
昔からの絶大なファンというわけではない。最近、ちょっとした調べもので映画のクリップをいくつか眺め、伝記や関連本を2〜3冊読んだ程度だが、今のところ私にとってのオードリーは「背筋の伸びる存在」のシンボルとして収束している。
オードリーから強く連想されるものは人それぞれにあるだろう。サブリナパンツのファッションだったり、シンデレラ物語だったり、ニューヨークのティファニーだったり。児童向けの伝記シリーズでは、すでにマザーテレサやエジソンに並べられる“20世紀の偉人”のひとりにもなっている。
だが、私にとってのオードリーは「もっとシャキッとしなさいよ」と優しいまなざしで語りかけるお姉さんなのだ。彼女をイメージするだけで、彼女の属性が私の内面に喚起されるという、目的型の連想ゲームになっている。
自分の好きなもの、惹かれるものを整理して、「目標とする状態や属性」に次々と「イメージ・タグ」を付けていくのは面白い。
「好きなことで道を拓く」ならば、ジョー・ローリングや上原ひろみを思い浮かべる。「アイデアがどんどんほしい」ときはエジソン、「どんな逆境に負けず勉強を続ける」ならばヘレン・ケラーがいいかもしれない。
「両腕振り体操を毎日1000回やるぞ」と意気込む人は船井幸雄、「スクワットを続けたいなぁ」という人は森光子、「真向法をマスター」したいあなたに渡部昇一、「100才まで元気に働こうよ」ということで日野原重明。
「森光子」というコトバの符号だけではダメだ。映像を探し、自分だけのスライド映画館をつくる。イメージはコトバよりも起動力・機動力が何十倍も強いのだ。
■追記:
人物だけでなく、動物、風景、食べ物、本の表紙、模様、数式・・・のように、どんなイメージでもOK。
最近すごい勢いで更新されてますが何かあったのでしょうか?
ヒロさんのエントリはひとつひとつの内容が濃いので、僭越ながら
驚きつつ気になってます。
高校で英語を教えておられるそうで、ヒロさんみたいに博識かつ英語力の
ある先生に教えてもらえる生徒は運がいいなあ、とか思いながら、私も
映画関係を英語の勉強に使いたいなと思っている今日この頃です。
>何かあったのでしょうか?
小人閑居してブログを為す、ということで暇なのでしょう。
お酒を飲んでどうしようもないなぁ、と思いながら、最終的にお酒で人生が開けていくハッピーエンドの映画を物色中。見つかったらピンちゃんにお知らせしますね。
コメントありがとうございます。映画の件、楽しみに待ってます。
フランス映画だと思うのですが「聖なる酔っぱらいの伝説」というのは、
なかなか面白かったですぞ。