
TVドラマ「Smallville」のシーズン8をハイペースで鑑賞していたところ、このキャラクターはカッコイイなぁ、と強く惹かれたのがグリーン・アロウ(Green Arrow)。弓矢を自在に扱うグリーンコスチュームのスーパーヒーローだ。・・・(1月27-29日)
最近ときどき訪問している「常時英心:言葉の森から」というサイトで、 「gangrene (壊死)」という単語が取り上げられていた。病気関連の用語はなるべく覚えないようにしている私だが、gangrene = Gang + green と勝手な因数分解を行って「知り合いのGang君の顔が緑色になって壊死状態」と想像したらとても面白かったので、自分の英語表現データベースにも入力することにした。(注:gangreneの語根は gnaw/gastro- の仲間で、ミドリとは無関係)・・・(1月29日)
映画関連でYouTubeを検索していると、ジェニファー・アニストンのインタビューにヒットし、シュタイナー学校の卒業生であることが判明! 彼女は「フレンズ」のレイチェル・グリーン(Rachel Greene)なのだ。・・・(1月31日-2月2日)
「Revolver」という映画をたまたま鑑賞すると、主人公の名前がグレアム・グリーン(Graham Greene)!この映画は、量子力学や魔術トリックを散りばめながら、「人生ゲーム」について自己内面の対話を促す不思議なストーリー展開だ。・・・(2月5日)
翌日にドラマ「Everwood」の初回エピソードを久々に見ると、主人公の男女が夢の中で睦まじくダンスをするシーンがあり、そのときの音楽が アル・グリーン(Al Green) の Let's Stay Together。・・・(2月6日)
一体これは何だろう? ここに来て、グリーンをますます強く意識するようになる。
「Fight Club」という映画を見ると、グリーンのハートチャクラに関する言及あった。ヨガでは心臓付近にあるチャクラの色はグリーンとして表現されている。・・・(2月8日)
机の目の前に積まれている本にふと目をやると、年初に購入した「宇宙を織りなすもの」の著者はブライアン・グリーン(Brian Greene)ではないか! これはツン読にしておいてはいけない、とセッセと読み始める。・・・(2月9日)
ブライアン・グリーンが登場するビデオを次々と見ていると、ひも理論の先駆者の1人がマイケル・グリーン(Michael Greene)であることが判明。・・・(2月10日)
頻繁にグリーンにヒットする理由は、単にグリーンがメジャーな名前だからではないか。アメリカの苗字ランキング(2000年)によれば、Green は37位と意外に上位にいる。これからGreene が除外されているとすると、Green/Greene の総数はもっと多いはずだ。
色の名前にちなむ苗字は、Brown(4位)、White(20位)、Green(37位)、Gray(79位)となっている。ブラウンさんはブルネットの髪が似合うかもしれない。ホワイトさんは歯科やクリーニング店がいいかも。グレイさんはシンデレラ(灰かぶり)願望が強い?
Greenの苗字の由来を調べると、Greenman や Jack in the Green に由来しているという。Jack in the Green とは ロビン・フッド(Robin Hood)であり、Robin in the Wood が訛ったもの。Smallvilleのグリーン・アロウは、ロビン・フッドのことだったのか!・・・(2月11日)
そんなこんなで、現在「グリーンマン:ヨーロッパ史を生きぬいた森のシンボル」を読み進めているところだ。グリーンマンはごく最近になってつけられた名称で、ケルト文化の森の神であり、メイポールの五月祭りと縁が深い。アーサー王伝説の関連では「サー・ガウェインと緑の騎士」もある。グリーンマンとは死と再生の森のシンボルなのだ。
今回の緑のシンクロニシティの結果、小学時代のミドリちゃん(友人)の夢を見たり、今まで敬遠していた青汁を飲み始めたり、量子力学に嵌ったりと、新しい経験に引き込まれている。五月祭りでミドリの服を着る人は「私には恋人がいます」という文学表現のレトリックであるとのことなので、私も年甲斐もなく、今までメッタに着たことのなかったミドリを着てみましょうかしら。