    09/30金 116
    10/02日 99
    10/03月 89
    10/04火 121
    10/05水 100
    10/06木 99
    10/07金 88
    10/08土 61
    10/09日 71
    10/10月 87
    10/11火 113
    10/12水 149
    10/13木 147
    10/14金 157
    10/15土 166
    10/16日 158
    10/17月 165
    10/18火 155
    10/19水 162
    10/20木 195
    10/21金 207
    10/22土 164
    10/23日 128
    10/24月 151
    10/25火 147
    10/26水 104
    10/27木 98
    10/28金 104
    10/29土 73
    10/30日 80
    10/31月 112

    私の初期の体感では、心臓に負担が掛かってため息をつきたいような感覚もあったが、一方で、心臓付近と甲状腺付近のチャクラが多いに活性化している感覚もある。今後は、太陽フレアと太陽黒点に関心を傾けながら、大宇宙と人類の変貌の時期を大いに楽しんでみたい。


    posted by ヒロさん at 18:49 | Comment(1) | TrackBack(0) | サイエンス+数学
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