2006年01月14日

日本の警察に巣くう「鬼の秘密結社」と「GHQの影」

2005年10月19日に「バハレーンの日本大使館員が見た、大韓航空機爆破の真実」を書いたが、この記事は主に砂川昌順著『極秘指令―金賢姫拘束の真相』(NHK出版 2003/9)を私の視点で再整理してまとめたものだ。

1987年の大韓航空機爆破事件に関して、「韓国の情報部による自作自演のテロ(あるいは爆破事件そのものが存在しない)」という説がいまだに流布していることを憂慮して、これは北朝鮮の飽くなき情報工作であろう、というスタンスで書いたものである。この説を結果的に援護している野田峯雄著『破壊工作』(宝島社文庫)にもひと言批判を加えたのだが、著者の野田峯雄さんより、反論をいただいている。

「バハレーンの日本大使館員が見た、大韓航空機爆破の真実」(2005/10/19)への野田峯雄さんのコメント
ひとつだけ事実を申しあげたいと思います。2人の蜂谷が惨劇を演じた現場には「肋骨」を折るようなものは何もありませんし、砂川氏たちは現状を目撃していません。

興味のある方はコメントを参照していただきたいが、野田峯雄さんは「服毒自殺をした」とされる蜂谷真一は、実は暴行で殺されたのではないか、と疑われているようである。また、砂川昌順氏の『極秘指令』に詳述されている、毒物を呑んだ蜂谷真一と蜂谷真由美が全身痙攣している場面の「目撃譚」について、実は目撃していないのではないか、とも疑われている。

前回のエントリは書かなかったが、私が気になっているを列挙すると:

  • 蜂谷真由美は、服毒自殺のカプセルを女性警備員にはたかれて「一部しか呑まなかった」あるいは「まったく呑まなかった」ことになっているが、一部を呑んでどうして死ななかったのか、また、まったく呑まなかったとしたら彼女の大痙攣は演技なのか、という疑問が残る。
  • 『極秘指令』には、砂川氏が各国の情報部員と極秘に連絡をとっている記述があり、自分の情報収集能力の優秀さを誇示するかのような表現が多い。回想録として美化・誇張されている部分がないとはいえない。

    このようなテーマは、1冊の本を整理して「はい、こうだ」と結論を出すわけにはいかないので、私も結論は今のところニュートラルにしておきたい。私も「神戸小学生校門首置き事件」(酒鬼薔薇事件)の真相に少しこだわってまとめたことがあるが、調べるほどに「通説」をくつがえす、意外な展開が待っているものだ。

  • 「酒鬼薔薇」事件の真相(2005/3/18)
  • 「酒鬼薔薇」事件と革マル派(2005/3/30)
  • 少年Aが(強制)連行された日(2005/3/31)
  • 神戸小学生惨殺事件の経過年表(2005/4/1)
  • 神戸事件で荒れ狂う検察リーク報道(2005/4/2)

    私はA少年は、首置き事件に先行する2つの事件では有罪だが、「首置き」は冤罪とみる。真犯人の推理として疑われるのは、1)A少年の両親、2)被害者の両親、3)少年法改正を推進したグループによる謀略、4)日本撹乱を狙う外国の工作員による犯罪、などである。

    1)と2)に関しては、可能性は論じることができるが、ご両親たちが背負われてきた地獄のような苦悶を思うと、推理ゲームとしては書く気になれない。「酒鬼薔薇」少年の犯行声明文は、そもそも筆跡が一致していないこと、また、外国人と疑われる表現があることから、私は4)を疑っている。場合によっては3)も絡んでいるかもしれない。どちらの場合も、警察内部に協力者またはもみ消し工作員がいると考えている。

    前述の野田峯雄さんは、「警察」の問題についても言及されている。

    「バハレーンの日本大使館員が見た、大韓航空機爆破の真実」(2005/10/19)への野田峯雄さんのコメント
    事実を、冷静に追うことが、この事件にはとくに必要と思います。日本人拉致事件との絡みにおいても、重要なのは、「真実をみきわめる」という姿勢ではないでしょうか。最大の問題は「警察」と思います。彼らが何をしてきたのか、です。

    野田さんの場合は、北朝鮮による拉致事件の「警察発表」もすべて怪しい、すなわち国家権力による情報操作である、というスタンスのようだが、私はその考えには同調しない。警察は国家権力からの圧力もかかるが、さまざまな工作勢力の巣窟にもなっていると考える。

    最近アクセス数が多くなっている拙ブログの「部落解放同盟」の記事で、とても気になるコメントをされた方がある。

    『部落解放同盟の「糾弾会」で人格を破壊された人たち』(2005/8/30)に対する「七誌さん」のコメント
     部落解放同盟と朝鮮人がこれだけの暴力活動や横暴などの好き放題をやっていられるのは、警察と密接な関係にあるからです。
     「日本の警察には同和関係者や朝鮮帰化人は入れない」という嘘がまかり通っていますが、これこそ同和と朝鮮人の垂れ流している嘘の最たるものであって、実際には両者で日本の警察が成り立っているといえるでしょう。
     そもそもなぜ警察が同和と朝鮮人に乗っ取られたかというと、以下のような事情があります。
     東京オリンピックの際、治安を強化する必要がありました。その際目をつけられたのが、同和と朝鮮人が構成する秘密結社のネットワークです。これを利用して治安を強化しようということになりました。
     そのため、秦氏の人間を警視総監にし、彼を頂点として同和と朝鮮人を動かし、東京オリンピックを乗り切りました。しかしその後、そのまま警察は同和と朝鮮人に徐々に侵食され、いつの間にか完全に両者に乗っ取られる形となってしまいました。
     そして今では、部落解放同盟とはズブズブの関係になり、北朝鮮ともパチンコ利権で繋がっています。

    秦氏を中心とする秘密結社ネットワークがあるのかどうかは、別途に研究を要するが、警察が乗っ取られているという話に注目すると、東京オリンピックの警備に絡んで、同和勢力や帰化人が警察に潜り込んでいるというのである。この話を援護するソースをまだ見つけていないが、「依存症の独り言」ブログは以下のように指摘している。

    依存症の独り言: 日本の警察は立ち直れるのか?(2005/9/1)
     もう一つ、日本の刑事警察がダメになった理由として、1960年代後半から1970年代にかけての警備・公安警察偏重がある。当時は左翼過激派の活動が活発で、人員の絶対数が足りず、質を問わずに機動隊要員を大量に採用した。このときの大量採用組(40代後半〜50代後半)が現場に居座っているのだ。

    東京オリンピックの後になるが、左翼過激派対策として、「質の問わない」要員が大量に採用されたと指摘している。

    私は「東京オリンピック」や「過激派対策」では物足りないので、「七誌さん」に対して以下のようにコメントした。

    『部落解放同盟の「糾弾会」で人格を破壊された人たち』(2005/8/30)での「ヒロさん」のコメント
    この闇の深さは、
    * 第1には、戦後のGHQが日本の監視体制を敷くために、マスコミと警察に「日本人と同じ顔をした」日本人ならざる監視要員(スパイ)を大規模に配置したこと。
    * 第2には、日米安保にからんで、「警察」「極道」「在日右翼」に連携が生まれたこと。
    * そして第3は、オリンピックの治安強化に絡む動員と組織変容でしょうか。

    マスコミ・警察・官僚の「不穏分子」は、もともとはアメリカのGHQが配置し、朝鮮戦争以降の反共体制で統制が緩んだとはいえ、ネットワークはいまだに各界で腐敗臭を発しながら、尾を引いていると見る。

    「アメリカは自民党を応援し、CIAは産経新聞に金を出す」
    「ソ連は社会党系を応援し、中国は朝日や共同に金を貢ぐ」

    という話はよく聞くが、そのような単純構造には、おそらくなっていない。アメリカや中国は、日本を弱体化させるために、左右両方の勢力を抱き込み、金を流しているはずである。この話とは直接関係がないが、よく言われる「街宣右翼」の正体についても、そろそろじっくり目を見開いて考えて行きたい。

    『「解放同盟」と「朝鮮総連」:不法占拠のお手並み拝見』(2005/8/29)へのコメント
    一応説明しておきますが、右翼には3種存在します。
    @政治的右翼
     彼らは、あの真っ黒のバンには乗らないで地味にポスティングしている。街宣活動をする団体は少ない。日本人の愛国者が中心でありそんな恥ずかしい事したらバカだと思われるからしないのだ。団体同士の交流も結構あり何故かわからないが集まって鍋をする習性がある。
    A日本人暴力団系右翼
     総会屋や脅迫を稼ぎとしつつエセ右翼活動をする。奴らも街宣活動をするが「人から恐れられる事」を美学に感じるというマイクタイソンみたいな奴らなのでとてもドスの利いた大声で街宣する。
    B在日街宣右翼
     これが問題の奴らだ。現在の主流を占める在日街宣右翼である。もちろん軍国主義思想などある訳ない。奴らはただの韓国・北朝鮮のスパイ工作員であり真の目的とは愛国者や天皇信仰者や軍のイメージを悪くする事である。まとめて言うと「愛国心」のイメージを落とすためである。在日暴力団の関連団体がやっている場合が多く、当然本来の政治的右翼の敵だ。

    私の場合は「在日暴力団の関連団体」に、もともとはアメリカの息もかかっていたであろう、とみる。ブッシュファミリーがバックにつく「勝共連合」も、反共団体なのか、在日スパイ網なのか、2重構造が疑われる謎のネットワークだ。

    ふたたび警察の話に戻るが、依存症の独り言: 「日本の警察は立ち直れるのか?」(2005/9/1)によれば、警察の腐敗には3つの対立構造が根を下ろしているという。

  • 公安警察と刑事警察の対立
  • キャリアとノンキャリアの対立
  • 各県警同士の対立

    国松警察庁長官狙撃事件、坂本弁護士一家殺害事件、グリコ森永事件も、この対立構造によって迷宮入りを余儀なくされているという。

    「依存症の独り言」の管理人さんは、元「部落解放同盟」の活動家なので、さまざまな現場を知っている人の切れ味はやはりちがう。「政治ブログ」として人気が高まるのも、ムベなるかな。

    依存症の独り言: 極私的エントリー(2005/9/5)
     私は、17歳のときに左翼運動に身を投じ、21歳からは2年間、部落解放運動に参加した。限界を感じた私は、大学に復学し卒業した。<中略>
     私は、9年間にわたって政治に直接関わった。学生運動、部落解放運動、労働運動。偽善というか、欺瞞というか、運動によって違いはあるのだが、組織の論理が個を抹殺する。これが政治の現実だった。<中略>
     特に部落解放運動には絶望した。崇高な理念を掲げているのだが、実際は「物取り運動」だった。暴力で行政や一般市民を威嚇する。「糾弾闘争」=暴力である。それでも部落大衆が恵まれるのなら、まだ我慢ができた。しかし、一部の者のみが御殿を建て、部落大衆はそれほどの恩恵を受けなかった。要は、部落の中に新しい差別が生まれたのである(怒)。
  • posted by ヒロさん at 10:24 | Comment(11) | TrackBack(1) | 日本史・世界史
    この記事へのコメント
    TITLE: 鬱
    この様な記事を見るにつけ、戦後日本の平和な繁栄が砂上の楼閣に思えてしまう。

    あの「勝共連合」にブッシュ・ファミリーが着いているとは初耳でした。
    あれは、彼の「統一協会」の下部組織として有名。得体の知れない
    パーティーを開いては、その正体を知らずに参加してしまうお花畑な政治家が
    時折問題視されてます。
    Posted by 愛国奴 at 2006年01月14日 22:25
    TITLE: ブッシュママ
    統一協会関連のことが日本でワイドショー沙汰になっていた頃、
    いまの大統領のご母堂が統一の招きで来日してますよ。報道されてたはずです。
    さて、ヒダリの方が右系を罵倒するときに「勝共連合」をネタに使われますけども、
    『その母体の統一は北にも出資している』と元・信者さんから伺っています。
    で、統一は天地正教とかいろんな神や仏を利用し、そして布教先では
    必ず右よりのメディアを持つか買収しますな。知らんで寄稿する政治家には、
    是非とも目ぇ覚ましていただきたい。
    Posted by 枇杷 at 2006年01月14日 22:59
    TITLE: 本年も宜しくお願い申し上げます
    旧年中は、逸早く拙著の出版にお祝いの御言葉を頂きまして、本当に有難うございました。御蔭さまで日経新聞の書評にも取り上げられるまでに認知度は上がった模様ですが、何せ商売っ気のぜんぜん?ない出版社ゆえ、犬っころカレンダーに負けている次第であります。トホホ。新年早々『共産中国はアメリカがつくった』などという本を買ってしまったのはヒロさんブログの影響かも知れませんなあ。本年も力のこもったブログを楽しみにしております。ところで、BK1にアップされたスゴイ書評はヒロさんの手になるものなのでしょうか?違っていたらゴメンなさい。
    Posted by 旅限無 at 2006年01月15日 16:37
    TITLE: 統一教会は日本工作活動の尖兵
    ブッシュ政権と統一は近いですね。
    文とロックフェラーの関係など黒い噂が絶えません。

    勝共連合は私たちとは思想が違います。
    世界日報事件についてエントリーしてほしいです。
    Posted by なめ猫♪ at 2006年01月15日 19:37
    TITLE: チベットの「坊ちゃん」と統一協会
    旅限無さん曰く。
    >BK1にアップされたスゴイ書評はヒロさんの手になるものなのでしょうか?
    『中国のチベット文化圏における「坊っちゃん」のような活躍譚』というレビューのことですね。私が書くとすれば、もう少し気合いを入れて書きます(笑)。チベットで日本語を教え、生徒たちと一緒に、夏目漱石の『坊ちゃん』を日本語からチベット語に翻訳するという物語です。みなさんも1冊いかがですか。
    http://www.bk1.co.jp/product/2620634

    愛国奴さん、枇杷さん、なめ猫さん。
    世界日報も流血事件を起こして、ある時期から変質しました。統一協会(教会)も日本では「潜伏状態」なだけで、活動は進行中です。その資金力は凄まじく、枇杷さんの「園丁日記」に教えてもらったのですが、2000年にUPI通信も買収しています。たとえていえば、創価学会が共同通信や時事通信のオーナーになっているようなもの。侮れません。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年01月16日 00:52
    TITLE: あれま、違いましたか?
    これは予想が外れてしまいましたね。大変失礼いたしました。御免なさい。ヒロさんの「気合の入った」レビューというのも是非読ませて頂きたいと存じます。暇で暇で困ったとき…などは有りそうもないですね…万一、そのような時にはお書き下さい。無理にとは申しませんが…。舌っ足らずなお詫びになってしまいましたが、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
    Posted by 旅限無 at 2006年01月16日 16:31
    TITLE: 「チベット語になった『坊ちゃん』」は文革がらみで
    旅限無さん曰く。
    >ヒロさんの「気合の入った」レビューというのも是非読ませて頂きたいと存じます。
    そうですね・・・、文化大革命のチベット侵略にからませて、「チベット語になった『坊ちゃん』」で戯れてみるとか。毎回気まぐれの連想ゲームで、次のテーマを考えているのでいつになるやらですが、こちらこそ、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年01月16日 20:32
    TITLE: 親子丼が詳しいですよ。
    親子丼というサイトをご存知ですか? 目から鱗ですよ。
    入口がたくさんありわかりにくいですが、とりあえずのおすすめサイトです。

    日本語サイト
    http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/kok_website/fireworks4/totalindexpage.htm
    http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/kok_website/iriguchi.htm
    英語サイト
    http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/title2.htm#YOUR%20SON%20AND%20HUSBAND%20DIE%20FOR%20HIS%20MONEY%20MAKING
    Posted by 愛と誠 at 2006年01月25日 11:57
    TITLE: 花園実業高校の方ですか?
    ステキなリンクをありがとう。
    蓼科の白樺の森で会いましょう。
    早乙女愛こと、ヒロさんより。
    Posted by Hiro-san★ブログ主 at 2006年01月25日 12:03
    TITLE: 東京大学受験合格専門学校
    山口組の東京大学受験合格専門学校=灘高校
    稲川会の開成高校(教頭が李朝末裔)
    入試問題は刑務所の中で印刷されているから入手可能。
    Posted by 山口 at 2006年11月02日 18:50
    TITLE: 公安警察
    興味深く拝読しました。
    刑事警察と公安警察の関係は、御奉行様と岡引ほどの上下関係ではないでしょうか。公安警察の犯罪には、被害通報してもまったく刑事警察は触れません。被害通報すると、”あんたに扇動されて命を落としたらどうしてくれる”という警官もいたほどです。
    またテレビアナウンサーに聞くと、マスコミが取り上げる事件は事前に調査済みのもの、また新聞記事になるのは、すべて公安警察の工作によるという人もいます。米国ではCIA犯罪に対しFBIが捜査すると聞いていますが、日本では公安警察独裁1色の気配です。日本にはいわゆる警察はいなく、治安維持部隊はいないといって良いのではないでしょうか。
    Posted by pq at 2007年07月22日 06:36
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