家に帰ってメガネで窓の風景を見ると、おそらく1.2程度でなければ見えないであろう看板の文字が何とか読める。視力表を眺めてみると、いままで確認できなかった2.0の段に黒い点がしっかり見える。両目でちゃんと読めるのは0.9〜1.0だ。裸眼では0.2と0.3の間ぐらいであろうか。
「眼鏡視力が0.4から0.7へ」を書いたのが2010年9月20日なので、1年9カ月ぶりにさらにもう1段の視力上昇を確認したことになる。
一体何がこの変化をもたらしたのか。ここ数カ月の動きを振り返ってみたい。
■エイブラハム瞑想+スワイショウ
エイブラハム瞑想CDでは、リズミカルに吐く息を長めにするように誘導する。そして呼吸ともに、こだわりや抵抗が日一日と手放なされていく、というメッセージを受け取る。私はこれにスワイショウという前後の腕振りを組み合わせ、1日のスタートを必ず、この「瞑想スワイショウ」で始めることにした。(2012年5月7日より実践)
■ビート音楽ジョギング+目つぶり
音楽リズムと足のリズムを完全に一致させる音楽ビートジョギングに昨年夏からはまり出した。最近はタイム更新の気持ちは薄れ、ひたすら「快」を維持する走り方は何なのかを考えるようになり、瞑想を誘うような音楽を導入。走っているときに実際に目をつぶっている。
■TVドラマ「フレンズ」+スワイショウ
朝に肩がほぐれても、夕方になると左側の肩甲骨からじわじわと不快感が押し寄せてくることがある。(私の肩や肩甲骨のコリ状況は中学3年以来の重症なので、ほぐし切るには時間がかかるのだろう。)そこで、ダメ押しでスワイショウの時間を増やせるように、20分のお笑い英語ドラマを見ながら、スワイショウを実践。ビデオを立って見る、さらに腕を振りながら見る、ことにしてみたのだが、これがよかった。ときどき声高らかに笑いながら肩をほぐすというのは正解だ。
■ヨガ体操の頻度を増やす

■ホメオパシー目薬と蒸しタオル
ちょっと目が疲れたなと思ったときに、以前は薬局でよく見かける目薬を使っていたが、2カ月前からホメオパシー系の目薬に変更。また、蒸しタオルは朝時間があるときに、という程度だったが、夕方や夜など1日に何回でも実践することに。すぐに目薬に頼るより、蒸しタオルの方がずっと目の安らぎに効き目がある。
■片目つぶりと首回し
昨日から急に視力が跳ね上がったのはなぜだろう・・・で思い当たる新しいことと言えば、ジョギング中の片目つぶりを復活させたこと。鏡の前でやってみるとわかるように、あまり美しい表情にはならないので、人のいないところでお奨めだが、これは目の周りの筋肉のストレッチにもなる。さらにジョギング後や日常生活で、首を柔らかくする運動を強化していたこと。
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以上のような状況を踏まえ、もう1段の視力アップのための「今年2012年の展望」を語ってみたい。次の1段階は<眼鏡視力1.5、裸眼視力0.4 → メガネの交換>としてみたい。
★健康づくりは“仕事”と同等のプロジェクト
その昔、原久子の視力回復本の中で「視力回復訓練に1日2時間・・・」のような記述を読んで、毎日そんな時間が取れるわけがないじゃないか、と少々ムッとしたことがある。みな仕事、家事、人付き合い、メール・ネット、テレビなどにいっぱい時間を掛けているわけだが、視力回復を1つのプロジェクトと考え、他のプロジェクトとの並行処理を心がける。
★カラダを変える、変えたい、という意識を捨てる
健康のため、鍛えるため、やせるため・・・といったジョギングやヨガ体操は所詮長続きしないのではなかろうか。何かのためにするのではなく、それ自体が気持ちよく、面白くてしようがない、という方向を考える。スワイショウの回数を数えながら頑張っている人は、音楽や短めのお笑い番組を使った方が楽しくできる。「プロジェクト」とは、実は遊びのプロジェクトなのだ。
★イメージ瞑想は視力を上げる可能性
「瞑想スワイショウ」の最中は、目をつぶり、遠くの星やトンネルの出口をイメージしている。これ以外に、もしこうなったら面白いなぁ・・・という「心の映画」をリラックスした音楽を掛けながら15分程度行うのは効き目がある。うまく誘導ができれば電車の中でも可能ではなかろうか。この場合も「心の映画」自体を楽しみとし、変えるという気持ちを捨てることが大事。
★明暗法

★お風呂とマッサージ
お風呂の中で顔のマッサージ、目を前後左右に動かす体操、さまざまな顔筋運動などを習慣化する。顔、首、肩、背中の流れを良くすれば、視力は上がるかも。
★メガネに感謝
メガネやコンタクトなしで星もハッキリ見える、本もスッキリ読める、というのが理想的だろう。だが、とりあえず、メガネやコンタクトという製品は日々役に立っているわけでありがたい存在なのだ。メガネやコンタクトをもっと大切に。私は数カ月前から、メガネケースに「メガネさん今日もありがとう」というシールを貼り始めた。感謝しながら、いつかメガネとお別れしましょ。
★人生のビジョンを明確にする
エイブラハム曰く、小さいころから視力がいつもボケていて、気分がすっきりしない人は、自分の気持ちと反対のことをああでもない、こうでもないと繰り返し、自分の人生のビジョンを曇らしている結果である、とのこと。私の思い当たるところで言うと、「世の中は汚い」「世間は見たくない」「人とつき合いたくない」と強く思ったことが、小学5年ときの急激な視力低下の引き金だったかな、と考えている。
■参考:
・視力に関して言及しているエイブラハムのセミナーオーディオ