毎日、青汁ダイエットを実践している人たちがいる。また、1日1食で健康体を保っている人もいる。だが、1日1食の内容が、青汁1杯のみで60kcalだとしたら驚異的だ。
私がヨーグルト生活を始めて間もないころ、辨野義己の『究極のヨーグルト健康法』に出会った。この先生は名前そのままに“べんの”研究の第一人者で、世界中から大便サンプルを集めて、腸内細菌の種類や比率を調査している。
1996年以来、葉菜150gの青汁だけで生きているという女性(森美智代)の排便を、この辨野先生がついに分析することになった。
食物繊維を分解してアミノ酸をつくり出す「クロストリジウム菌」の比率が9.8%と、通常の人の約100倍になっていた。このクロストリジウムは食物繊維の分解だけでなく、腸内のアンモニアを再利用してアミノ酸を合成する働きをしている。辨野先生は「まるで牛のお腹のようだ」と驚嘆する。
草ばかり食べている牛が、牛肉や牛乳などタンパク質を合成できるようなもの、と言えばいいのか。それにしても、彼女の食べる量はあまりにも少ない。脳や細胞に送られるべきブドウ糖はどうなっているのか。通常は毒素となるケトン体のうち、アセト酢酸やβ-ビドロキシ酪酸がブドウ糖の代用で使われている可能性があると書いている。
免疫力と関係がある血中のインターフェロン濃度は、常人の4倍。また、1200kcalは必要なはずの基礎代謝量がその半分で済んでいる。睡眠4時間で鍼灸師としてバリバリ働いているのもかかわらず、だ。1日60kcalしか摂取していないのに、体重はこの14年間で50→60キロと10キロ増えている。
彼女が青汁の食事療法を始めたきっかけは、1984年(21歳)に診断された脊髄小脳変性症という不治の病だった。1988年の頃は1日2食で、葉菜・根菜の青汁が各500g、玄米生粉が70gという1日650kcalの生活だった。その後、お腹が張るような感覚があり、体重も増え始めたため、食事を徐々に減らした結果、1994年から葉菜の青汁だけになったという。
2002年から3種類のサプリメントを追加しているが、スピルリナ20粒(黄緑野菜エキスに匹敵)、エビオス20粒(ビール酵母)、ビタミンC1錠だけで、微々たる摂取量だ。
「食べる」とは一体何なのか、栄養、エネルギー、生命力、免疫、腸内細菌の仕組みは一体どうなっているのか。みなさんもじっくりと考えてみてほしい。
2009年06月28日
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ここ10年ほど渡部昇一・石原結實「東洋の智恵は長寿の智恵―反医学的健康法のススメ」(現在「病気にならない生活のすすめ 東洋の智恵は健康の智恵」に改題文庫化)の影響を受けて朝食ににんじんジュース1杯飲むようにしています。この本の中にも出てきますが、3食食べられるようになったのは現代になってからで、現代病の大半は過食に起因するということです。
そういう考えを知ってから「朝ご飯抜きは悪」というキャンペーンに疑問を抱いています。学校現場では「朝食問題」はどう考えられているのでしょう?こういう意見を出すと村八分になりそうですが。
さらに過激化している「山田鷹夫」本はブックオフで買いましたが怖くて中を開けてません(笑)。
元気満々の渡部昇一先生は真向法もやってますよね、私もボチボチ始めましたよ。で、育ち盛りの生徒はとりあえず食べたいだけ食べればよいのでは? ただし間食のジュース、お菓子はクセになるので、適量の指導をしないといけませんね。
山田鷹夫はやめましょ。医学データがちゃんと入っている「食べること、やめました」と「ほとんど食べずに生きる人」がいいですよ。実は私も朝のヨーグルトで結構満足状態で、昼食もいらなくなってきた今日この頃。
驚異の人体パワー解明 『第二の脳の謎を追え!』
http://www.ntv.co.jp/daininonou/002a.html
辨野博士によれば、森さんの場合、何年もの間、自家製青汁だけの食生活をしていたことで、彼女の腸の中に住む腸内細菌が、なんと草食動物の腸内細菌に近い働きをするようになった可能性が考えられるという。
この他、毎日2kgもの「土」を食べて生活しているというリトアニア共和国の女性のケースも彼女の腸内細菌を調べた結果、やはり、一般の人とは大きく異なる腸内細菌を持っている事がわかった。
http://www.health.ne.jp/library/0300/w0307002.html
『食物繊維は、水に溶けにくいタイプと、溶けるタイプに分かれます。
1. 不溶性食物繊維 IDF (water−insoluble dietary fiber)
植物の細胞壁をつくっている成分、主に穀物では「リグニン」「セルロース」「ヘミセルロース」など「糖」がたくさんつながった構造で、水に溶けません。
2. 水溶性食物繊維 SDF(water−soluble dietary fiber)
植物の細胞の中に貯蔵されたり、植物が分泌する成分に含まれ、果物や、ニンジンなどの野菜に多く含まれる「ペクチン」やコンニャクに含まれる「マンナン」、海藻類に含まれる「アルギン酸」などが知られています。やはり「糖」がたくさんつながっていますが、構造の違いで水溶性という特徴があります。』
これはすごいですね。
たしかに人間は必要な栄養素をきちんととれば、そんなにカロリーは
必要ないそうですが、、。
60キロカロリーとは!
それで体重が増えたっていうのはなんででしょうかね??
少し不思議です。活発になって筋肉がふえたんでしょうか?
そこらへんもう少しくわしく知りたいです。
それでは。
http://blog.canpan.info/2shock/archive/66
『食事は玄米クリームと豆腐。玄米クリームっていうのは、まず玄米をミルサーなどで粉にするんですね。わたしの場合は100グラム。それじゃ多いという人は70グラムくらいでいいです。
そこに、炊くときと同量の水を加え、かきまぜながら煮立てます。 味付けは塩を適量。で、ブツブツいいだしたらさらに3分くらい弱火で加熱して火をとめ、蒸らすこと5〜6分。これで栄養満点・消化バツグンのじつにおいしい主食になります。
べつに胃腸が弱い方でなくても、忙しいときとってもベンリなんでぜひいちど試してみてね。食べ過ぎた翌日の胃腸薬としても重宝します(笑)
おかずとして、豆腐半丁。半丁っていうのは200グラムですね。これも塩だけでいただきます。
ここにスピルリナ、ビール酵母を10錠ずつ飲むと栄養はカンペキになるのだ。これは肉をまったく食べないのでビタミンB群の欠乏を防ぐため。
以上、昼食おわり。
あと夕飯前までにまた水をチビチビ飲んで、さらにもう1杯青汁を飲んで、そして夕飯は昼に同じ。
これが私の1日の食生活です。
「え〜っ」って思われたかもしれませんね。最近から読まれている読者さんは(笑) 私もそうでした。はじめ。これで人間が生きてられるの? 栄養的に……。でも、やってみると体はとっても調子いいんだな。』