2006年05月27日

偽書の精神史:シアトル酋長がピアス大統領に宛てた手紙

映画『スターウォーズ』の生みの親となった神話学者ジョセフ・キャンベルは、小さい頃にアメリカン・インディアン(先住民)の物語に熱中した。その彼が『Power of Myth(邦訳:神話の力)』の中で、シアトル酋長の感動的な逸話を伝えている。

◆Joseph Campbell 『The Power of Myth』 (ネットソース)
  In about 1852, the United States Government inquired about buying the tribal lands for the arriving people of the United States, and Chief Seattle wrote a marvelous letter in reply. His letter expresses the moral, really, of our whole discussion.
  "The President in Washington sends word that he wishes to buy our land. But how can you buy or sell the sky? The land? The idea is strange to us. ...

1854年のこと、白人との戦いに疲れ、これ以上の抵抗は無益だと考えたシアトル酋長は、アメリカ政府に土地を売却し、保留地へ移動することに合意する。「しかし、合意の前に、はっきり言わせてもらいたいことがある」と啖呵を切った、名文中の名文である。(注:キャンベルの「1852年」は誤りで、1854年が正しい)

シアトル酋長のメッセージ
しかし、我々には分からない。
土地や空気や水は誰の物でもないのに、どうして売り買いできるのだろう。
土地は地球の一部であり、我々は地球の一部であり、地球は我々の一部なのだ。

無数のバッファローが面白半分に殺された。
すべての生き物を殺し去ったとき、人間が死ぬだろう。
他に降りかかったことは自分にも降りかかる。
すべてはつながっているのだから。

すべて生命は一つの織物である。
それを織ったのは人間ではない。
人間も一本の織り糸に過ぎない。
生命の織物に対してすることは、自分自身に対してすることなのだ。

この土地を売ったとしても、この土地を我々が愛したように愛してほしい
我々が手塩にかけたように愛してほしい。
この土地を手に入れたときそのままに、その土地の思い出を心に刻んでほしい。
力の限り、知恵の限り、情熱の限り、子供たちのためにこの土地を守ってほしい。
神が我々を守るように…。

マルチン・ルサー・キング牧師の名演説にも匹敵する、感動的なメッセージである。アメリカ西海岸のシュタイナー学校でも、「文明史」の教材として使われているという。アメリカでは1990年頃から『Brother Eagle, Sister Sky』(Susan Jeffers)という絵本が登場し、小学校の推薦図書になっている。

シアトル酋長のメッセージは、消費社会や自然破壊を戒める「警世の書」となった。エコロジー団体の間では、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』に並ぶ「教科書」となり、アメリカ先住民の教えを信奉する人たちの間では「聖典」となった。

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しかし「空や大地をどうやったら売り買いできるのか」という感動的なスピーチは存在しない。「バッファロー」の死を悼んだはずのシアトル酋長は、そもそもバッファローを見たことがない。「生命は一つの織物」(Web of Life)という表現は、欧米の詩文からの転用である。「我々が愛したように愛してほしい」いう美談は果たしてあったのか。

1992年のニューズウィーク誌も、「シアトル神話」に疑義をはさんでいる。

Newsweek:『Just Too Good to Be True: The Chief Seattle Speech』(1992.5.4)
It is too perfect. Chief Seattle did give a speech in 1854, but he never said "The earth is our mother." He never said "I have seen a thousand rotting buffaloes on the prairie, left by the white man who shot them from a passing train." The chief lived in the Pacific Northwest. He never saw a buffalo.

私が「シアトル酋長の演説」の改変・捏造問題を追及し始めた発端は、
  • キャンベルの『神話の力』の引用
  • シュタイナー学校で使っているとされるテキスト
  • 絵本などに出てくるフレーズ
の表現にばらつきがあることだった。それもそのはず、テキストのバージョンは少なくとも4つは存在するのである。

非常によくまとまっている「eJournal website:Chief Seattle Speech」ならび「"Thus Spoke Chief Seattle: The Story of An Undocumented Speech" By Jerry L. Clark(1985 Spring)」から要約すると、こういう話だ。

1) 演説は1854年(ペリーの黒船が浦賀にやってくる1年前)にあったとされる。そしてこの演説は、翌年、書簡の形でピアス大統領に送られたとされる。しかし、そのような書簡はどこにも存在しない。
2) 演説の「テキスト」が登場したのは、33年後の1887年である。1854年当時に、教育長や立法を担当していた スミス博士(Henry A.Smith)が「メモ」を頼りに、新聞向けに書き起こしたものだ。これを「★バージョン1」とする。
3) スミス博士は、シアトル酋長が話すドゥアミッシュ語(Duwamish)に堪能だった。しかし、シアトル酋長が演説した相手とされるスティーヴン知事(Issac Steven)の通訳をしたという記録がない。公式の通訳は、「英語」→「チヌック語(Chinook)=貿易の共通語」→「各部族語」のリレー通訳だった。シアトル酋長は、英語を理解せず、ドゥアミッシュ語の読み書きもできなかった。
4) 当然のことながら、ドゥアミッシュ語による原文テキストは存在しない。

そもそも、演説そのものがあったという証拠すら存在しないのだ。このような背景の中で、「聖典」のひとり歩きが始まる。

5) 1960年代に、詩人アロウスミス(William Arrowsmith)が、スミス博士のビクトリア風の英文(バージョン1)を現代風に書き換える。これを「★バージョン2」とする。
6) 1971年、ネイティブ・アメリカンを扱った『Home』という映画が制作される。テキサスのペリー教授(Ted Perry)が「シアトル酋長のスピーチ」の台本を創作する。映画制作者がこれをさらに改変し、ありもしない「ピアス大統領への手紙」という形式にする。これを「★バージョン3」とする。
7) 1974年、ワシントン州スポーケンで開かれた万博で、「バージョン3」の短縮版が展示される。これを「★バージョン4」とする。

追加:1931年、バグリー(Clarence B.Bagley)が『Washington Historical Quarterly』に掲載した改変バージョンもある。このバージョンから『どうやって空気を売るというのか?』という本が生まれた)

さまざまな本で引用され、ネット上でも「霊験あらたか」として賑わっているのは、「バージョン3」と「バージョン4」である。googleで検索してみると、「シアトル+酋長」「父は空+母は大地」で、改変バージョンがよくヒットする。

「大統領に宛てた手紙」は存在しないにもかかわらず、いまだに捏造神話が蔓延している。

ビーケーワン・オンライン書店:『父は空 母は大地』 内容説明
1854年アメリカのピアス大統領はインディアンの土地を買収し、居留地を与えると申し出た。翌年インディアンの首長シアトルはこの条約に署名。その時首長が大統領に宛てた手紙。95年に絵本版も刊行されている。英文併記。

複数のバージョンと改変・創作があることを理解しながらも、それでも「オリジナル」のメッセージはすばらしい、という人もいる。

神をまちのぞむ:「父は空 母は大地」
この新しいヴァージョンはオリジナルの精神を受け継ぎ、さらに洗練されたものであり、シアトル首長の言葉を汚すものではない。むしろシアトル首長によって触発され、人々のなかから新しく生まれた美しい言葉の結晶であるといっても過言ではない。本書は、オリジナル・テキストをベースにしながら、新しいテキストを参考に改めて再構成したものであり、新しいテキストにより近いものである。最もオリジナルに近いとされているテキストは1931年の「ワシントン・ヒストリカル・クォータリー」に収録されたもので、すでに邦訳され絵本として出版されている。(「どうやって空気を売るというのか?」)北山耕平訳・新宿書房 1994年)。

オリジナルのどこに「空気を売る」話があるというのか?オリジナル・テキスト(すなわち「バージョン1」)は以下のような内容である。全訳するパワーはないので、全体の流れを損なわない形で抜粋・要約する。
  • ワシントンの大酋長(=米大統領)はご親切にも友好とねぎらいの言葉を寄せてきたが、我々からの友好など必要としておるまい。
  • かつて、わが民はこの地を覆っていたが、すでに過去のものとなった。我々の時代は終わった。かといって、白人を責めるつもりはない。
  • 白人への復讐に燃える若者たちもいる。しかし敵対したところで何の実りもない。老人や母親たちは短絡的な「若気の至り」を戒めている。
  • ワシントンの偉大な父は、我々が素直に従うなら、我々を保護するという。ワシントンの父は、我々の父になるということだ。
  • が、そんなことあり得るか。あなたがたの神は、我々の神ではない。あなたがたの民を愛しても、我々の民を愛さない。
  • 我々の民は引き潮のように消え去り、戻ることがない。白人の神は我々の民を愛さず、守ることもない。白人と「兄弟」になることがあり得ようか?
  • 先祖の墓から離れて放浪する白人とは違い、我々は先祖の灰とともにある。我々の宗教は、先祖の伝統であり、老人たちが見る夢だ。
  • 夜と昼は共存できない。白人が近寄れば、赤人(=先住民)は朝霧のように引くしかない。我々は保留地に移り、ひっそりと暮らす。
  • インディアンの夜は暗く、星は1つして輝かない。悲しい風がうめくばかりだ。しばらくすれば、偉大なスピリットに守られた先祖たちを思い起こすものは、みな姿を消してしまうだろう。
  • だが、わが民の不遇を嘆いてはなるまい。民も、国も、大海の波のごとく、生まれては消える。
  • 土地を売ってもいいが、我々の先祖の墓を訪れる権利は保証せよ。自然物象のいたるところに、我々の記憶が宿る。
  • 赤人の最後のひとりが消え去ったとしても、白人オンリーの世界だと思う勿れ。この世に孤独寂寥の地などありはしない。我々の霊が常に満ち溢れているのだ。死者には力がある。
白人に追いやられる無念の気持ちが込められると同時に、仏教的な「諸行無常」の響きもある。そして、白人と赤人は所詮相容れないとした上で、日本の「怨霊信仰」のように、霊の世界を忘れるな、と最後にクギを刺すのである。

現在流布しているバージョンは、「オリジナル」の原型をとどめていない。ネイティブ・アメリカンの聖なる教えを取りまとめた(創作の)「聖典」なのだ。「聖なる教え」に触れるのは結構だとしても、これを「1854年のシアトル酋長のスピーチ(手紙)」とした場合は、紛れもない「偽書」であり、歴史の「捏造」であることをお忘れなく。

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それでは、時間の余裕がある方は、以下のソースから「聖典」をじっくりと読んでみてほしい。

寮美千子訳・編 『父は空 母は大地―インディアンからの手紙』(パルロ舎)
(ネットソース1)(ネットソース2)
とてもすばらしい文章だ。

■この記事には続きがあります。是非お読みください。(追加:2006/7/3)
  • 「寮美千子・編訳 『父は空 母は大地』 の絶版を勧告する」

    追加(2006/5/29):
    コメント欄にある通り、著作者の寮美千子さんより反論をいただいている。「全文引用」の是非に議論が振られるのは、私としても不本意なので、引用は削除することにしたい。興味のある方は、上の「ネットソース」から当分は読めるはずである。寮美千子さん曰く、ネットソースの中に「本とは異なる部分」があるそうである。

    『父は空 母は大地』は、「1995年寮美千子バージョン」であり、「大統領への手紙」が存在していないことも、解説の中で明記してあるという。寮美千子さんの創作文章を何ら貶める意図はない。私は、「シアトル酋長のスピーチ(手紙)」とした場合は、紛れもない「偽書」であり、歴史の「捏造」である、と書いている。

    ビーケーワン・オンライン書店(bk1)の記述は、「MARCデータベース」からのもので、アマゾンの記述も同様である。

    Amazon.co.jp:父は空 母は大地 対訳版
    内容(「MARC」データベースより)
    1854年アメリカのピアス大統領はインディアンの土地を買収し、居留地を与えると申し出た。翌年インディアンの首長シアトルはこの条約に署名。その時首長が大統領に宛てた手紙。95年に絵本版も刊行されている。英文併記。

    アマゾンでは「対訳版」と書かれている。寮美千子さんが「創作編集」したことを示す「編」の字はない。

    いずれにしても、『父は空 母は大地』の「解説」に書かれている「歴史的経緯」なるものを読んでみないことには話にならないので、この本を発注し、到着後にブログ上で報告することにしたい。

    ■この記事には続きがあります。是非お読みください。(追加:7/3)
  • 「寮美千子・編訳 『父は空 母は大地』 の絶版を勧告する」
  • posted by ヒロさん at 00:42 | Comment(38) | TrackBack(0) | 日本史・世界史
    この記事へのコメント
    TITLE: ちょっとびっくり!
    ヒロさん、とやら。驚きました。まさかこういう質問が寄せられるとは思ってもいませんでした。灯台下暗し、とでも云うのでしょうか、シアトルが酋長名であることすら知らない人が多いようです。聖典の話は、あまり詳しくは知りません。でも、自然を守りたいと願うひとたちには関係ないでしょうね。何らかの理由でそのような動きに反対する人たちは、探求し続けるでしょう。バイブルを信じる人たちには、そのままで意味があるように。でもバイブルもヘブライ語、ギリシャ語、ラテン語、オランダ語、英語と訳される過程で変化しています。ダビンチ・コードが売れる理由とシアトルの演説の信憑性の議論とは同じレベルのものかもしれません。とても参考になりました。お便りありがとう。これからこちらも覗かせていただきます。ロンドンで何をされているのですか。
    Posted by 山本克彦 at 2006年05月27日 03:36
    TITLE: シアトルからようこそ
     「シアトル酋長」のお膝元の山本克彦さん、こんにちは。ロンドンではありませんが、イギリス南部でシュタイナー教育を勉強しております。
     バイブルでも「4つの福音書」が、キリストの12人の使徒によるもの、と長らく信じられていましたが、もはやそのような無茶をいう人いません。「ダ・ヴィンチ・コード」と同じレベルにはなりませんよ。「シアトル酋長のことば」は1970年の創作ですから。「1970年創作説」に反論のサイトがあれば、ボチボチと探してみたいものですが。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年05月27日 03:51
    TITLE: 驚きました
    私の稚拙ブログへのコメントをいただきましてありがとうございます。
    早速お邪魔させていただきましたが…もうただただ驚き…!!
    これは捏造だったのですね。
    こういった、精神性を持たせ、原住民をテーマにした本ではでっちあげ本なども多々存在していますね。
    この本自体はただのフィクションとして読むならば優れた作品ですが、こういうものが実は捏造であったということならば、それは正しく認識したいところです。
    当ブログでもその辺り、さりげなく記述させていただきたいと思います。
    情報ありがとうございます。
    シュタイナーの勉強をされていらっしゃるのですね。
    またちょくちょく見に来させていただきます。
    Posted by binca at 2006年05月27日 08:31
    TITLE: チヌック語の語彙はわずか300語
    土地売却の条約(Port Elliot Treaty)を締結したときに、シアトル酋長がスティーブンス知事に語ったことばは残っている。
    http://www.runran.net/blog/seattle.html
    "I look upon you as my father. I and the rest regard you as such. All of the Indians have the same good feeling towards you and will send it on to the Great Father. All of them, men, women and children rejoice that he has sent you to take care of them. My mind is like yours. I don't want to say more. My heart is very good towards Dr. Maynard. I want always to get medicine from him."

    ただしこれも、チヌック語から英語への通訳である。チヌック語は、フランス語、英語、インディアン語をチャンポンにした「言語」だが、語彙は300語しかない、という。300語では簡単な貿易の約束事しか伝えることができない。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年05月27日 09:38
    TITLE: 1931年の改変バージョン
    1931年にもう1つのバージョンがある。すなわバグリー(Clarence B.Bagley)が、『Washington Historical Quarterly』に掲載したもの。『どうやって空気を売るというのか?』という本は、このバグリーの改変バージョンに基づいている。
    http://www.textbookleague.org/95faker.htm
    Smith's material lay in obscurity for more than 40 years, until it was retrieved and republished -- with significant modifications, including some completely new sentences -- by one Clarence B. Bagley. Bagley's version appeared in the Washington Historical Quarterly in 1931. It marked the first of many mutations that would befall "Chief Seattle's Speech."
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年05月27日 09:49
    TITLE: ヒスパニック移民
    >だが、わが民の不遇を嘆いてはなるまい。民も、国も、大海の波のごとく、生まれては消える。

    ヒスパニック
    http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_politics/w007933.htm
    アメリカではやがて白人と同数になるヒスパニック、アフリカ系
    http://blogs.yahoo.co.jp/lamerfontene/1178151/35414203.html
    『米国の人口統計などについて調査する非営利組織(NPO)団体は、ヒスパニック系が増加している背景に、生まれる子どもの違いがあると指摘。非ヒスパニック系の女性1人がが出産する子どもは平均1.8人だが、ヒスパニック系は平均3人で、この違いが人口構成の変化に影響を与えていると分析している。』
    メスティーソ
    http://www48.tok2.com/home/sawakon/1-12America1/mexico2.htm
    『1492年、コロンブスがアメリカ大陸に到達。続いての西欧列強の侵略と支配。その結果、アメリカで駆逐されてしまった先住民だが、ここメキシコでは今も生きている。そしてそのほとんどが白人と混ざっている。
    メキシコの民族構成は白人約10%、先住民約10%、そして両者の混血であるメスティーソが、残りの約80%を占めるという。』
    Posted by えの at 2006年05月28日 10:32
    TITLE: メキシコ「死者の日」
    >この世に孤独寂寥の地などありはしない。我々の霊が常に満ち溢れているのだ。死者には力がある。

    「死者の日のメキシコ」ロベルト・コッシー
    http://tohato.jp/products/habanero/boukunfesta/dead-day.html
    『「死者の日」のお祭りは毎年11月1日前後に行なわれる。ヨーロッパから持ち込まれたカトリック文化と先住民の土着信仰がドッキングしたようなお祭りだ。メキシコ人の8割はヨーロッパ人と先住民の混血(メスティーソ)だといわれる。神となった先祖を迎えいれる「死者の日」は、普段そんなメスティーソたちの中に眠っている先住民の血が騒ぐ夜なのだ。』
    死者の日
    http://odaran.sakura.ne.jp/23chi-mex2003/Day-of-the-Dead.htm
    『そして、その前夜祭が10月31日のハロウィンで、これは異教徒ケルト人の習慣が元になっているという。
     メキシコでは、古代アステカ暦(20日の単位で現在の月にあたるものを設定)の10番目の月が「トラショチマコ」と呼ばれ、死んだ子供達の為のお祭り。その次の月を「ショコトルウェツイ」と呼び、大人の死者の為のお祭りがあった。これは現在の暦でいうと7月〜8月なのだそうだが、スペインに征服されたメキシコがキリスト教に改宗させられたとき、カトリックの祭日とアステカの祭りが上手く融合されて現在の「死者の日」になったというのだ。』
    Posted by えの at 2006年05月28日 11:22
    TITLE: 「捏造」の捏造に抗議する
    『父は空 母は大地』の編・訳の寮美千子です。シアトル首長のスピーチが、オリジナルとは違うものであることは、本書の解説に明記してあります。もしこれを「シアトル首長のスピーチ」そのものであるという形で発表していれば「捏造」「偽書」と言われても当然ですが、その歴史的経緯を明記しての発表に対して「捏造」「偽書」という言葉を使うことは、不当です。

    また、ヒロさんが声高に語るまでもなく、シアトル首長のスピーチに後世さまざまなヴァージョンが生まれたことは周知の事実です。お経が、お釈迦さまの言葉そのものではないからといって、だれがそれを「捏造」と呼ぶでしょうか。正しい歴史認識は必要です。しかし、それを「捏造」「偽書」という言葉でおとしめる必要はありません。歴史的経緯をきちんと記述すればすむことです。そして、それを「文化」として育まれたものとして尊重することもできるはずです。

    ヒロさんは、実際の本をご覧にならないで、ネットからの孫引きでご批判のようです。そのための誤解も随所に見られるばかりか、引用された文章はわたしの本の文章と表記など違う部分があります。また「翻訳」ではなく「編・訳」であるという点も大きな間違いです。解説にも明記してあるように、この本は、あくまでも、寮美千子による新たな編集によるものです。つまり、編集及び翻訳著作権が発生する作品です。一冊の本をほぼ全文、無断引用するということについても、著作者としては遺憾に感じます。

    歴史的事実を発掘することは大事なことです。しかし、『父は空 母は大地』の本の現物や中身を見もしないで「捏造」「偽書」という不当な言葉を与えることには、強く講義します。

    詳しくは以下をご参照ください。
    Posted by 寮美千子 at 2006年05月28日 15:24
    TITLE: メスティーソ
    インディオの記録
    http://www.ne.jp/asahi/fuse/abraham/america/peru/pe-poma/pe-poma.html
    『歴史というものは常に勝者による記録だ。ここにはインディオによる敗者による記録があり興味をひく。征服者のスペイン国王宛に書かれた形式をとっている。内容はスペインの為政者と聖職者に対する告発だ。』
    Posted by えの at 2006年05月28日 18:53
    TITLE: 蒙古斑
    http://www.ht-tax.or.jp/samurai/archives/2006/04/post_384.html
    『発生率はモンゴル人の幼児で95%、東アジアの人種の幼児で80%、ヒスパニック系の幼児で40〜50%、インド・ヨーロッパ語族の幼児で1〜10%と言われている。』
    Posted by えの at 2006年05月28日 19:16
    TITLE: 寮美千子さんへ
    『父は空 母は大地』の訳者・編者の寮美千子さん、ようこそおいでくださいました。

    まず、最初に「全文引用」の件ですが、数日中に「半分程度」に縮小いたしますので、著作権についてはその旨でご了解願います。全文引用の理由は、私が「抄訳」した1887年のスミス版(いわゆるオリジナル)と、いかにかけ離れているかを、ブログの読者の方に明確に読み取っていただきたかったからです。

    私の批判の対象は、寮美千子さんの『父は空 母は大地』そのものではなく、1931年のバグリー版以降のバージョンを引用して、あたかも「シアトル首長」(酋長ではないそうです)の「手紙」や「スピーチ」であるかのように主張している(思い込んでいる)人たちです。寮美千子さんの主張をもとに、ブログの本文にも「注釈・追加」を入れる予定でいます。

    寮美千子さんの詳しい反論は、http://ryomichico.net/bbs/cafe.html (Cafe Lunatique 寮美千子の掲示板)でいただいております。掲示板の寮さんの書き込みからの引用です。

    『父は空 母は大地』では、これは「手紙」ではなかったことが、解説文に明記されています。
    本を手に取ればすぐにわかることですが、本を見もしないで「手紙は存在しなかった」と鬼の首を取ったように宣言するのは、あまりに浅薄です。
    「シアトル首長のスピーチ」が、後世、さまざまなものが付加されたり削られたりして、50を超えるヴァージョンがあります。それは、Hiro-sanがわざわざ大声で叫ぶまでもなく、すでに周知の事実です。
    つまり、これは寮美千子による1995年版寮美千子編によるオリジナル・ヴァージョンといってもいいものです。
    このようなことになった原因の一つに、インターネットでの情報の流通という問題があるかと思います。ネットで流された不確実な情報、あるいは断片的な情報のみを材料に判断をする。そこから多くの誤解が生まれます。

    寮さんの本では、「手紙でなかった」ことが明記されているそうです。「寮美千子バージョン」が世に出たのは1995年のことです。ブログやHPの書き込みでは、明らかに寮さんの『父は空 母は大地』を読んだ上で、誤解している人がいます。ビーケーワン・オンライン書店は、堂々と「ウソ」を書いています。50のバージョンがあることは、「周知の事実」であっても、数多くの読者の「事実」にはなっておりません。寮さんの『父は空 母は大地』を実際に読んでも誤解している人がいるということは、これは必ずしも「ネットで流された不確実な情報」の問題とはいえません。

    次は当ブログに寄せられた、寮さんのコメントです。

    もしこれを「シアトル首長のスピーチ」そのものであるという形で発表していれば「捏造」「偽書」と言われても当然ですが、その歴史的経緯を明記しての発表に対して「捏造」「偽書」という言葉を使うことは、不当です。
    お経が、お釈迦さまの言葉そのものではないからといって、だれがそれを「捏造」と呼ぶでしょうか。

    寮さんの記述された「歴史的経緯」は、私が記述した歴史的経緯をすべて含んでいる、と考えてよろしいですか。つまり、寮さんの解説する50のバージョンのなかに、1931年のバグリー版、1971年のペリー版という、捏造・改変があることが明記されているか、ということです。

    オリジナルにないものを勝手につけ加えることを「捏造」と呼んでおります。私のブログの「全文引用」の中に、わずかながら正確でないものがあるというだけで、原著作者の寮美千子さんとしては、当然気になるはずです。親鸞の死後に、弟子達が親鸞を装って本を書いたとすれば、これを「偽書」と呼びます。

    私は「鬼の首をとる」つもりも、「声高らかに叫ぶ」つもりもありません。再反論をお待ちしております。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年05月28日 19:57
    Posted by えの at 2006年05月28日 22:24
    TITLE: 不思議なコメントにびっくり
    Cafe Lunatiqueでコメントした松永です。
    http://ryomichico.net/bbs/cafe0047.html#cafe20060528132657

    >私の批判の対象は、寮美千子さんの『父は空 母は大地』そのものではなく、
    >1931年のバグリー版以降のバージョンを引用して、あたかも「シアトル
    >首長」(酋長ではないそうです)の「手紙」や「スピーチ」であるかのよう
    >に主張している(思い込んでいる)人たちです。

    ヒロさんさんは「聖典の捏造」を批判しようというのに、なぜ『父は空 母は大地』の本を読まず、しかも読んでもいないのに批判対象から外すことができたのですか。

    寮美千子のものと称して、いいかげんなテキストを無断転載したことが、著作者人格権・同一性保持権・送信可能化権等の侵害であることにはお気づきでしたか?

    >寮さんの記述された「歴史的経緯」は、私が記述した歴史的経緯をすべて含
    >んでいる、と考えてよろしいですか。

    公刊されている本を読んで、ご自分で判断なさってはいかがですか?
    Posted by 松永 at 2006年05月28日 22:51
    TITLE: 松永さんへ
    松永さん、私は寮美千子さんの言葉を待ちたいと思いますが、松永さん自身が公刊されている本を実際に読んでいるならば、教えてください。

    私は「手紙」という捏造は問題にしていません。「スピーチ」そのものがなかったかも、といっているのです。そして「スピーチ」のテキストの最古ものは、1887年のスミス版で、これも「創作」かもしれない。そして、この最古のテキストには、「白人も赤人も同じ人間だ」というような美談は書いていません。

    寮さんの本の解説には、このような「歴史的経緯」が説明されているのでしょうか、ということです。

    >いいかげんなテキスト
    たぶん入力ミスということでしょう。著作権に関しては、すでにコメントで立場を表明しました。「全文引用」や「誤った引用」はまずいと思います。ソースのリンクは示してあります。部分引用に関しては、引用権があり、あらゆるテキストは「著作権法の範囲で」無断で引用されます。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年05月28日 23:15
    TITLE: 自分で原典に当たろう、二次情報(孫引き)への警戒心を持とう
    >松永さん自身が公刊されている本を実際に読んでいるならば、教えてください。

    もし、わしがそれを教えたとして、ヒロさんさんはその情報を自分の論の根拠として採用する気なのでしょうか。だとしたら、全く理解を絶します。文献の調査において、二次情報・孫引きは、自分で文献に当たるための参考にはなっても、それ以上の意味は持ちません。ヒロさんさんのメディア・リテラシーには根本的な問題があるように思います。

    >部分引用に関しては、引用権があり、あらゆるテキストは「著作権法の範囲で」無断で引用されます。

    その通りで、改変を加えたものは、引用権で認められた「引用」ではありません。ヒロさんさんが引用したと思っているテキストは、寮美千子編訳の『父は空 母は大地』ではなく、改変されたもの(捏造)です。どうぞ原典を参照して、正しく引用してください。
    Posted by 松永 at 2006年05月29日 01:33
    TITLE: 松永さんは100%正しい
    理解を絶されてしまいましたか!ネットソースだけで論陣を張るのは、当然限界があります。

    >文献の調査において、二次情報・孫引きは、自分で文献に当たるための
    >参考にはなっても、それ以上の意味は持ちません。

    松永さんは100%正しい。

    >ヒロさんさんが引用したと思っているテキストは、寮美千子編訳の
    >『父は空 母は大地』ではなく、改変されたもの(捏造)です。

    捏造問題を扱うのに、もし「捏造されたテキスト」を引用しているのであれば、大問題です。テキストは削除しました。参考のためにリンクは残しました。

    ということで何かのご縁でございましょう、『父は空 母は大地』を購入することにします。到着は2週間後でしょうか。「解説文」をチェックした上で、全面謝罪するかもしれませんし、あるいは、再批判が始まるかもしれません。

    議論におつき合いいただき、ありがとうございました。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年05月29日 02:00
    TITLE: 本文末尾に追加しました
    コメントの意見を拝読した上で、本文末尾に文章を追加しました。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年05月29日 04:26
    TITLE: 北アメリカの国譲り神話
    「信州のお祭り」古賀達也
    http://sinkodai.typepad.jp/blog/cat150312/index.html
    『天国(あまくに)の神々が出雲の主神である大国主に国を譲れと武力介入した神話です。出雲には荒神谷遺跡などから銅鐸を含む大量の青銅器が出土していますが、この神話は銅矛文明圏(天国、壱岐対馬)による銅鐸文明圏の出雲への侵略が「国譲り」という表現で語られているのです。この侵略に最後まで抵抗した神が建御名方神(たけみなかた)です。彼は戦いに敗れ信州の諏訪湖まで逃げます。そして、その地から出ないことを条件に許されます。』
    諏訪大社の祭神
    http://www.interq.or.jp/silver/suwa7777/suwa%20saisinn.htm
    『アメリカ先住民が自然信仰を捨て、キリスト教に無理やり改宗させられた事を思い出します
    子供達は無理やり親から離され、クリスチャンの寄宿学校に入れられ、自分達の言葉は禁止され、喋れば体罰をされ、食事を与えられなかった
    長い髪も切られ、服装も変えられ、親には会わせてもらえなかった
    そして、いまも・・・・アメリカ先住民族は「保留地」に住まわされている』
    Posted by えの at 2006年05月29日 09:23
    TITLE: 情報ありがとうございました
    はじめまして。私のブログへコメントいただきありがとうございました。また情報ありがとうございます。最近記事の鵜呑みはしないようにしているのですが、私はこの手紙は殆ど真実だと思っていましたので、びっくりしました。ただ「殆ど」と言っているのは訳されたものなので、100%正確ではないだろうなとは思っていましたが。
    Posted by la mer at 2006年05月29日 09:29
    TITLE: 椿大神社アメリカ分社
    Tsubaki Grand Shrine of America
    http://www.tsubakishrine.com/
    "Gosaijin (main Kami) of Tsubaki Shrine is Sarutahiko-no-O-Kami, primal earthly kami of guidance, positiveness and protection. Also enshrined is Ame-no-Uzume-no-Mikoto, kami of arts and entertainment, harmony, meditation and joy. As they are a wedded couple. Tsubaki Shrine is the place to pray for a happy home, family prosperity and safety."
    米国西海岸で生まれたお子様の初宮参り、七五三はこちらで。
    http://www.tsubakishrine.com/test/ceremonies/Hatsumiyamairi.asp
    日本でも地鎮祭の祭神は「猿田彦大神」です。
    http://www.tsubakishrine.com/test/ceremonies/jichinsai.asp
    Posted by えの at 2006年05月29日 11:41
    TITLE: ホピの国からトルーマン大統領に送られた親書
    LETTER TO THE PRESIDENT FROM HOPI EMPIRE, 1949
    http://native.way-nifty.com/native_heart/2006/02/post_ecb6.html
    Posted by えの at 2006年05月30日 01:29
    TITLE: シアトル神話の「モデル」はホピ族か
    ホピ族からトルーマン大統領に送られた親書はあるわけですね。シアトル首長の演説を捏造し、挙句の果ては「書簡」の形に作り上げようとした人たちの「モデル」が、もしかしたらホピ族にあるのかも、ですね。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年05月30日 04:33
    TITLE: 空気は売物
    かくして空気が売られる時代へ
    http://native.way-nifty.com/native_heart/2006/05/post_7841.html
    酸素バー
    http://www.o2venus.com/
    http://www.oxybar.jp/
    Posted by えの at 2006年05月30日 09:02
    Posted by えの at 2006年05月30日 13:55
    TITLE: いいインディアンとは
    アマノジャクの怒り
    http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/yaziuma/essay1.html#3
    Posted by えの at 2006年05月31日 01:49
    TITLE: いいインディアンとは、死んだインディアン
    >アマノジャクの怒り
    http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/yaziuma/essay1.html#3
    『アメリカ先住民の粘り強い抵抗に苦しんだアメリカ騎兵隊の将軍はつぶやいたという、「いいインディアンとは、死んだインディアンである」と。言うところの意味は、死んだインディアンはもはや抵抗しないというのである。しかし、このきわめて悪意に満ちた言葉は、じつは、当の先住民の側にとっても真実であったはずである。つまり、先住民がこの言葉を口にしたとき、そこには、誇り高い者たちは勇ましく戦って早々と死に、怯懦な者だけが生き残ったという痛恨の想いがこみあげてきたはずである。』
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年05月31日 02:03
    TITLE: 白人VSインディアン抗争史〜概説〜
    http://f4.aaa.livedoor.jp/~indian/kousousi.htm
    インディアンの魂の叫び
    http://f4.aaa.livedoor.jp/~indian/
    Posted by えの at 2006年05月31日 09:07
    TITLE: 絵本の書評の件
    こんにちは。
    拙ブログのこの絵本の書評、もう一度解説をしっかり読んでそれに沿った形で書き直す為に一時非公開にいたしました。
    情報をいろいろと下さいましてありがとうございます!
    Posted by binca at 2006年05月31日 16:52
    TITLE: インディアンの阿弖流為
    クレイジー・ホース
    http://fun-site.weblogs.jp/susan/2006/01/post_70b9.html
    『ホカヘー!我に続けー!』
    『今日は、戦うには、いい日だ!』
    『今日は、死ぬには、いい日だ!』
    Posted by えの at 2006年05月31日 20:04
    TITLE: 「千の風になって」Mary Frye
    「千の風になってを巡って」
    http://www5b.biglobe.ne.jp/~yamayosi/public_html/memo106.htm
    『この詩の作者はMary Fryeとされていますが、ルーツはアメリカ先住民の間で受け継がれて来た(formerly attributed to Native American sources)ものであるとの記述が米国のネット上に見られます。』
    http://f4.aaa.livedoor.jp/~indian/tamasii.htm
    シアトル酋長(ドゥアミッシュ族)『夜になると、貴方達の町や村の通りは静まり返り、さびれたように感じるでしょう。ところが実は、かつてそこにいた大勢の人々が戻ってきて通りを埋め尽くしているのです。その人達は、今もまだこの美しい大地を愛し続けています。だから白人は、決して自分達だけには、なれません。我々に対して白人に礼儀正しく親切な態度をとらせるべきです。死者だからといって、無力になるわけではないのです。死者だって?いいえ死なんてものはない。ただ世界がかわるだけなのです。(1854年)』
    Posted by えの at 2006年06月02日 14:43
    TITLE: 揚げ足取りの投稿は止めて頂きたい
    貴殿の言う事は子供染みた
    単なる「嬉しがりの知ったかぶり」と謂うものである。

    遠く離れた場所から「引きこもり」のような
    生活をされているようだが

    この類のコメントは単に「不快感」を与えるだけの
    無意味な論争である。


    わざわざ、他人のブログに来て「自慢」するような事柄でもなかろう。

    これ以上、失礼な行為を続けるならば
    直接、私に電話してきたまえ。
    090-9098-2820

    「世界の子供とのクレヨン画平和交流」

    代表:松隈清次
    Posted by 松隈清次 at 2006年06月20日 14:15
    TITLE: 米国に搬出されたウラン鉱石残土の行方
    先住民にツケを回す日本原子力研究開発機構(旧核燃)
    http://uranzando.jpn.org/uranzando/j_sosho/59.htm
    『去る9月、日本原子力研究開発機構(旧・核燃料サイクル開発機構)が精練処理を依頼するとして米国に搬出した鳥取県湯梨浜町方面地区のウラン鉱石残土290立方メートルは、まことに遺憾なことに米国の先住民にツケを回すという危惧していた事態を招来しつつあるようである。』
    Posted by えの at 2006年06月20日 15:14
    TITLE: 光る大地
    大地覆う放射能の恐怖 ナバホ先住民居留地 チャーチロックの悲劇
    http://www.chugoku-np.co.jp/abom/uran/uran_mine/index.html
    核時代負の遺産 スポケーン先住民居留地 ミッドナイト・ウラン鉱山
    http://www.chugoku-np.co.jp/abom/nuclear_age/us/020519.html
    ショショーニー先住民居留地 ネバダ核実験場 ヤッカマウンテン放射性廃棄物処分地
    http://www.chugoku-np.co.jp/abom/nuclear_age/us/020602.html
    Posted by えの at 2006年06月20日 16:06
    TITLE: 「揚げ足」といって、現実を見ない人たち
    「世界の子供とのクレヨン画平和交流」代表の松隈清次さんは、自らの幻想を守るべく、どこまでも抵抗しておられます。私のコメントしたエントリは丸ごと削除されて、新たにアップされた「素晴らしい言葉の羅列」(2006/6/20)という記事(http://blogs.yahoo.co.jp/seijimatukuma/archive/2006/6/20)で、『1954年、アメリカ大統領に送られたシアトル酋長の手紙より』を絶賛しています。

    「手紙は存在しない」という議論を続けてきたんですけどね・・・。どこまでもシアトル首長の「手紙」があると、信じ込みたいようです。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年06月20日 18:09
    TITLE: 「グレートスピリット」
    神にならなかったグレートスピリット
    http://www.kuniomi.gr.jp/togen/iwai/kami02.html
    Posted by えの at 2006年06月20日 20:57
    TITLE: ホピに起こることは世界に起こる
    「主権は否定され、世界の安定が脅かされている」
    聖なる石板の守りびと、伝統派ホピの長老の言葉
    http://native.way-nifty.com/native_heart/2006/06/post_bfdb.html
    Posted by えの at 2006年06月23日 11:19
    TITLE: 武者小路公秀と「13人のグランマ」
    北朝鮮のチュチェ思想を信奉する武者小路公秀(カトリック教徒)が、ネイティブアメリカンの「13人のグランマ」をバックアップしている。「シアトル首長の書簡」という捏造ファンタジーをいまだに広めている。

    http://blog.livedoor.jp/esaman/archives/51539799.html
    「「13人のグランマ」COP10で記者会見。会場からの発言で質問時間消滅」の記事はしっかりと調べられて書かれている。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2010年10月26日 09:23
    これは非常に分の悪い戦い・・・。


    著者へのリスペクトもなく、本書も読まず、オリジナル文書を全訳する情熱もないブログ主。
    著作者が本を出版するまでに、どれだけの資料を読んだことか。どれだけの勇気と熱意を持って本を編纂されたのか、絵本を読んで感じることができたかもしれない。


    これではまるで、

    『サンタクロースは実在してないのだから、クリスマスは誰にも何の影響もあってはならない』

    というようなもので、

    そういう四角い頭の人のためにファンタジーはあるのだけど、ファンタジーはそういう種類の人の意識を溶かすことは稀である。
    Posted by ネロ at 2018年12月03日 02:47
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