だが、1年に50冊を書くと豪語しているだけあって、図書館で教育・心理ジャンルの本を眺めていると、つい和田秀樹に出会ってしまう。「数学は暗記だ」の受験術で売り出した著者は、その後、精神科医としてもささやかに活躍しているので、彼の心理学関連の1冊を素直に読んでみた。
■自分をほめると「願い」がかなう心理学
OL向けにどうすれば「いいこと」が舞い降りるか、という話から始まる。まず「いいことが舞い降りない条件」は、
と(ぐだぐだと)考えることだという。
これを基本形にして、いいことが起こるヒントを8つほどまとめている。
私がオッと思ったのは「内面を見つめない」の部分だ。ベクトルが内向きになってきたら、意識的に外向きを心がけること。そのためには、できないことは放置プレイにして、とにかくできること(料理・読書・掃除・好きな音楽)をサッサとどんどんやってしまうこと。
この本では「自分の心と向き合うな」、「できないことは放っておく」、「苦手なことはできる範囲で満足する」、「できることを次から次にやり遂げていくだけで、十分な満足感が得られる」と説明する。
悩むより体を動かせ、心をサッと切り替える“作業”に取りかかれ、ということか。引き寄せの法則でいえば「Segment Intending (区切り区切りで意図すること)」を明確にし、それに没頭することだろう。
私は職場からの帰り道で「今日はもっとこうすればよかったなぁ」という思いが巡ることがよくあるが、そんな思いに10分、20分と浸ったところで、いい知恵は何も浮かばない。「へたな考え休むに似たり」で、ただ過去をなぞっているだけだ。
そんなときは、職場を出た瞬間にMP3プレイヤをオンにして、オーディオブックの世界に浸ってしまう。「内面病」は買い物、車の運転、掃除、洗濯、炊事の時間にも押し寄せることがあるが、好きな音楽やオーディオに傾注している限り、脳内にゴミ想念が舞い上がる心配はない。「内面を見つめない」手段として、MP3プレイヤは優れものだと思う。私は3,300円のプレイヤを使い倒している。
http://www.amazon.co.jp/Transcend-8GB-T-sonic-320-TS8GMP320/dp/B0017M71IE/ref=cm_cr_pr_product_top
の製品でも良いでしょうか?
8GBはペンドライブとしても使いたい人向き。音声ファイルや音楽だけなら2GBで十分かも。ファイル数が多いと頭出しが大変なので、私は毎日聴き終わったものは削除して、すぐ新しいものを入れるようにしてます。マニュアルは以下でゲットしてね。
http://www.transcend.co.jp/Support/DLCenter/index.asp?LangNo=17&ItemID=TS8GMP320&axn=SRH1_RLT&DLKeyWd=TS8GMP320
和田秀樹さんって、一時期はかなりテレビに出ていたのに、最近見かけませんね。
私はテレビでコメントしている和田氏しか知らなくて、著書は読んだこと無いから、
宮台真司さんを更に理屈っぽくしたひとかと思っていたのですが。
妄想や雑念を排し、今という瞬間に集中するということでしょうか。反省とはそもそも合理的なもので、合理性のないものに関わっていては不幸になるばかり、なのだそうです。難しいですね。MP3はいいですね。私も愛用しております。
waremokouさん、大変ごぶさたしております。
いまも長野でいらっしゃいますか?
MP3はどんなものをお聞きでしょうか。
私の回りにいるピアニストの先生は、音楽漬けの生活を送っておりますので、心を休めるときは音のない世界か、自然音か、人の声の方がよいなんて言っておられますけれど。