1979-80頃・・・神戸市長田区出身
1991-1997・・・神戸の国際スクール「カナディアン・アカデミー」
1997-2000・・・London School of Economics and Political Science
2000-2002・・・University of Sussex(国際開発協力関連の専攻)
2002-2003・・・日本貿易振興機構(ジェトロ)
2003-2005・・・フリーランス翻訳家
2005 ・・・英「The Times」の東京支局でリサーチアシスタント
2005-2008・・・AP通信記者
2008-2009・・・ウォールストリートジャーナル記者
2009.2〜 ・・・ニューヨークタイムズ記者
★追加:2014年9月中旬に東京からニューヨークに異動した模様。
カナディアン・アカデミー(Canadian Academy)は12年制のインターナショナルスクールで、1990年に神戸・六甲アイランドに移転しており、田淵は移転後のこの学校で中等部・高等部を終了したものと思われる。「カナダ」と名前がついているが、これは1913年にカナダ人宣教師が設立したことにちなむもので、現在カナダとの関連はとくにない。(偶然だが、オオニシ・ノリミツは「カナダ国籍」を取得している)
東京在住の米「Time Magazine」のジャーナリスト Lucy Birmingham が主催するサイトで、田淵がインタビューに答えており、この内容を紹介したい。年齢は33才として紹介されているので、2013年頃のポスティングと思われる。
http://lucybirmingham.com/?p=1972
I studied Mandarin in college and spent several summers in China, so I considered trying to work as a journalist there. But finding a spouse is much harder than finding a job, so I'll stay in Japan unless he’s willing to go with me. (私はカレッジで中国語を学び、中国で何度か夏を過ごしています。ですから、中国でジャーナリストとして働くことを考えました。でも、仕事以上に配偶者を見つけることがずっと大変なので、彼(=今つき合っている日本人の男性)が同意してくれない限りは、日本にいるつもりです。)
彼女が中国語を学んだ「カレッジ」は、London School of Economics and Political Science だろう。中国を訪れたのが「several summers」なので、ロンドンのカレッジ時代に(さらには英サセックス大学時代を含め)、夏休みに中国に何度も渡航していたかのような含みだ。中国への入れ込みは激しいようだ。橋下大阪市長の父親に関するNYT記事を引用したブログでは、田淵は明らかに中国寄りの偏向がある「half-Chinese」だ、とコメントした人もいる。
For example, Hiroko Tabuchi who is a graduate of the Canadian International Academy in Kobe is half-Chinese; perhaps we need to closer examine her writing for any pro-Chinese 'slant' (which some allege there is). [2012/6/11 post] http://www.mutantfrog.com/2012/06/08/nyt-making-fun-of-osaka-mayors-dad/
もう1度、Lucy Birmingham のインタビューに戻りたい。
Her family spent Christmases at a sanatorium for ex-leprosy patients in Okayama where her parents had volunteered as students. (Lucy Birmingham の解説:彼女の家族はクリスマスには岡山にあるハンセン病療養患者のサナトリウムで過ごし、そこで両親は学生のボランティアをしていた。)
幼いころの田淵は、岡山のサナトリウムでクリスマスをよく過ごしたという。岡山県瀬戸内市には「邑久光明園(おくこうみょうえん)」と「長島愛生園(ながしまあいせいえん)」2つの国立療養所があり、サナトリウムはこのいずれかであろう。前者には光明園家族教会、後者には曙教会というキリスト教会がある。田淵ファミリーはキリスト教の信徒であり、ボランティアをしていた両親が学生として在籍していた学校・大学は、医療・福祉関係の可能性もある。
キリスト教では聖書の記述により、ハンセン病(らい病)は罪人のメタファーになっている。在日朝鮮人の罹患者は、民族差別とハンセン病差別の二重の苦しみを受けたとされており、これに深く同情するキリスト教徒も多いはずだ。
She was impressed with the way her father's students at a local university volunteered to set up soup kitchens for the victims.(Lucy Birmingham の解説:地元大学の父親の学生たちが(阪神大震災後に)被災者のひとたちに無償の炊き出しをしていたことに感銘を受けた)
田淵が15才のときに経験した阪神淡路大震災では、「地元大学の父親の学生たち」のボランティアの姿に感銘したという。父親は神戸近辺の大学で教鞭を取る人のようだ。

さて、田淵にオオニシ・ノリミツと同じような在日疑惑が立ち上るのも、神戸市長田区という出身に加え、次のような発言をツイッターで平然と行っているからだろう。

「高校時代から元従軍慰安婦の方に直接お話を聞きに行ってます」というのは何だろうか? 日本語と英語のバイリンガルで、社会正義に燃える、国際的な仕事を夢見る少女であろうことは想像できるが、高校生時代(1995〜1997)に直接、韓国の慰安婦に出会っているとすると、ピースボートなどを含め、何かそのようなツアーに参加していた、ということか。そして両親もそれに賛同する人たちなのだろう。
■参考情報
神戸カナディアン・スクールの中高等部の生徒構成
The 575 students in grades Pre-K-12 represent nearly forty different nations with approximately 57% from East/South East Asia, 20% from North America, 12% from Europe, 6% from South Asia, 3% from Oceania, 1% from West Asia/Middle East, and 1% from Latin America. (ブログ主の注釈:東アジア・東南アジアが57%となっている。日本人も含まれているはずだが、国別構成は不明。ちなみに神戸市の2011年外国人登録者44000人のうち、韓国・北朝鮮は46%、中国は32%)
■つぶやき
カナダ国籍のノリミツ・オオニシと違い、彼女は東京に在住する日本人だ。インタビュー記事によれば、結婚や出産も希望しており、NYTからアメリカでの仕事も打診されたが、当面は彼と一緒に日本に在住したいのでこれを断ったという。まさかとは思うが、「結婚しろ」で大騒ぎになった東京都議会の塩村文夏(しおむら・あやか)と同じように、田淵のお相手も朝日新聞関係者だったとしたら、とっても面白い・・・(妄想ですけど)。
■ギルモアガールズ
わたしの大好きな英語ドラマ「ギルモアガールズ」の主人公ローリは、イエール大学の新聞部編集長。偏向のノリミツ・オオニシはプリンストン大学の新聞部編集長。結局ローリは第一志望のニューヨークタイムズに入れず、CNNへ・・・。