常陸宮邸は国学院大学とオウム真理教・南青山本部のすぐ近くで、私もよく散歩したことがある。「〜宮」と言われても「皇室関係者」として以外、まったく関心がなかったが、本日より「常陸宮=天皇の弟」と頭脳にインプット。
私は西日本に縁が薄かったせいだろうか、京都関連はまったく拝観していない。ブルーノ・タウトが絶賛していたという桂離宮は、いつか覘いてみたいものだ。
上記は「皇室財産」ではなく「皇室用財産」なので、所有者は「国」である。大学生の頃に、「宮内庁が天皇陵の発掘をもっと許可してくれたら・・・」と考えていた私だが、友人に「天皇家の私有物なのだから、できるわけがない」と言われて、そのまま納得していた。古墳も「国のもの」だったのね。
■■ 皇室予算 ■■
ストックの次はフローである。近年の皇室予算はだいたい250億円前後で、大枠は「皇室」「宮内庁」「警備」の3つである。2005年度(ソース)は以下のようになっている。
皇室予算(263億)=皇室費(69億)+宮内庁費(108億)+皇宮警察本部予算(86億)
皇室費(69億)の内訳は、3つに分かれる。
公的なものは「宮廷費」、私的なものは「内廷費」だが、境界線は微妙である。皇太子への語学レッスンは「帝王学」の一部とみなされて、公的の「宮廷費」だが、ビオラのレッスンは私的の「内廷費」となっている。皇太子の英国留学費用は「宮廷費」で、皇后や礼宮(=次男)のレッスン代や海外旅行は「内廷費」である。
結婚式の費用は、皇太子夫妻が3億5千万、秋篠宮夫妻が1億5千万といわれているが、これらの費用は「国の儀式」として、一般会計の予備費が当てられた。
「皇族費」(3億)の内訳は以下の通り。
■■ 宮中儀式 ■■
宮中祭祀は「皇室祭祀」ともいい、年23回ある。
◆神一行 『天皇家の人々』(角川文庫) p107より要約
1月1日・・・・四方拝(伊勢神宮、山稜、四方の神々を拝む)
1月1日・・・・四方拝の直後の祭典
1月3日・・・・元始祭(皇位の元祖と由来を祝し、皇室と国家の繁栄を祈る)
1月4日・・・・奏事始
1月7日・・・・昭和天皇祭
1月30日・・・・孝明天皇例祭
2月17日・・・・祈念祭(五穀豊穣祈願)
春分の日・・・・春季皇霊祭(先祖祭)
春分の日・・・・春季神殿祭(神恩感謝)
4月3日・・・・神武天皇祭
4月3日・・・・皇霊殿御神楽(夜の御神楽)
6月30日・・・・節折(天皇のお祓い)
6月30日・・・・大祓(皇族・国民のお祓い)
7月30日・・・・明治天皇例祭
秋分の日・・・・秋季皇霊祭(先祖祭)
秋分の日・・・・秋季神殿祭(神恩感謝)
10月17日・・・・神嘗祭(新穀の神恩感謝)
11月23日・・・・新嘗祭(新穀のお供え+食事)
12月中旬・・・・賢所御神楽(御神楽)
12月23日・・・・天長祭(天皇誕生日)
12月25日・・・・大正天皇祭
12月31日・・・・節折(天皇のお祓い)
12月31日・・・・大祓(皇族・国民のお祓い)
1月1日・・・・四方拝の直後の祭典
1月3日・・・・元始祭(皇位の元祖と由来を祝し、皇室と国家の繁栄を祈る)
1月4日・・・・奏事始
1月7日・・・・昭和天皇祭
1月30日・・・・孝明天皇例祭
2月17日・・・・祈念祭(五穀豊穣祈願)
春分の日・・・・春季皇霊祭(先祖祭)
春分の日・・・・春季神殿祭(神恩感謝)
4月3日・・・・神武天皇祭
4月3日・・・・皇霊殿御神楽(夜の御神楽)
6月30日・・・・節折(天皇のお祓い)
6月30日・・・・大祓(皇族・国民のお祓い)
7月30日・・・・明治天皇例祭
秋分の日・・・・秋季皇霊祭(先祖祭)
秋分の日・・・・秋季神殿祭(神恩感謝)
10月17日・・・・神嘗祭(新穀の神恩感謝)
11月23日・・・・新嘗祭(新穀のお供え+食事)
12月中旬・・・・賢所御神楽(御神楽)
12月23日・・・・天長祭(天皇誕生日)
12月25日・・・・大正天皇祭
12月31日・・・・節折(天皇のお祓い)
12月31日・・・・大祓(皇族・国民のお祓い)
先帝の命日にちなむ祭りは5つ(神武・孝明・明治・大正・昭和)、宮廷の御神楽は4月と12月の2回。「大祓い」は12月末だけではなく、6月末にもある。春分と秋分は、神さまとご先祖さまに感謝を捧げる日となっている。
■■ 学歴&帝王学 ■■
雅子妃はあまりにもエリートすぎて、皇室文化になじめないウンヌンの話があるが、結婚前の3ヵ月は「お妃教育」の期間になっている。
◆ソース同上 p93
外国からの貴賓、大使の待遇のマナーから、宮中のしきたり、神道の祭祀の所作、様式などもろもろのことが学習の対象となる。
教育は、月曜から土曜までの午前中に1日2課目(1科目は1時間半程度)、午後は着物やローブ・デコルテなどの仮縫いにあてられる。
現皇后の場合は、授業は習字、和歌、憲法、フランス語、礼儀作法、宮内庁制度、お心得、宮中祭祀、宮中習慣、宮中儀式および行事、宮中儀礼。特別科目に神宮の祭祀、皇室史の計14課目、約2か月半にわたった。
教育は、月曜から土曜までの午前中に1日2課目(1科目は1時間半程度)、午後は着物やローブ・デコルテなどの仮縫いにあてられる。
現皇后の場合は、授業は習字、和歌、憲法、フランス語、礼儀作法、宮内庁制度、お心得、宮中祭祀、宮中習慣、宮中儀式および行事、宮中儀礼。特別科目に神宮の祭祀、皇室史の計14課目、約2か月半にわたった。
雅子妃にも、フランス語や憲法の授業があったのだろうか。皇室関係者の学歴は華々しい。
【皇太子妃雅子】・・・・外交官の父に連れられて、海外生活14年。ハーバード大学経済学部、卒論「輸入価格ショックに対する対外調整 -- 日本の貿易における石油」。東大法学部3年に学士入学。外交官試験に合格、大学中退で外務省入り。オックスフォード大学ベーリオール・コレッジに研修留学。スポーツはソフトボール、スキー、テニスと万能。語学は英語、ドイツ語、フランス語に堪能。
【秋篠宮妃紀子】・・・・学者の父に連れられて、アメリカ6年、オーストリア2年。学習院大学文学部心理学科。スポーツは、スキー、テニス、乗馬、ジョギング。語学は英語、ドイツ語、中国語に堪能。
紀子さんの語学力も、結構すごいみたい。文武両道で結構なことだ。
【秋篠宮】・・・・学習院大学法学部政治学科。オックスフォード大学大学院で動物学。「野鴨ガルス属の分子系統および家鴨の単系起源」の論文で、国立総合研究大学院大学より理学博士号。
【皇太子】・・・・学習院大学文学部史学科、卒論は「中世瀬戸内海水運の一考察」。大学院で史学専攻。オックスフォード大学マートン・コレッジに留学。ビオラ演奏、登山。
その他の皇族(天皇のいとこたち)の留学歴も華々しい。
天皇皇后両陛下の学歴はというと・・・・。
【天皇陛下】・・・・学習院大学政治経済学科
【美智子皇后】・・・・聖心女子大学文学部外国語外国文学科、卒論はジョン・ゴールズワージー(John Galsworthy)の研究
【美智子皇后】・・・・聖心女子大学文学部外国語外国文学科、卒論はジョン・ゴールズワージー(John Galsworthy)の研究
皇族・華族の御用達大学としてスタートした学習院大学だが、学部は以下のようになっている。
学習院にはどうして「神道学科」がないのだろうか。三笠宮崇仁(天皇のおじ)は、ヘブライ史を研究する古代オリエント学者として有名だが、私としては、世界宗教史、神話学をバリバリに修めた皇族が登場しないものかと、夢見ている。
■参考:
皇太子・徳仁親王は、歴史研究に深く携わり、現在でも学習院大学史料館客員研究員として、精力的に論文を発表している歴史研究者です。専門は日本中世の交通史・流通史。
「室町前中期の兵庫関の二、三の問題」徳仁親王
http://www015.upp.so-net.ne.jp/gofukakusa/naruhitoshinno-hyogoseki.htm
OGでございます。
>学習院にはどうして「神道学科」がないのだろうか。
そもそも今の学習院院歌は
「燃ゆる火の廃墟に死にて、また生るる(あるる)不死鳥のごと
荒れ寂し廃墟の上に、立ち上がれ、新学習院〜♪」ですから。
幼稚園から大学院まで、この歌ですから。
まさに歌詞の通りですけどね、学習院的には。
むしろ女子中等科、高等科、通称女子部に、色々な伝統が残ってる気がします。
どなたか、常磐会の方、出現プリーズ。
「代々木の大君」とか「金剛石も磨かずば」とか歌うんですよね。
平成になっても、地久節はお祝いするんですか。
燃ゆる火の、火中(ほなか)に死にて〜
でございました。
もう、忘れとる。
皇太子殿下、世界水フォーラムで「江戸と水運」をテーマに基調講演
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060318-00000054-kyodo-soci
【メキシコ市17日共同】皇太子さまは17日(日本時間18日)、メキシコ市で開催された第4回世界水フォーラムの全体会合に出席、「江戸と水運」をテーマに約500人の前で基調講演された。海外の国際会議で基調講演したのは初めて。
皇太子さまは、大都市に発展した江戸で水質が保たれた背景を解説。運河で郊外の農村部から作物を運ぶ一方、都市部で排出されたし尿を肥料として郊外へ送る循環型社会を形成したことで水の汚濁を防いでいたと指摘。「世界での水問題を考える方向を指し示してくれている」とまとめた。
オヒサです。
神学、いえ、神道には國學院(皇室典範所)が設置、但しこちらはどうも被征服民である大国主命系出雲大社のような記憶が有ります。
皇室は征服民族ですから天照系伊勢神宮系統、皇學館というのはこの系統で無かったですか?
いずれにしても学習院は皇室の藩屏たる華族階級のために設置された宮内省管轄の学校でしたよね(國學院は神祇省ではなく文部省)。私ら平民階級にはどうも縁の無い世界のようで・・・・「♪覇者、覇者、バカダ」「♪陸の王者、低脳〜〜」と神宮球場でやっているのが
せいぜいです。