2011年04月09日

ハッピー体質になるための、夢の記録の第一歩

睡眠中の夢見のメッセージを理解するためには、とにかく記録することだ。夢日記をつけることだ。

訳あって、エクセルに入力してある過去の夢日記573件を全部読みなおしてみた。「過去」とはいっても、データの95%は2002年9月〜2004年8月の2年間に記録されたものだ。記録には根気と時間を要する。仕事や生活に余裕がないと、なかなか継続は難しい。

「夢」と真剣に向き合ったとして、その見返りはあるのか? 『夢見レッスン帳』の著者によれば、以下のようなメリットがあるという。

  • @ 直観力が高まる
  • A ヒーリング効果がある
  • B イメージ力が強化される
  • C 知識が豊かになる
  • D 現実の問題処理のヒントが得られる
  • E 他者との一体感やつながりが味わえる
  • F テレポテーション
  • G 自分の機嫌(たとえば過去生の記憶)を知ることができる
  • H 神秘的存在(ガーディアンエンジェルなど)の知覚が可能に

    夢を思い出し、記録するという行為によって、直観力(@)やイメージ力(B)は強化される。夢は自分自身との深い対話であり、そのメッセージに耳を傾け、気づきを得ることで、心理的なヒーリング(A)が起こる。時として、過去の経験を凌駕するような映像やコトバが現れることがあり、これを調べることで知識(C)も深まる。とくに、今悩んでいる問題の解決方法を上手に問いかけることできれば、それを暗示するかのような答え(D)が得られることがある。わだかまりがある人との関係が夢の中で「和解」(E)に至ることもある。夢の中でシンクロニシティや遠隔透視(F)を経験することも多い。過去生を信じる人は過去の自分の姿(G)を垣間見たり、守護霊を大切に考えている人は霊的な存在(H)に導かれる。

    私はバスケットボールの試合に出ている夢がダントツに多かったが、体が運動することを求めているメッセージであることが記録によって判明した。バスケットボール以外にも、ソフトボール、サッカー、水泳、ジョギングの夢も希に見ることがあるが、いずれも「体をもっと動かして!」という強い叫びだったのだ。

    小中学校の頃の友だちが何度も登場することがある。私をいじめた人、怖くて太刀打ちできなかった人、ひどい嫌味を言った人などだが、夢記録を続けているうちに「和解」も起こっている。いつも私のことを蔑んでいたKさんとは、2002年12月31日に夢の中で和解。ケンカ別れしたMさんとは、2003年2月22日に楽しく会話。恨みつらみが積もった昔の恋人とは、2003年3月14日に一緒に長い時間を過ごす。怖くて反論ができなかったIさんには、2003年12月28日に勇気を持って反論・・・・などだ。

    自動車を運転していて、ブレーキやハンドルが効かなくなる夢も多い。パソコンやプリンターが制御不能になる。エレベータに乗ると、思い通りの階に行けない。大きな建物で出口が見つからない、ドアが開かない、階段がない、など。生活が全般がコントールできていない時、方向や目標が明確でないときによく見る夢だ。

    「神話は社会の夢、夢は個人の神話」とジョセフ・キャンベルは言った。個別の夢のシンボルに踏み込む前に、人類全体が同じように見ている夢の類型パターンがあるので、そこから理解を深めるのが無難かもしれない。

    『夢でわかる本当のあなた』(パトリシア・ガーフィード著)は50年以上自らの夢記録を続けると同時に、他者の夢記録を大量に収集し、以下のような大まかなパターンにまとめている。

  • 1)追いかけられる夢、襲われる夢
  • 2)怪我・病気・死にまつわる夢
  • 3)乗り物のトラブルの夢
  • 4)資産を失う夢
  • 5)テストやパフォーマンスで失敗する夢
  • 6)落下する夢
  • 7)人前で裸になる夢
  • 8)交通機関に遅れる夢
  • 9)機械が故障する夢
  • 10)災害の夢
  • 11)迷う夢
  • 12)霊に取り憑かれる夢

    1)の「追いかけられる夢」の追いかける主のほうは、見知らぬ人40%、動物25%、超自然的存在15%、何か「恐ろしいもの」10%、知人6%。生命の危機や人間関係のトラブルに起因する。

    2)の「怪我・病気・死にまつわる夢」は実に多様なパターンがある。私は歯がボロボロになって抜ける夢を何度も見ているが、歯ぎしりや噛み締めが原因の場合があり、怒りの意識に関連している。これは身に染みて思い当たるところがある。

    5)の「テストやパフォーマンスで失敗する夢」は私も生々しく夢を何度となく見た。困難に直面して当惑している自分の姿だったり、日常の何かで準備や時間が不足している表れであったりする。

    7)の「人前で裸になる夢」は、バツの悪さ、恥ずかしさ、無防備さを感じている意識だったりする。このときのほとんどの反応は、「物陰に隠れる」「手などで隠す」「衣類を着る」だが、弱点を隠したいという心理の表れだ。が、ごく希に堂々と裸を見せつけて、解放感や自由を満喫するケースもある。

    上記の12パターンはネガティブなパターンのみを選んだが、ポジティブな夢ばかりを見て、楽しい夢の世界に浸ることもできるはずだ。

  • 1)抱擁される夢、愛される夢
  • 2)癒される夢、産まれる夢、生まれ変わる夢
  • 3)乗り物を楽しむ夢
  • 4)資産が増える夢
  • 5)テストやパフォーマンスで成功する夢
  • 6)飛ぶ夢
  • 7)ドレスアップする夢
  • 8)楽しく旅行する夢
  • 9)機械がスムーズに動く夢
  • 10)美と奇跡の夢
  • 11)新天地を見つける夢
  • 12)霊に導かれる夢

    元祖引き寄せの法則のエスター・ヒックス(エイブラハム)は、いつでも、どこでも、誰と、何をしていてもハッピーになれ、とアドバイスする。「いつでも」というからには、睡眠中の夢見の世界も含めなければなるまい。

    ネガティブな夢を見たときは、それを分析することも大事だが、それ以上に「明日はもっと楽しい夢をみるぞ!」と決意を固め、具体的に楽しい夢の内容を自分の未来となぞらせながら、あれこれと考えてみてはいかがだろうか。




  • posted by ヒロさん at 20:54 | Comment(10) | TrackBack(0) | 眠り&くつろぎ
    この記事へのコメント
    TITLE: 夢日記にはこんな効用があるんですね。夢占いのためかと思ってました。
    お久しぶりです。シュタイナー高校で歴史を教えている米人夫は、もう随分、忙しさで描いてないようですが、以前はよくこまめに夢を日記に書いてました。それは夢と言えば、ユングなど心理学より、夢占いを思い出す私には不思議でした。でも一昨日、ヒロさんの記事をみて、こんな効用がある事にあらためて驚きました。シュタイナーの記事もいくつか書かれているので、少し触れると彼もクレアボヤンジュントして夢について語っているようですね。あとケーシーヒーラーのCaseyも語っていたように記憶します。しかしヒロさんの引用された方の著書は存じ上げませんでした。参考になりました。早速、また夫に復活するよう進めてみます。
    Posted by モンタギュー at 2011年04月22日 06:12
    TITLE: 明晰夢とドリームボディ
    >以前はよくこまめに夢を日記に書いてました。(モンターギュさん)
    私の知っているシュタイナー学校の専任の先生は、たぶん誰一人として夢日記をつけていないと思います。みな、忙しすぎますので(笑)。特に小学低学年の担任は子供の「dreamy」な状態を大事にしてますから、子供たちと一緒に生きること、それを記録することが、ある意味で夢日記なのかもしれません。

    現在、スティーブン・ラバージ(Stephen LaBarge)の「明晰夢(Lucid Dreaming)」と、アーノルド・ミンデル(Arnold Mindell)の「24時間の明晰夢(Dreaming While Awake)」を読んでます。どちらもこの分野で最先端の名著です。

    夢を見ながら「これは夢だ!」と気づきながら見る夢を明晰夢といいます。夢の世界でどうやったらそのような意識を引き出せるのか、その一方で、起きているときにドリームの世界(潜在意識の世界?)を感じる生き方とはどのようなものか。超能力者の資質としてではなく、普通の私たちがその世界に入り込む手がかりのようなものに、いま、少し興味をもっています。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2011年04月22日 08:26
    TITLE: こういう夢を見たことがあります
    場所はニューブリテン島ラバウル。
    沖止めされた船から上陸後、各自解散して市街地を一人歩きし、再集合時間に決められた場所へ行く。
    しかし自分の乗るべきテンダーボートは見つからず、時刻は刻々と過ぎて行く。
    あちらのボート、こちらのボートと聞いて回るが、どの船頭も
    「あの船のボートなんぞとっくに無いよ」とつれない答え。
    やがて私一人を取り残したまま、自分の乗るべき客船は沖へと向かって行く・・・・
    ところで目が覚めた。

    無論その薄情な船はあの船です。
    なんであんな夢を見たのか、そしてなんでラバウルと場所まで特定されているのか、
    行ったこともなければ特に行きたいとも思っていないラバウルが浮かんだのか、
    そして行ったこともないラバウルの港や街並みが結構正確だったりしたことが
    自分でも分からない。

    「こんな変な夢見ちゃいました」
    と一緒に乗っていた友人に電話したら大笑いされました。
    Posted by ちゃねらー at 2011年04月22日 23:50
    TITLE: 私もこんな夢が・・・
    >行ったこともないラバウルの港や街並みが結構正確だった(ちゃねらーさん)
    肉親やご親戚の方で、ラバウルに駐軍した方はおられません? 夢は自分の過去の記憶だけではなくて、さまざまな集合意識が流れ込む場のようですからね。

    私も「薄情な船」に関して、夢日記を検索してみました。2002年10月の夢。船の大ホールにいる。船の外側の鉄板がはがれたとの知らせ。そうか、困ったな、こんなもので役に立つかどうかわからないけど・・・と、私が持ち出したのは包装紙。なぜか状況場面が実家に変わっており、私の母が「危ないから行くな」という。これを振り切って出発・・・・という夢でした。

    これ3回目に乗る数カ月前の夢ですね。包装紙ではダメでしょ(爆)。実際、乗った船はエンジンが壊れて、ケニアに1カ月足止めになりましたけ。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2011年04月23日 10:09
    TITLE: 明晰夢と潜在意識の世界
    本当、どこの教育現場も夢を与える側の教師の度量が求められる教育を狙っている現場なのに、会議やクラスの準備に忙しすぎて、神経をすり減らし、夢日記をはじめインスピレーションやawe直感力/内なる神との対話をしている暇がなくなるのが寂しいですが、夏休みに英気を養ってもらいましょう。

    ヒロさんが仰っていた>夢を見ながら「これは夢だ!」と気づきながら見る夢を明晰夢といいます。夢の世界でどうやったらそのような意識を引き出せるのか、その一方で、起きているときにドリームの世界(潜在意識の世界?)を感じる生き方とはどのようなものか。超能力者の資質としてではなく、普通の私たちがその世界に入り込む手がかりのようなものに、いま、少し興味をもっています。
    >これって確か、夫からも数年前に聞いていました。しかし彼は北米インディアンの書物も含め夢の著作にかなり触れてて、その世界に入り込むというより、普段いろんなものに覆われている潜在意識に意識をむける、つまり表面に浮かび上がらせるというような、元々あったものに気づきの力をもたせる役割が、夢を覚えていることにあると言っていたのを思い出しました。

    よく子どもの頃、今自分は夢を見ているのか、夢を見ているのを夢見ているのかといった疑問に思う夢を観ていたのを覚えています。そんなことを話すと、夢を見ている時に、意識を持つ訓練をすることも勧められました。そうすれば自分の意志のコントロールがたやすくなるといったような会話もしていました。一口に夢と言っても、潜在意識といってしまうと心理学かなと考えてしまいますが、もっともっと精神性の高い、高尚なハイヤーセルフの部分が夢を見、それを覚えている、または覚えていようとするのではないでしょうか。それも人の渇仰なのかと考えていました。それは知識を渇仰する事とは全く違った次元、より高次の意識を持とうとするヒト本来の有り様ではないのでしょうか。
    Posted by モンタギュー at 2011年04月25日 12:24
    TITLE: 映画の共同製作の現場
    夢見の世界は、瞑想体験にも近いですね。私は夢の中でその日に出会う人、モノ、出来事、食事の献立(笑)などを教えてもらったり、シンクロすることが多いです。最近、エスター・ヒックス(エイブラハム)の瞑想CDで15分瞑想も始めましたが、瞑想中にふと気づくことがいろいろあります。

    睡眠中の夢見は、自分の意識の投影であると同時に、共同映画製作の場面でもあるかのようです。自分は監督または主演俳優みたいですが、明晰夢以外では映画全体をコントロールできていない。助監督、美術担当、シナリオライター、特殊効果などいろんな人がいて、さらに他の俳優がいっぱいいる。決して自分だけの意識ではなく、他の人たちの意識も断片的に流れてきている。潜在意識から集合意識へ、ハイヤーセルフの世界は大きな自己(broader self)の世界となって、たくさんの人・事象とつながっている、という感じです。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2011年04月28日 04:50
    TITLE: 確かにセルフは個というより、いろんな意識が集まった群でしょうか
    またお邪魔しました.
    「他の人たちの意識も断片的に流れて来ている」とはいいえて居ると思います。
    これもある北米インディアンの友人が、昔叔父の夢に行って来たという表現をつかっていたのを思い出しました。だから、彼女はメディスンマンの父親の血を一番ひきついでいるのではと勝手に考えていました。自分はベトナムにいっていないのに、ベトナム戦争を叔父が体験したのをわが事のように経験していると、それは夢というよりヒロさんのいうところの集合意識につながるのではないかと考えています。
    ところでイギリス留学とプロフィールで拝見しましたが、Emerson大へは行かれましたか。
    エマーソン大帰りの人がアメリカでもこうしたことを話していたので。
    Posted by モンタギュー at 2011年05月01日 08:46
    TITLE: エマソンの思い出
    >Emerson大へは行かれましたか。(モンタギューさん)
    行きましたよ。朝の歌、ピアノ、陶芸、ストーリーテリング、林檎摘みなどがいい思い出です。カテゴリーの「シュタイナー」または以下のリンクをクリックしていただければ、そのときのさまざな経験が記述されています。
    http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/idx/?mycategory_id=35146

    ただ、夢の話やスピリチャルな話でシュタイナーに傾倒したものはあまりありません。イギリスではエックハルト・トールやエスター・ヒックス(エイブラハム)の著作に出会えたことが大きな収穫でした。

    エマソン帰りの人はどなたでしょう? 共通の友人かもしれないですね。拙ブログの左上にメールアドレスがありますから、メールで教えてくだませ。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2011年05月01日 09:10
    TITLE: するとあの伝説の・・・
    >乗った船はエンジンが壊れて、ケニアに1カ月足止めになりましたけ。
    そうでしたか、ブログ主さんはあの三大伝説:殿堂入りを果たした航海に乗っていらしたのですね。
    するとR.I.(♂)とかR.S.(♀)などとも顔馴染みどころかC.C.として同僚だったのですね。年齢まで書くと誰が誰だか完全に特定されてしまうので(笑)、ここでは止めておきましょう、でないと私が誰だかもすぐにバレてしまいそう(爆)。
    世間って狭いと思わず絶句。
    この分じゃブログ主さんと私も案外今までにもどこかで顔を合わせているかも知れませんね。何せ貴女の元:職場(某新聞社)には私を英国に送り出した原因の主がいますし、そもそも私の家が(略……

    さて、肉親親戚にラバウル方面に従軍……ゼロだと思います、知る限り。
    3度召集を受けて華北・華中・華南と行かされた人もいましたし、シベリヤに抑留されて今でも元気な叔父もいますが、南太平洋方面はゼロだと聞いています(中部太平洋で戦死した親戚はいるようです)。
    別にラバウルが嫌いじゃないし、阿川弘之ファンとしては一度は行くべき場所かもしれませんが、なんで夢の中で『あの船』で行く夢を見たのか、しかもしっかり取り残されたりする夢を!!
    それが『瞑想体験』だとしたら……
    何度か旅行で体験したデ・ジャヴの世界(!?そんな言葉あるんですかね??)、あれも夢の連続線の延長上にあるのでしょうか……
    トオイメ (-。-)y-゜゜゜

    追記:しばらくぶりでございます。4月冒頭に前のPCがお亡くなりになり、喪に服し…違う、データの移動、いや、復活に恐ろしく時間を取られてしまいました。今もメール機能等が完全ではありません。
    また宜しくお願いいたします、適当に遊んでやって下さいまし。
    Posted by ちゃねらー at 2011年05月06日 21:00
    TITLE: とすると、あなた様はあの伝説の・・・
    ちゃねらーさん、喪が明けましておめでとうございます。
    ここではあまり微妙なことはお書きにならずに、
    機能が回復されましたら、ともかくメールでお話しましょ。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2011年05月07日 06:27
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