2006年11月03日

スクワットと腕振りで、体を開く、心を開く

夜よく眠れない、睡眠のリズムが乱れてきた・・・という人は、生活の中に「習慣としての運動」を是非とも取り入れましょう。

私も何度かジョギングを考えたことがあったが、寒くなると億劫になるし、汗だくになるとシャワーを浴びないといけないし、とにかく5分や10分で終わるシロモノではない。で、週末だけにやろうと決めても、雨が降るとお流れである。

そこで導入したのがスクワットである。4ヵ月前に「スクワットをやるぞ〜」と決意したわけだが、その後どうなったかというと、今日も朝起きたときにやって、回数は100回を超えるようになった。

特に習慣として毎日やってきたわけではないが、これからは習慣として毎日続けて行こうと思っている。長続きさせるためには、ちょっとしたワザを使ったので、心に響くものがあれば、どうか皆さんもご参考に。

私は中学で運動部を体験したが、そのときの基礎体力トレーニングが「いやな思い出」になっている。腕立て伏せであれ、腹筋であれ、「1、2、3、4・・・」と数えていく行為が「苦しい」「しんどい」「がんばる」という感情と結びついてしまっているのだ。

そもそも体を「鍛える」という言葉が、鉄を鍛錬するみたいでホノボノとしない。それに加えて「回数を数える」こと自体が喜びの世界からほど遠いのである。腹筋100回、腕立て伏せ100回、スクワット100回、と聞くと、どれも拷問のような響きがありませんか?

そこで私は「数える」ことをやめることにした。
代りに採用したのは「歌」や「アファメーション」である。

  • やってやれないことはない、やらずにできるわけがない、困ったことは起こらない
  • 私は天の贈り物、喜びいっぱい夢いっぱい
  • 一瞬一瞬 とてもうれしい、すべてはうまく行っている
  • 日一日ときれいになり、刻一刻と癒される
  • 目がよく見える、ありがとう、鼻が清まる、ありがとう・・・

    というような「いい言葉」や「励みになる言葉」があったらリストアップしておく。
    これを4拍子のリズムに分割する。

    やって|やれない|ことは|ない
    やらずに|できる|わけが|ない
    困った|ことは|おこらな|い

    これを心の中で、あるいは小さな声で口ずさみながらスクワットをやる。
    1行は4拍子なので、3行で12拍子だ。
    これをを2回繰り返すと、スクワットが24回終わっている。

    体を動かしながらの「アファメーション」なので、健康がらみのものがよいと思うが、それ以外に、自分の日頃の願望を書き連ねて、それを何度も確認する場にするのもよい。これは「動きの瞑想」であり「動禅」である。

    私は|天の|贈りも|の
    喜び|いっぱい|夢いっ|ぱい

    一瞬|一瞬|とても|うれしい
    すべては|うまく|行ってい|る

    日一|日と|きれいに|なり
    刻一|刻と|癒され|る

    目がよく|見える|ありがと|さん
    鼻が|清まる|ありがと|さん
    アゴが|休まる|ありがと|さん
    肩が|ほぐれる|ありがと|さん
    お腹が|よくなる|ありがと|さん
    脚が|しなやか|ありがと|さん

    このようなやり方でスクワットを続けていたら、いつの間にか楽々と100回以上できるようになっていた。汗もかかず、息も切れない。女優の森光子が「毎晩スクワットを160回やる」と知って、「あのおばちゃんは化け物か」と思っていた数ヵ月前だが、軟弱極まりないこの私でも、着々と「化け物」の領域に近づいているのが不思議である。

    私は14才のときから慢性的な肩こりがある。これもそろそろ何とかしようということで、船井幸雄とエハン・デラヴィもやっているという「腕振り体操」も始めることにした。

    腕振り運動で健康になろう
    <体操の行い方>
    足は、肩幅くらいに開いて立ちます。
    軽く背筋を伸ばして、リラックスしてください。
    両手のひらを内側にして、両方の手を後ろにぽーんと投げ出してください。その反動で両手が前方に移動します。
    これを繰り返しを行います。
    音楽を聴きながら、アラームをかけてなさってもいいと思います。
    背骨が伸びて血の循環がよくなって体がぽかぽかと暖かくなってくれば、とてもいい状態といえます。

    実に単純な運動で、立って腕をたらし、その腕を前後に動かすだけである。後ろに強く振るとよい。

    ◆ソース同上
    船井幸雄さんのホームページ「船井幸雄.com」より
    色々な健康法を実践してきましたが、ホンモノの健康法とは、誰でもできて単純で長続きすること、そして安上がりであることです。その条件を備えたのが、両手振り体操です。両手振り体操は、通信工学の権威だった工学博士の関英夫先生から教えてもらったものです。

    「サイ科学」で有名な関英夫先生である。その昔、「スーパーラーニング」の実験でこの先生にお世話になったことがある。

    ◆ソース同上
    船井幸雄さんの講演を聞きに行ったところ、健康になるという「腕振り運動」を紹介されていました。
    さっそく毎日やるようにしたところ、これがとてもよい感じなのです。
    知人がこの運動を3日ほどやったときに、レイキの先生いわく、その方の身体のエネルギーの流れがものすごくよくなっている、とのことでした。
    身体のエネルギーの流れをよくする、すばらしい効果があるようです。
    ちなみに、船井さんはこの運動をやって、視力が1年に0.3ずつ上がり、0.05から現在0.9になったそうです。また、2005年1月現在72歳ですが、体力年齢は47歳だそうです。

    ほんとうに視力が上がるといいなぁ。慣れると500回ぐらいはすぐできる。回数を数えるのがイヤな人は、タイマーを5分〜10分に設定してひたすらやるとよい。あるいは、大好きな音楽を流しながらとか、交響曲1曲が終わるまでやるとか、いろいろ工夫してみてちょうだい。Good luck!
  • posted by ヒロさん at 02:42 | Comment(4) | TrackBack(0) | 四肢は百獣の王
    この記事へのコメント
    TITLE: 気功と腕振り運動
    昨日に九州にある矢山クリニック内の気功道場を尋ねた。
    そこでスタフの皆さんと練習した時に腕振りもした。
    彼らはもっと全身的にその運動をした姿を見て、なるほど
    もっと体全体を揺らす必要があると思った。つまり腕だけ
    ではなく腰も前後に動かすことでとてもいい感じだった。
    確かにこの運動はシンプルで効果的なものだと再確認
    をした。
    Thanks for the great blog!
    Posted by エハン at 2006年11月03日 11:40
    TITLE: エハンさんの腕振り体操
    エハンさんは、2キロの重りを使って、歩きながら腕振りをやっているそうです。

    http://echan.thd-web.jp/e1454.html
     『ある朝、THDでの朝のミーティングがありました。実はその時に驚きました。なぜかと言いますと、会社員の全員が社長といっしょに約15分間で腕振り運動を室内で行いました。
     とてもシンプルな運動でそして、本当に効果的だという風にわかりました。船井総研の会長、船井幸雄さんのおすすめで、この運動法は全国的に注目されつつあります。
     毎朝の散歩中にさまざまな運動をやることについて、このブログで紹介しています。1週間前からは、いつも持っている2キロの重りを使って、この両手腕振りを歩きながらやるようになりました。本当に気持ちがよくて、そして実に良い運動です。』

    かつての日本では、会社でラジオ体操をやる時代もありました。朝15分、腕振り運動をする会社があるとは、すばらしい。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年11月03日 19:21
    TITLE: 回転腕振り
    腕を回転させる腕振りもありますよ。写真図解はこちら。
    http://www.c-naikaken.com/seminar/suwaisyou.html
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年11月03日 23:55
    TITLE: ゴーヤンのぼやき日記
    ずばらしい!(^^)//゛゛゛
    私もこれまでに何度か、腕立て伏せや、腹筋を試みたけど、一番長く続いたので2ヶ月ぐらいでしたねぇ(^。^;;
    当時はだいたい二日で10回増やすぐらいの感じだったと思いますが、やがて義務感になり、一日休むともうダメですねw
    楽しみながら?やるという感じのその方法はいいかも・・・
    次また思い立った時にはぜひ参考にさせていただきます!
    Posted by ゴーヤン at 2006年11月04日 15:25
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