このビデオの冒頭は、制御爆砕(controlled demolition)以外では説明のつかない第7ビル(WTC7)の崩落から始まる。アメリカでも日本でも、911当日の夕方に崩落したこの3番目のビルについて知らない人は多い。911調査委員会の最終報告書でも何1つ触れられていない。
巨大ツインタワーが全壊した後の混乱の中で、この47階建てのビルはなぜ破壊されなければならなかったのか。そして、危機管理庁(FEMA)はなぜこのWTC7の瓦礫をまっさきに撤去し、証拠隠滅ともいえる行為に踏み切ったのか。
私の推理になるが、WTC7にはツインタワー攻撃の作戦指令本部があり、作戦終了後に意図的な火災を引き起こし、多少の不自然さは覚悟の上で「ドサクサ紛れの解体」という証拠隠滅を図ったのではないか。あるいは、このビルに証券取引委員会(SEC)の捜査資料が多数あったことから、これをご破算にすることを条件にウォール街金融資本が一枚かんでいたかもしれない。
ただ、このような推理をしてしまった後の泥沼と闇は限りなく深い。WTC7の制御解体の準備には数週間を要するため、テロ攻撃はかなり前から想定されていたことになる。「作戦本部」がツインタワーの人工的な崩落を演出したとすると、謀略は桁違いに大きくなる。さらに、ボーイング機が遠隔操作されていた可能性や、そもそもハイジャックが本当にあったのか・・・といった推理や妄想が膨らんでいくことになる。
“911陰謀論者”を徹底攻撃するテレビ論客たちは、「WTC7はどうして自由落下速度で崩落したのか」と問い詰められると「私はエンジニアでないから、そんなことわかりませんよ」と逃げを打って、別の話に逸らそうとする。私も、ツインタワー爆砕疑惑の科学的解説に関しては、「Architects & Engineers for 9/11 Truth」など専門家グループによる追究にお任せすることにしたい。
■3機目と4機目についてはこちら
いま我々が生きている虚構と神話の現代
http://doujibar.ganriki.net/evidences_abandoned_for_ten_years.html
「Expert Speaks Out」に登場する生物学者・地質学者リン・マーギュリス。WTCビル崩壊に対する見解。
http://www.youtube.com/watch?v=I6jeg1i0WtE
「Architects & Engineers for 9/11 Truth」のメンバー数は、2011年12月30日時点で1647人。来年は2000人を突破するであろう。
http://www.ae911truth.org/
以下のサイトに、WTC1の崩落でWTC7(ビルティング7)が受けた「傷跡」がはっきりとわかる写真がある。
http://www.debunking911.com/pull.htm
このような被害を受けたビルが全面的な火災にあった場合、上から下まで崩落すると信じられるか。
このビルの途中の2秒間の崩落は「完全な自由落下速度」なのだが・・・。