
とりわけ、延長後半12分の澤穂希のシュートは「奇跡のシュート」だ。コーナーキックの前に澤・宮間・阪口が立てた作戦、絶対に勝つという信念とイメージ、信頼のコンビネーションとアイコンタクト、そして何よりも彼女たちが長年鍛え上げた身体能力が、まさに状況を渦巻きのように動かし、澤のいうところの「サッカーの神」を引き寄せたのだ。
私自身は、この“事件”をきっかけに、身体能力や健康関連で「奇跡は起こる」という確信をさらに強めた。日本女性の平均寿命は86才で、世界ランキングで20年以上のトップを独走している。
寿命は確かに長い。だが、生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)はまだまだ改善の余地がある。内臓や循環器系の病気を免れたとしても、脚を鍛えていない人はいずれ「転倒→骨折→寝たきり」という順路が待ち受けている。50才、60才を過ぎていればこそ、足取りが軽快な「なでしこジャパン」になる必要があるのだ。
すでに運動の習慣がある女性がそれを中断してしまう理由のNO1は、パートナーや旦那さんの介護。歩けなくなるということは罪深い。旦那が倒れると、嫁の寿命も確実に縮めてしまう。男性も100才まで柵をまたげる、ダンスができる、自転車に乗れる、走れる、スキーができるという「さむらいジャパン」を目指しましょうよ!
キターッ! ヤッター! ガッツポーズ! 大勝利! 奇跡は起こる!
http://mainichi.jp/enta/sports/soccer/news/20110719k0000m050027000c.html
FW川澄奈穂美は「日本の選手の方が楽しそうにやっていた」と振り返る。PK戦に入る前、円陣を組んだ日本には笑顔があった。その中央で佐々木監督が「楽しもう」と呼び掛けた時、勝利は決まっていたのかもしれない。
決勝前日、澤は「(自分が優勝トロフィーを)掲げている姿が想像つく」と話していた。
蓮舫前行政刷新相(43)が18日早朝、「なでしこジャパン」の女子W杯優勝をうけて「なでしこJapan、優勝!!すごいです。」とツイッターに書き込んだところ、多くの批判する意見が書き込まれた。
(中略)
「えっ?1番駄目なんでしょ?どうして喜ぶの?白々しいわ!」「スポーツ振興金をゴッソリ仕分けして、外国人献金をガッツリ頂いているあなたに『ジャパンおめでとう』とは死んでも言って欲しくありません」などキツイ言葉が続いた。
http://www.sanspo.com/shakai/news/110719/sha1107190503002-n1.htm
澤穂希「優勝するシーンしか想像できなかった」=サッカー女子日本代表(2011/7/18)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110718-00000024-spnavi-socc
「最高の舞台で、最高の仲間と一緒にメダルを取れたのはうれしかったし、楽しかった。今日の決勝戦は優勝するシーンしか想像できなかった。日本が青のユニホーム、青のパンツ、青のソックスで戦って、表彰台の上でトロフィーを掲げるシーンまで鮮明に想像できていたし、ユニホームの色も含め、本当にそうなりましたね。また、今日は川澄にネイルを新しく塗り直してもらったんです。これをやる日は必ず点が取れるんです。」