1.血糖値が急激に上がり、インシュリン分泌で逆に低血糖をもたらす(脳への影響、糖尿病)
2.胃腸が弛緩し、胃下垂・腸下垂・臓器下垂・ヘルニアを誘発する(相対的にカリウムを大量摂取したような“カリウム様作用”による)
3.血中でカルシウムを奪い、骨粗鬆症の原因となる(血中でアルカリ中和が必要となるため)
4.ショ糖は分子が小さく、分解されないまま胃壁からも吸収され、血液を汚す
5.ショ糖は小腸内のスクラーゼでブトウ糖と果糖に分解されるはずだが、摂取量が多いと未分解で残るものが出てくる。
6.口内ではミュータンス菌を増殖させ、虫歯を引き起こす
7.胃・十二指腸ではピロリ菌を増殖させ、潰瘍の原因に
8.腸ではウェルシュ菌などの悪玉菌を増加させ、腸内腐敗の原因に
■血糖値は急上昇するか
砂糖について概論的にまとめた『砂糖百科』は「健康に関わる砂糖への誤解と俗説」という項目を設け、ショ糖が血糖値を急激に上昇させることはないと強調している。上昇の目安とされるGI(血糖指数)は、白いパンを100とした場合、リンゴ56、チョコレート70、玄米79、白米83、砂糖88.5、バナナ94.5、マッシュポテト100、コーンフレーク112、せんべい117、ニンジン119、スナック菓子158、というデータを示している。ショ糖は、六角形のブドウ糖と五角形の果糖が結合したものだ。GI値の高さはブドウ糖>ショ糖>果糖の順に大きく、果糖はブトウ糖の6分の1程度。ショ糖よりも、バナナ、マッシュポテト、せんべい、ニンジンの方が血糖の上昇下降が激しい。スナック菓子はダントツだ。(ただし、異なる定義のGI値がダイエット業界に氾濫しているので、要注意)
砂糖は犯罪集団の親玉ではないにしても、粉モノでつくった菓子類にショ糖が多めに加わると、血糖値を乱高下させることは確かなようだ。血糖値やインシュリン分泌を理由に攻撃するのなら、うどん、白パン、マッシュポテトも問題にするべきであろうし、ショ糖以外に「ブドウ糖果糖液糖」も取り上げるべきだろう。
頭脳活動にとってはどうなのだろう。頭を使いまくっているブロガーは「私は仕事をしながら、ボリボリお菓子を食べている派である。職場だけでなく、自宅のブログ用机の上もお菓子だらけ。糖分を補給し、顎を動かすと、脳が活発に動くからである」と言っているが、テレビをぼんやり見ながらのポリポリはやめたほうがいいかもしれない。
■ショ糖はダメで、バナナはいい?
『ほとんど食べずに生きる人』の著者は、摂取カロリーを落として1〜2カ月目で頭がぼっ〜としたときに、低血糖が原因だと判断し、角砂糖を1個摂取してみたという。ほとんど一瞬で症状が回復したものの、少したってから「頭がキリキリと痛んだ」。別の機会にバナナ1本を食べたところそのような症状は起こらなかったので、砂糖はよくないのでは、と結論している。
一個人の一回想にすぎないので何ともいえない。著者はマクロビオティックの信奉者なので、(砂糖を悪玉と決めつける)心理的な要因があるかもしれない。ショ糖の量だけを問題にするならば、バナナは果物の中で数値が特に高く、ブドウ糖もそこそこ入っている。血糖値を上げないことを重視するなら、リンゴの方がおすすめだ。■2〜8の医学的データ
2〜8については、私の手許に医学データが何もない。胃下垂や腸下垂については個人的に少々思い当たるフシはある。ミュータンス菌のみならず、ピロリ菌も増殖すると聞くと、これはまずいぞ、という思いもある。胃から未分解のまま直接吸収されるという話は、数十年前にも郡司和夫の本で読んだことがあるが、今のところ半信半疑だ。
砂糖の摂りすぎの問題は、デンプンや酒類の過剰摂取とセットで考察するべきではないかと感じている。
■子供向けの「砂糖のひみつ」
子供向けに書かれた『砂糖のひみつ』では、主に料理から見たメリットを強調しているが、最後のページで「1日20gにおさえたいね」と結んでいる。20gとはフルーツ牛乳1本、コーラ1本、缶コーヒー1本、アンパン1個、ショートケーキ1切れ(80g)のいずれか1つ程度だ。
さて、1日に20gで収まっているよい子はいるのだろうか。角砂糖1個は4〜6gなので、4〜5個で20gだ。

サッカリン・・・500
ズルチン・・・250
アスパルテーム・・・20
果糖・・・1.15
ショ糖・・・1.0
麦芽糖・・・0.6
ブドウ糖・・・0.55
乳糖・・・0.27
(『砂糖のひみつ』より)
虫歯の要因となっているから?
歯科と(菓子の購入で家計がきつくなる)親の陰謀?
サッカリン、ズルチンともに発癌性がクローズアップされて、市場から消えましたね。
中国だとまだあったようななかったような(逆に無糖が危険だとか)
この手の人口甘味料を聞くと、「チクロ」原料の「シクロヘキシルアミン」液を連想する自分は異常でしょうか。異常ですw ちなみにナイロン原料の「カプロラクタム」、これの更に中間原材料が「シクロヘキサノン」液。さらに「カプロラクタム」をアミン化した「アミノカプロラクタム水溶液」は飼料の添加物。
合成甘味料と、合成繊維、飼料の糸がこうしてつながる...。
SY1698さん、梅雨が明けておりませんが暑中お見舞い。
チクロ入りのミカン缶詰は私もよく食べましたよ〜。チクロの禁止は日本では1969年なんですけど、Wikipediaによると、EU・カナダ・中国では現在も使われているとか。「シクロ系」の化合物はいろんなところでご活躍なんですね、そうですか。
最近、コンビニの菓子類の成分表示を片っ端から読んでみましたが、知らない甘味料でいっぱい。ステビア、キシリトールはまだいいとしても、トレハトール、エリスリロール、スクラロースなんてのがテンコ盛りでした。それからオリゴ糖というさまざまな糖類も。