1、2、3・・・と数えていくと、数字が大きくなるにしたがってつらくなる。数の重みがのしかかってきて、数えるという行為そのものがつらい。そこで思いついたのがのは、自分を励ますコトバを壁に貼って、それを歌の歌詞のように心の中で唱えるやり方。
やって|やれない|ことは|ない
やらずに|できる|わけが|ない
というようなコトバを使いながら、1、2、3、4回。これを4回繰り返すと16回。
ただ、運動しているときにコトバを使い過ぎると、いつもコトバにせき立てられているような感じがして、スカッとした開放感がない。
そこで次に試したのが音楽。自分の好きな曲の中から、ウキウキするリズムのいい曲で、目的とする体操・運動のスピードに合致するものを選ぶ。現在私がスクワット用に使っているのは、グレン・グールド演奏のバッハの「ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ BWV1029-3」で、演奏時間は3分44秒。
現在やっているのは単なるスクワットではなく、立ち上がりながらボクサーのように右にパンチ、次に立ち上がったら左にパンチ、と交互に繰り返す“ひねりパンチ”スクワット。上半身も動かすことで、脚のつらさからある程度意識を逸らすことができる。これよりももっと楽なのは“垂直平泳ぎ”スクワット。立ち上がるときに、カエル泳ぎのように腕を上方に伸ばすやり方。腕の勢いで上がれるので、これまた脚が少し楽になる。
そんなこんなで、このお気に入りの曲を使いながらスクワットをすると、何と112回! 自分で数えていたらとてもできないような回数だが、音楽リズムを使うと、不思議とできてしまう。自分で勝手にペースを落とせないので、終盤はなかなかのハードワークになるが、つらいなりに最後まで行っちゃうのよね。(最初は無理せずに1〜2分の曲がいいかも)
音楽の効用といえば、この夏から重宝しているのが入眠音楽。アダージョの明るい曲を数曲選び、これを聞きながら眠りにつく。寝苦しい夜にはとくに助けられた。
あとはジョギング、目の体操、イメージ瞑想、デスクワークで使うオーディオ群。CDのほとんどすべてはWindows MediaPlayerで管理している。YouTubeにも高音質の音楽ビデオがあり、ネット再生するときにMP3形式で録音し、コレクションにしたものも多い。
これからやってみたいのは、目覚ましアラームの代わりに音楽を使うこと。さらに家事、炊事、掃除、読書、ブログ執筆に音楽を使えるかどうか。ベッドで愛を交わすときは、どうよ?
やって、やれない、ことはない〜
ああ、懐かしいフレーズ!
でもいいですねぇ。すべての原点です。
これでスクワットね。ぶんぶんぶんよりいいわよね。
応用効かせてひねりパンチも頂きます。
音楽に満たされるのも幸せね。
からだにいいこといっぱい、やっぱり楽しんで鍛えなきゃ!
>ぶんぶんぶんよりいいわよね。(shukoさん)
ぶんぶんぶん? もしかして、
「ぶんぶんぶん、蜂が飛ぶ、おなかの周りの脂肪がとれるよ、ぶんぶんぶん、蜂が飛ぶ」
という童謡のこと?