2007年03月23日

地代を踏み倒すアメリカの「たかり体質」

社会ダネ満載の浮遊雲日記に教えてもらった話。知らぬはイギリスの田舎者の私ばかりなのでしょうが、ちょっとビックリしたニュースだったので、ご報告のみ。3月16日付なので、古いヤツだとお思いでしょうが・・・。

読売:米国大使館、98年以降土地賃貸料を日本側に支払わず(2007/3/16)
  東京都港区赤坂の国有地にある米国大使館(敷地約1万3000平方メートル)の土地賃貸料を、米国側が1998年以降、日本側に支払っていないことが16日わかった。
  衆院外務委員会で照屋寛徳議員(社民)の質問に財務省などが答えた。米国が払っていた97年までの賃貸料も1平方メートルあたり年間200円弱で、麻生外相は「明らかに公平さを欠いている。きちんと調べて、(米国側と)交渉したい」と述べた。
  財務省理財局によると、83年から97年までの賃貸料は年額約250万円だった。日本側が98年分以降の賃貸料アップを米国側に求めたが、合意に至らず、米国側は同年以降、支払わなくなった。同局は「米国側と交渉中で、その中身は言えない」としている。
  照屋議員は「一等地にあるにもかかわらず、(97年までの賃貸料が)たった250万円で、それ以降払っていないのはとんでもないこと。(米国は)未納大国だ」と指摘した。
  この問題について、米国大使館のマイケル・ボイル報道官は「日本政府とは真剣に協議を続けており、時宜にかなった解決を得られることを期待している」とコメントしている。
  国有地にある大使館の賃貸料は、過去の経緯などを参考に、財務、外務両省が相手国と交渉して決めているという。千代田区一番町の英国大使館(敷地約3万5000平方メートル)の場合、98年以降は年額3500万円(1平方メートルあたり1000円)となっている。
  外務省によると、米国ワシントンにある日本大使館の土地は日本政府が所有しており、賃貸料を米側に払う必要はない。

たかだか250万円をどうして払わない。イギリス大使館は3500万円を払ってるじゃないの!

■2005年9月に質問状が出されている
  • 在日米国大使館敷地等の賃貸料に関する再質問主意書

    裏政経塾:血圧があがるアメリカの横暴【2話】(2006/4/3)
      前回紹介させていただいた米国大使館のお話です。東京港区にあるこの大使館は、大勢のアメリカ人産業スパイの拠点となっているのをあなたはご存じですか。
      それだけでも血圧が10上がるというのに、まだ続きがあります。米国大使館のために貸している国有地(日本国民の資産)は約13,000uにもおよびます。全体では18,000uという広大な土地の賃貸料は、1ヶ月いくらだと思いますか。
     
     @ 2億1,000万円
     A 2,100万円
     B 210万円
     C 21万円

      驚いてはいけません。なんと月額約21万円です。1uの賃貸料ではありません。18,000uです。
      地価が世界で有数の高さと土地の狭い東京で、多くの国々が在日本大使館の高額な賃料に火の車になっている状況で、この破格の待遇には驚くほかありません。
      では逆に、在米大使館(アメリカにある日本の大使館)はさぞかし安く借りれているのでしょう。いいえ、そのようなことがあるはずがありません。属国である日本は年額4億円もの賃料を支払わされているのです。

    これは1年前のブログ記事。月額21万(年額250万)も実は払っていなかったわけ。在米日本大使館が払っているという「年額4億円」のソースがほしいなぁ。

    天木直人のブログ:紳士協定で出来ている日米関係−赤坂の米軍施設不法占拠に沈黙する日本に思う(2007/2/20)
      以前このコラムでも書いたことだが東京の一等地である赤坂・六本木のど真ん中に米陸軍が不法占拠を続けている事実がある。この問題について20日の東京新聞が大きく報じた。その報道を私は高く評価する。同じメディアであっても読売や産経は知っていても報じないだろう。米国を批判することになるからだ。対米従属の日本政府を苦境に追い込むからだ。
      改めてこの問題の概要を東京新聞の記事に即して読者に説明しておきたい。1945年の米国による日本占領時に、米軍は赤坂・六本木の旧日本軍の施設約3万2千平方メートルを接収し米国の国有地とした。そこに米陸軍のヘリポートやプレスセンター、将校宿舎などをつくった。
      東京オリンピック前の1968年、ヘリポート敷地を通る形で東京都が道路整備計画をつくり、それに基づいて日本政府は米軍施設の東京湾岸地域などへの移転を要請したが米側が難色を示し、結局道路は米軍基地周辺を通すことになった。そして83年に、道路工事期間中は隣接地を代替地として米軍に臨時に提供し、工事終了後は元に戻すことで日米両政府、東京都が協定を結び工事が始められた。ところが93年に道路工事が完成した後も米軍は返却することなく違法に継続して利用を続けているという問題である。
      驚くべきは米軍との交渉の窓口となる防衛施設庁が、約束の根拠となる協定書を「紳士協定」と解釈し、米側に返還を強く迫らなかったことだ。もちろん責任は防衛庁だけではない。外務省も東京都知事も日本政府も、国をあげて米国に返還を本気で迫ったことはなかった。ここに今日の日米関係の異常さが端的に象徴されている。つまり日米関係はすべて紳士協定で出来ているということだ。つまり米国が言えばなんでも通るのだ。憲法違反も人権違反も生命・財産の不可侵権の侵害も、およそ近代法治国家で保障される「法の支配」は、日米関係ではすべて紳士協定、つまり法的拘束力がなくて話し合いで融通無碍に対応する、ということで成り立っているのだ。これが日米関係の現状なのである。
  • posted by ヒロさん at 03:41 | Comment(8) | TrackBack(0) | 国際政治/謀略
    この記事へのコメント
    TITLE: アメリカの退潮
    ご無沙汰しております。こうしたことが明るみになり出したことは、北鮮を中国に丸投げした
    アメリカの衰え(戦略的退却という言い方もあるでしょうが)のもう一つの現れのような気が
    します。今までずっとわかっていながらあまり広く知られていなかったのは、日本政府のそれ
    なりの配慮があったからだと思います。アメリカの意向に(恐らくは)反して、現状での北賤
    への援助を拒否した安倍政権に対して、アメリカから警告として投げつけられるのは時代遅れ
    の売春婦騒動に止まらないでしょうね。
    Posted by wnm at 2007年03月23日 14:51
    TITLE: 情報操作大国アメリカ
    言語学の大先生wnmさん、お久しぶりです。社民党や東京新聞が騒いでいる程度ならば
    話は別ですが、保守・親米の読売新聞まで報道するようになったということです。
    これからアメリカの嫌がらせが活発になるでしょうから、麻生外務大臣や久間国防大臣の
    腕の奮いどころです。
    日本のネット界は中韓鮮の情報工作の見破りで少し体力がついたわけですから、これから
    いよいよ、アメリカの情報操作にしっかり目を向けていきたいものです。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2007年03月23日 18:16
    TITLE: 同感です
    「情報操作」で思い出したのが、拉致被害者の一部が既に死亡していることを小泉訪朝団が今に
    至るまで隠蔽し続けているのではという可能性です。特に、拉致事件への強硬対応で名を挙げた
    安倍晋三にとっては自らの政治生命を左右するトップシークレットでしょう。

    すでに死亡〜日本人拉致被害者情報の隠蔽〜
    http://www.akashic-record.com/y2007/dead.html

    元北朝鮮工作員安明進の証言の信憑性についてはこれまでも指摘されていますが、帰国した日本人拉致被害者もカゴの中の鳥同様、日本政府に囲い込まれ、自発的にものを言える状況では到底ないですから、情報操作の対象に既になっていると考える他なさそうです。
    Posted by wnm at 2007年03月24日 00:21
    TITLE: 他にも
    嘉手納基地の賠償金(爆音訴訟)、NHKの受信料も未納だとか。
    そういやイギリスでの渋滞税とか言うやつも、アメリカは億単位で未納しているそうですね。
    (もっともこれは日本もだそうですが;)
    Posted by ザキ at 2007年03月24日 11:33
    TITLE: 米国債の金利は払ってもらってるんでしょうか?
    アメリカは長いこと国連加盟金を踏み倒してきましたが,今はどうなってるんでしょうね?それより気になるのは,(日本政府ないし日銀が保持している)米国債の利払いです.アメリカの金利は日本より大分高いので,それを勘案すれば国債の発行残高なんてそれほど気にしなくてもいいような気もするのですが(日本国債はほとんど海外に流出してませんから)...
    Posted by exod-US at 2007年03月24日 12:58
    TITLE: 日米離間策?
    某ニュース番組でやっていましたが、在サンフランシスコ総領事館は日本政府が購入した土地を使用しているんだとか。ポトマック川沿いのワシントン大使館は分かりませんが…。
    とはいえ、このマスコミのキャンペーンは、マイク・ホンダ・コネクションが進める「慰安婦」決議同様、支那が企図している日米離間策の一環だと思うのですが。

    もちろん、米政府にはとっととカネをしはらっていただかなければなりませんが。
    その辺は我らがファンタジスタ、麻生閣下の手腕に期待したいものです。
    Posted by 涼風 at 2007年03月25日 00:03
    TITLE: まだ払ってないのか、米大使館
    asahi.com:「米大使館、地代10年滞納 国有地、年額250万円」(2007/10/29)
    http://www.asahi.com/politics/update/1028/TKY200710280133.html
     『在日米国大使館が立つ東京・赤坂の国有地1万3000平方メートルの賃貸料が、10年にわたり未納となっている。日本政府は97年まで年額250万円を受け取ってきたが、値上げ案を提示したところ、反発した米側が支払いを拒否。未納が始まった98年分の賃貸料についての時効が今年12月中旬に成立するため、政府は民事訴訟も視野に入れながら、米政府とギリギリの交渉を続けている。
      問題の国有地の賃貸借契約は、1890(明治23)年に日米両政府が結んだ。物価水準の上昇などを踏まえ、1974年と83年の2回、賃料を上げた。今回の不払いは、98年から段階的に10倍程度まで値上げする案を米側に提示したことがきっかけとなった。
      民法の規定で、賃貸料の債権は5年で消滅するが、日本政府が02年12月に納入を求める書面を送ったため、時効はいったん中断。最終的な時効は今年12月に成立する。
      国有地を在日公館の敷地として貸し出している相手は米英など4カ国。国会や官庁街に近い都心の一等地の賃貸料が年額250万円ということに、不動産業界関係者は「格安なのは確かだ」と話す。英国大使館が立つ3万5000平方メートルの国有地(東京・一番町)の賃貸料は年3500万円だ。
      日本政府は「対米関係が重要なのは当然だが、財政事情が厳しい中で安易な妥協はできない」との立場。政治レベルで妥協する可能性もあるが、時効成立までに交渉がまとまらなければ、「日本国対米国」という異例の民事訴訟に発展することもあり得る。 』
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2007年10月30日 01:15
    TITLE: たった700万だが、払うことになった米大使館
    asahi.com:「米大使館、賃料未納が解決 日本政府へ支払い合意」(2007/12/7)
    http://www.asahi.com/politics/update/1207/TKY200712070291.html
     『在日米大使館が立つ東京・赤坂の国有地1万3000平方メートルの賃貸料が10年間未納となっている問題で、日米両政府は米側が1年あたり700万円、計7000万円を支払うことで合意した。08年以降の賃料も段階的に引き上げる。未納が始まった98年分の賃料の時効が今月中旬に成立するため、日本政府は米政府を相手取った民事訴訟も検討していたが、期限ギリギリで双方が妥協した。
     97年までの賃料は年額250万円だったが、物価や賃料水準の上昇も踏まえ、98年から段階的に10倍まで引き上げる値上げ案を日本側が示したところ米側が反発。交渉が断続的に続いていた。
     今回の合意では、98〜07年の賃料は年700万円とし、一括で支払う。さらに08〜12年は年1000万円、13〜27年は年1500万円に引き上げる。民間水準に比べればなお割安だが、日米両政府間の訴訟になれば両国関係に悪影響が出る可能性も踏まえ、日本側も妥協した。
     国有地を在日公館の敷地として貸し出している相手は米英など4カ国。英国大使館が立つ東京・一番町の国有地(3万5000平方メートル)の賃料は年3500万円だ。』
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2007年12月08日 10:47
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