2007年07月21日

あなたのフォーカスは闇にあるか、それとも光にあるか

この1年、さまざまな謀略系、暴き系のブログを覗いてきたが、それを読んで希望のエネルギーが湧いてくるかどうかが問題だ。世界の理解が深まると同時に、自分が生きていく力が湧いてくるか、どんなに小さな第一歩であれ、それを踏み出す勇気が湧いてくるか。

謀略系のブログの中には、今人類が、日本人が、私たちが、○○年以内に目覚めないと後がない、何も知らず生きているあなたは極楽トンボだ、日々の生活が忙しい奴隷状態の人には分かるまい・・・のように、せっせと人の心を暗くするような暴きを続けるところもある。私は以下のような意見に賛同する。

反ロスチャイルド同盟の掲示板(花ブナ:2007/7/21)
一方、ロスチャイルドを打倒するというのは、近代の「闇」と戦うということです。闇と戦うことは、結局その周囲により闇を集め、闇に囚われやすくなります。「アンチ・ロスチャイルド」というのは、当面の方便・看板とお考えなのかもしれませんが、ここの掲示板になぜ不安と混乱の気持ちが集まってしまうのか、その一因がやはり「アンチ・・・」という言葉に「闇を打倒する」というにおいがあるからではないかと、老婆心ながら危惧しております。

だからもう少し方向性として、「闇」を見つめるばかりでなくて、「光」を増やす方向の議論に力を入れる方が建設的だと思います。そして、光の部分を増やしていって、世が闇に覆われないように、あわよくば闇が光の中で薄くなっていくのを待つ、というのが最善ではないでしょうか。また、実際に敵が強大であれば、みんながドンキホーテになって突っ込むことこそ愚かな行為だと思います。善悪中毒に嵌ってお互いを血祭りにあげようとすればするほど、恨みつらみは増幅され、「彼ら」の作戦が成就されていくわけです。

この花ブナさんの意見はすばらしい。この方のブログ『減価する通貨が導く近代超克への道』の定期巡回をお勧めしたい。一時期は、「チャンネル桜」と「統一協会」は関連があると信じられていたそうだが、現在はこれも訂正され、「チャンネル桜」と「南京の真実」作成への支持というエントリも立てられている。

もう1つ、最近私が拝読しているすばらしいブログに『晴耕雨読』がある。タイトルの下にこんなやさしい言葉がある。

淡々と日々の暮らしを立てるために働き続け、木々の緑、雨音、枯れ枝に架かる雪を密かに楽しむ。 老いては老いを楽しみ、若者の成長に目を細め、良い人生だったと感謝しつつ旅立つ。 こんな当たり前の人生が許されない世にはして欲しくありません。

この方は金融・財政問題にとても詳しいと同時に、「隷属状態」からの脱出について具体的な提言を行っている。

晴耕雨読:抜け出す第一歩は「隷属の認識」(2006/10/18)
現在の隷属性を認識していても、落胆することもあきらめることもない。 隷属性を認識しながらも、自分や家族のために働き、片隅で束の間の心地よさを味わい、“その時”がやってくるのを待てばいいのである。 (刹那的な快楽や物欲も忌避する必要はない) 隷属性を認識していれば、心地よさを感じる対象も変わり、刹那的な快楽や物欲の充足行動も変わる。 “その時”はそう遠くないうちに(もうまもなく)やってくる。 しかし、“その時”に、神が審判を下したり、救世主と悪の大魔王が壮絶な戦いを繰り広げた結果として、隷属のくびきから逃れられるわけではない。 “その時”までに現在の隷属性を認識する人が増え、“その時”までに見出した隷属克服法が合理的なものであり、“その時”までにそれを実現しようと思う人が多数派を形成しているかどうかで決まることになる。

日本は中国、朝鮮半島、ロシアから工作を受けているが、それよりも何倍も強大なのが「アメリカの某勢力」による60年来の支配プログラムだ。日本はここから必ず脱出していく。必ず!

そのときを夢見つつ、明日より夏期休暇に入ります。2ヵ月以上お留守になるかもしれません。どうか、みなさまも、お元気で!


■追加:
  • 国際金融家へのささやかな個人的対抗方法
  • 目に見えない世界と 日本人の役目と目覚める方法 1
  • 目に見えない世界と 日本人の役目と目覚める方法 2
  • posted by ヒロさん at 05:27 | Comment(9) | TrackBack(2) | 国際政治/謀略
    この記事へのコメント
    TITLE: はじめまして
    はじめまして

    まやという者です。今回、大きな大きな陰徳を積まれましたね。頭脳明晰、正確判断、そんな中年女性がいること頼もしく思いました。ちょっと「お玉おばさん」を連想しました。

    私も闇と闘うのでなく、光を広げる意味で「九条を守る」運動をしています。

    イギリス映画が大好きです。『嵐が丘』、『モーリス』『ハリーポッター』、『ライアンの娘』もそうしたっけ?北部の原野、海岸線も独特ですね。最近では『自負と偏見』を見ました。突如変な質問ですが『イギリス庭園式殺人事件』という映画ご存知ですか?画家がスケッチした絵に、殺人の謎を解くヒントがある、という話らしいのですが。以前、探していました。(もし映画に詳しいのでしたら、イギリス映画に関する質問をメールさせていただいていいですか?)

    どうぞごゆっくりお休みしてください。
    Posted by まや at 2007年07月21日 10:15
    TITLE: 減価する通貨
    私も陰謀論者は暴くばかりで次の方向性を示さず。敵意識ばかり植え付け混乱を招き現状問題の解決に繋がらないと感じていました。自民・民主にしてもそうですが、どちらが正しくてどちらが間違えであるかと言う2択を国民は迫られ本質と確信に迫れず有耶無耶にことが運んで行きます。真に目指すべき道は共に幸せになることであってどちらかを引きずり落とすことではないですからね。悲しみの連鎖を止めるには反対したり敵対したりするのではなく平和、融和、調和を願いその様にお互いが生きることだと思います。私は自然主義経済を提唱する日本平和党を支持しています。世界が幸せになる為には、自給権と減価するマネー自然通貨が必要であると思うまらです。(平和党公式ブログ) http://blogs.yahoo.co.jp/heiwaparty 早く地球人類が目覚めることを願っています。
    Posted by KAZE at 2007年07月21日 12:13
    TITLE: まやさん、こんにちは。
    まやさん、こんにちは。

    >ちょっと「お玉おばさん」を連想しました。
    このブログはジェンダーフリー(?)のつもりで性別は何も明らかにしていないのに、例えば「老婆心」と書いたからあいつは女だ、「僕」を使ったからあいつは男だ、のように妄想されているだけなのです。とっても不思議です。中には、相手が女性だと思い込んだとたんに、書き込みの態度が一変される人がおられますので、ネット心理学の研究事例とさせていただいております。

    >『イギリス庭園式殺人事件』という映画ご存知ですか?
    映画はほどんど見ません。が、原題が「Draughtsman's Contract 」(画家の契約)というこの映画は、17世紀末が舞台のようですので、そのころを英国の雰囲気を感じるにはいい映画かもしれませんね。いつの日か鑑賞してみたいと思います。

    某掲示板でのまやさんのコメントも素敵でした。ではでは。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2007年07月21日 12:36
    TITLE: KAZEさん、お世話になります
    KAZEさん、先日はお世話になりました。私は1つ前のエントリ「河野談話撤回署名」でも登場していた、せと(瀬戸)さんの維新政党・新風が好きです。と同時に、九条の会から立候補する天木直人も応援しています。

    通貨問題では、FRBの廃止を訴えるアメリカ共和党大統領候補のロン・ポールが大きなカギです。この方が選挙戦で善戦することによって、アメリカにも大きな動きが起こるかもしれません。日米どちらも投票できませんので、口先応援ばかりですけれど。

    KAZEさんのブログ「永遠の存在」(http://blogs.yahoo.co.jp/hpwyn965)も素敵ですね。ご活躍をお祈りしております。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2007年07月21日 12:52
    TITLE: ユダヤとアラブ
    命がけですね。日本人も
    http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/81f2471747f1ad33273d6e6622af34c8#comment
    Posted by ウタダ at 2007年07月21日 14:23
    TITLE: 闇を把握した末の光探しでなければ無意味では。
    花ブナさんの意見に賛同いたします。
    ただこの記事を正確に読み解くには、それなりの前提知識が必要でしょう。
    「見たいものしか見ない」のが、フォーカスを光に..という意見だとすると
    大変疑問であります。
    そこで利用されるのは、大変失礼ですが、まやさんのおっしゃる、
    映画なりの娯楽情報によるフォーカス操作でしょう。
    (ゴダールは「世界を見る方法」であった映画が、「世界を見ない手段へ」と、
    貶められ利用されつつあると昔から警告しています。)
    9条を守ることを、例えば宮台氏の言う、今の日本国民の民度の低さ
    (教育や反日マスコミ刷り込みが作り上げた)からして、
    今改憲するのは(国民がバカであるがゆえに)間違う危険性があるという意見、
    現状9条維持の方がまだ「マシ」であるという意見はまだ理解できます。
    しかし深い洞察抜きに「9条=宝」だと、外人製の憲法を無条件にあがめるのは、
    カルト宗教か、確信売国奴か、無知としか考えられません。
    自立しないことが、自国文化を衰退させ、米軍依存することで
    外国の金融-軍産複合企業の利益に与するという思考には結びつかないのでしょうか。

    ヒロさん日記の素晴らしいところは、些細なまやかしも見逃さない、
    繊細な感受性を随所に感じられるところです。
    クリスチャンマークレーの記事とオー二シの記事を同時読めるのはここだけでしょう。
    日本では政治的に敏感な人は、文化芸術に関して恐ろしく鈍感であります。
    これはフォーカスの偏りから来るのでしょうか?、私は違うと思います。
    繊細な感受性は、日本の自虐教育では育たないでしょう。
    Posted by ヤパノロギー at 2007年07月21日 14:56
    TITLE: ヤパノロギーさん、お手柔らかに・・・
    ヤパノロギーさん、

    まったくその通りで、とにかく悪魔も天使もしっかり見つめないといけないということです。映画はついでの話で出たのでしょうからご堪忍のほどを。私は改憲賛成派ですが、せと(瀬戸)さんの維新政党・新風のようにはっきりアメリカにモノをいえる保守派がもう少し増えてからが安全ではないか、という感触です。天木さんに関しては、アメリカ大使館が地代を踏み倒していることや、赤坂・六本木基地の問題を彼はしっかり指摘しているので、応援です。
    http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1585387

    >クリスチャンマークレーの記事とオー二シの記事を同時読めるのはここだけでしょう。
    文化と政治を両方扱うブログは他にもあると思いますよ。(期待通りでなくなったときの反応が怖い・・・笑) ともあれ、政治と文化は両方書けというご要望はしかと噛みしめましょう。私も年老いてジャパノロジー(日本学)の学位を取れるようになれればいいのですが・・・と夢見ております。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2007年07月21日 16:37
    TITLE: そう、大丈夫 ^^
    >日本はここから必ず脱出していく。必ず!

    Seconded!!

    どうぞ素敵な夏休みをお過ごし下さい! ^^
    Posted by サニー at 2007年07月21日 19:43
    TITLE: 分業化の弊害 政治ブロガーは文化音痴?
    まやさんに不快感をあたえてしまったかもしれませんね、
    失礼しました。

    大衆は光らしきもの(それが偽善であっても)へ
    簡単に誘導できてしまいます。その有効ツールが、映画などのメディア操作であると。
    おっしゃる様に映画や音楽の話と政治を絡めるブログも他に多々あるでしょう。

    娯楽好き来訪者はほぼ政治無関心層なので、そこをピンポイントで突いてくる工作サイトも多数実在すると感じます。(娯楽という飴で釣り、民衆を政治誘導しようとする悪質ブログ。)
    相手が政治素人であれば、論理破綻していても文章次第で誘導でき、騙しやすいものです。
    政治ブログで正論展開する多くのサイトが、文化音痴であることを悲しむと同時に、
    文化情報満載で、政治にもオマケとして言及するするサイトはほぼ必ず反戦、平和という幼稚な展開がなされていることへの違和感をもちます。
    TBの双方向性を拒否するサイトは、
    広告業界に飼われた大手マスメディアと全く同じ態度です。
    (両者、反日という点でも共通しています。)
    彼等を反戦平和という単純盲目図式にしてしまう理由の一つが、
    自虐教育はもちろんですが、
    崇める有名人の立ち振る舞いも大きい影を落としているように感じます。
    サカキバラ少年に犯人レッテルを張った洞察力のない(あるいは確信犯)
    ノーベル賞受賞者や、
    かつてのニューアカ作家達が護憲を先導する看板として利用されますが、
    この動きと近隣諸国の動きは無縁ではないでしょう。
    この手の常連の文化人面子(作家や芸術家、ミュージシャンやタレント達。)が
    若者の正義感を煽り、自身の正義イメージ偽装(売名商売目的)の為だけに、
    平和だの環境だの偽善キーワードを羅列利用しているだけにも係わらず、
    自称保守であるとほざいてしまう輩すらいる。
    こういう方々が、「日本の為に!」と護憲を叫ぶおぞましさ。
    これは大変、根が深い(GHQ)問題です。

    少しとびますが、米国でも軍産複合体の芸術基金に寄生しながら、
    反戦反米を叫んだりする支離滅裂なアーティストの状況を目にすることもあります。
    (無自覚か確信犯かは不明。)
    これは撹乱というよりも、敵も自ら飼いならす米国のしたたかさ、
    演出であるかもしれませんが.....。

    長々脱線し支離滅裂になりましたが、私が伝えたかったのは、
    裏で何がしかの力が働いているかも?という「想像力」を働かし、
    敏感なセンサーを持つことの重要さです。
    これは感受性豊かに育ったかどうかが鍵であるように思います。
    音楽を聞く、芸術鑑賞をするという感受性と「不正を見破る洞察力」は、
    どこかで通低していて一方だけというのは私には考え難い。
    ゲーテなり、シュタイナーの話が通じる人ならば自然とそう考えると思うのですが......。
    育ちのプロセスをどう経たか、一つの指標は、映画なり音楽の趣味や世界観です。
    ヒロさんは、ウンチクたれ自己肯定(宣伝)の道具として、好みを晒していたようには見えなかったから応援したまでです。
    ゆっくりバカンスしてください。
    Posted by ヤパノロギー at 2007年07月21日 23:11
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