@は当然のごとく起こる。食事量が半分以下になり、菓子類もメッタに食べないのだから、食費はまちがいなく減っている。現在わが家に体重計が用意されていないため、Aはよくわからない。顔はやせていないし、お腹が目立って引き締まったわけでもない。が、ズボンが少し緩くなったところを見ると、少しは体重が減っているかのようだ。
Bはどうだろう。食事の時間が他に回せるのだから、時間は増える。食事の準備と後片付けも減るので、ひとり身の人は確実に時間が増える。空いた時間にやりたいことがたくさんある人はいいが、暇で暇でしょうがない人はタバコと同じで、口が淋しくなってポリポリ食べたくなってしまうかもしれない。
食欲に代わる強い欲求とは何なのだろう。人は目の前に「おいしいセックス」「おいしい食事」「おいしい読書」が用意されているときに、どれを選ぶか。若い人はセックスに目をつぶるのは難しい。が、食欲が満たされないまま、性欲にひたすら走れるか。また、食欲や性欲にまさる“読書欲”が存在することに同意できるか・・・なんて問いを発する人は、相手もいない、金もないで、図書館の本を読むか、GYAOを見るしか楽しみがないこともあり得る。ともあれ、食欲を凌駕するような欲求があるかどうかが、食欲克服のポイントではないか。
時間ができたとしても、人とのつき合いが多い人は、会食や喫茶とどうやって折り合いをつけるか。私は職場関係者に「最近1食になってきたんですよ〜」と話したら、「そんなこと、いけませんよ!」と説教されそうになったことがある。その後は「朝・夕の2食で、昼食は抜いている」という説明で済ませている。食事を交えての歓談のときは、私は水かブラックコーヒーでおつき合いしている。人の家で昼食を出されたときは、ほんの少しだけ食べるときもある。
食費や体重が減ったとしても、仕事の能率(C)が下がったのではどうしようもない。食事を減らしたときの症状は、1)何となく元気がない、2)空腹感が気になって集中できない、などだろう。『ほとんど食べずに生きる人』の著者の場合は、1カ月目で「立ちくらみとめまい」があり、2カ月目は「昼は眠くてしようがない」ということだが、私は生活全般の能率を落としてまで、少食を頑張るつもりはない。過去40日間で発泡酒とイカフライ菓子を追加した日が5回、アイスクリームが1回、スイートポテトが1回、2食にしたときが1回ある。うち、食べたあとに眠くなり、やっぱり食べ過ぎたなと思うことが数回ある。
これは絶好調!と感じたある1日はこんな感じだった。朝5時起床、7時頃にヨーグルトを350ml。10時から自転車で10キロを走って、関西の国会図書館へ。夕方の5時までひたすら調べ物を続けて、飲み物は水だけ。とても清々しい思いで充実感があり、夕方は買い物をしながら自転車をこぎまくり、家に帰ってきて炊事と家事。時間があればブログ。摂取カロリーを計算すると950kcalだった。(ちなみに私の身長は170cm)
一方、ヨーグルトのあとにキャロットジュースを飲んだら空腹感が強くなり、仕事の能率が落ちたこともある。今のところ、キャロットジュースを飲むと、30分後ぐらいから空腹感が増幅されるので、午前中は控えている。午後の空腹感しのぎで一番多かったのは、缶コーヒー1本。「低糖」と書かれたモノでも十二分に甘い。その後、いろいろと実験を重ねた結果、熱いコーヒー(無糖)を1〜2杯飲むことで気分はもっとも高揚する。
病気が治る(D)、睡眠時間が縮まる(E)という効果は今のところ特に感じられない。『ほとんど食べずに生きる人』では、5カ月目で皮膚がツルツルになり、6カ月目で睡眠時間の減少をはっきりと感じ、7カ月目で白癬菌、白髪、腰痛、耐寒性が好転し、9カ月目で歯周病が治った、としている。
私も右足の爪に白癬菌が住んでおり、白髪も増え始め、歯周ポケットも一部深くなっているようなので、この先の変化に注目してみたい。ただ、少食とは別に、ヨーグルトの継続で舌と歯茎に変化があり、鼻も少しよくなり、肌のスベスベ感は増している。
他にも累積的に試していることがある。ヨーグルトはすでに5カ月目だが、
となっており、どれも「おいしい」「楽しい」で続いている。ヨーグルト生活が3カ月目に入ったころ「腸が張るなぁ」という感覚があり、ご飯・パン・お菓子はどんどん減っていった。6月はご飯の量が3分の1に減り、かつて食べたくてしようがなかったチョコレート・大福・アンパン・デニッシュ・クロワッサンに興味がなくなった。
大根おろしやピクルスが増えてくると、さらにデンプンに興味がなくなってきた。玄米は1日100gまで減ったが、これでも多すぎる感じになったので、1週間前からストップし、黒豆またはジャガイモ1個に切り替えてみたが、十分に満腹感があった。ジャガイモ1個は、重さを量ってみると100〜120g程度だ。
玄米は炊く前の100gが350kcal、煮豆100gは200kcal、ジャガイモ100gは80kcalだ。炭水化物の主食が1日にたった80kcalとは、いったいどうなってるんだ・・・と計算してみると不思議な気もするが、今日もさっき食べたジャガイモ1個は、茶碗山盛りの玄米と大差がないように感じられる今日この頃である。
はじめまして。毎回楽しみに拝見させていただいてます。
特にこの記事は以前から続きが読みたくて楽しみにしていたので、面白かったです。
ところで一日一食の件ですが、いくつか教えてください。
・ヨーグルトを食事に含めての1食なのでしょうか?
・ヨーグルトはプレーンのまま召し上がるのですか?砂糖は加えないのでしょうか?
キャロットジュースで空腹が増すというのはわかります。
人参は糖分が多いから血糖値があがるのでしょうか・・・。
食事量を8割にカットしたマウスは若々しく長生きするという実験結果があるそうです。
昔から言われていたことですが、やはり重たい食事は身体に良くないということですね。
私は朝食抜き(ただし加糖コーヒーを飲みます)です。昼も軽めにします。普通に食べると午後が眠くて効率が落ちます。ただし昼食に「食事」を食べないとイライラして効率が落ちます。おやつを食べても、です。おそらく咀嚼などの食事という行為がストレスの発散や気分転換のひとつになっているのだろうと思います。
私の悩みは夕食に過食をしてしまうことなのでこの記事の食欲を代替する欲求というのは本当に深刻な問題です。
長々と失礼しました。
>・ヨーグルトを食事に含めての1食なのでしょうか?
ごく最近はヨーグルトを夕食に含めないことが多いです。ピクルス、大根おろし、豆類・・・なんて食べてしまうと、もうそれだけでお腹いっぱい。これにヨーグルトを加えると、食べ過ぎで眠くなる感じなのです。ヨーグルト生活を始めたころは2食のあとに必ずヨーグルトをつけ、さらにおやつとしても食べてました。1日に1リットル食べちゃうんですよ、すごいでしょ?
>・ヨーグルトはプレーンのまま召し上がるのですか?砂糖は加えないのでしょうか?
ヨーグルトはLG21を種にした自家製。砂糖は加えませんが、4月〜6月はカボチャプリンやブルーベリーソースで甘みを加えるのが好きでした。ココア粉末(無糖)、キナコも頻繁に使いましたが、結局、ヨーグルトそのものの甘みに満足し、7月からはプレーンばかりです。LG21はミルクで20倍に希釈されるのですが、もともと入っている甘みがあって、それだけでおいしく感じられます。自家製ですので、1〜2日目が食べ頃で、市販のプレーンの「ブルガリア」と比べても、コクがあって、非常においしいのです。
>ただし昼食に「食事」を食べないとイライラして効率が落ちます。
そもそも食事を1回減らしたときのきっかけや、最初の1〜2週間の精神状態、体調はどうだったのか、続編(スターウォーズみたいに、過去に遡る「エピソード1」)で近日中に執筆予定です。
前の、
ほとんど食べずに生きる人」:=免疫抵抗力の高い人
も含め興味深く読みました。面白い。
この1週間、デンプンの摂取は0〜200kcalだったが、立ち上がったときの眼前暗黒感(たちくらみ)が強くなってきた。そろそろ玄米食に戻そうかな。