「あなた日本人でしょ。BBCドラマの『Heroes』の主人公と同じだね」ドラマ『Heroes』はハリウッド製で米NBCが本家本元だが、イギリスやオーストラリアでも大人気になっている。日本では2007年10月〜2008年3月にCSで放映されたが、この4月から日本テレビ系列で吹き替え版の放映が始まっている。
主人公ヒロ・ナカムラを演じるのはマシ・オカ。6歳のときにアメリカに移住し、IQは当時189で『Times』の表紙も飾り、天才教育を受ける。ハーバードとMITにも受かったが、これを蹴ってブラウン大学に進み、コンピュータ・サイエンスと舞台芸術を専攻。卒業後はジョージ・ルーカスの会社で特殊効果映像の制作に励み、『スターウォーズ』『ハルク』『パイレーツ・オブ・カリビアン』などを担当。
数学の天才だが、働きながら演劇とコメディアンの修行を続け、知能指数(IQ)だけでなく感情指数(EQ)も高そうだ。アメリカ移住後も日本語土曜学校に通っており、日本語も流暢。その彼が2008年6月2日放映のNHK『英語でしゃべらナイト』に出演しており、司会役のパックンことパトリックとの対決は見ものだ。
マシ・オカはアメリカと日本のコメディの違いについても評論し、日本の「ツッコミ」はアメリカでは全く受けないが、日本の「体のアクション」はとても先進的だという。
また、ドラマ『Heroes』の台本は英語オンリーなので、台詞に出てくるあらゆる日本語は、すべてマシ・オカがで自分で和訳したもの。脚本には「万歳!」のつもりで「Bonsai!(盆栽)」と書かれた部分があり、彼はこれを「ヤッター!」に直したが、結果的に番組の人気フレーズになった。
ドラマでは時空をピタっと止めることができる超能力を持つ彼だが、ときにお寒いジョークで周囲の時空をフリーズさせるのも得意だ。でも、悪びれずニコニコしているのが、この人の特徴。たとえば、こちらとか。
映画『ハルク』では制御不能になって暴れまわる怪力男が登場するが、あの効果をマシ・オカがつくったのだとすると、あの映画の独特のペーソスがわかるような気がする。そして、ハリウッドでいきなり超人のごとく登場したマシ・オカのことも。
数学の天才だが、働きながら演劇とコメディアンの修行を続け、知能指数(IQ)だけでなく感情指数(EQ)も高そうだ。アメリカ移住後も日本語土曜学校に通っており、日本語も流暢。
『英語でしゃべらナイト』、時々見ています。マシ・オカが出演した日も見ました。
「万歳」なんて言葉は古い。「ヤッター」のほうが現代風でいい。マシ・オカは翻訳のセンスがある。マシ・オカがイケメンなら言うことなし。パッククンは感情がすぐに顔にでるので面白い。マシ・オカに対抗心を燃やしているように見えた。去年、『しゃべらナイト』でパックンがゴア前副大統領にインタヴューしていた時、ガチガチに緊張していた。ゴア氏もハーヴァード出身のパックンを怪訝そうに見ながらパックンの質問に答えていたのが印象的だった。マシ・オカはアメリカン・ドリームをつかみつつある。ゴア氏はつかんだ。パックンは…?
本日のゲストはサイモン・ペッグとジョージ・ルーカス。NHKは「腐っても鯛」!