2005年09月29日

辻元のいとこたち≠ヘ、第三書館で「31を買った」

今回は1975年の新聞記事の整理です。辻元清美のパートナーと言われている北川明の人と成りを整理してみたいので、ノスタルジーに浸る余裕のある方は、どうかおつき合いを。

◆毎日新聞(1975/9/4)(ネットソース)
日本赤軍:支援の実態解明へ 強制送還の北川、島田逮捕
ゲリラ輸出≠笘A絡役 コード名は「欧州のいとこ」

【全文】「日本赤軍」支援メンバーの元京大生、島田恭一(30)と同、北川明(32)の2人が3日午後、スウェーデンから東京に強制送還され、警視庁公安部に逮捕された。天皇ご訪米を間近に控え、海外から強制送還された「日本赤軍」の支援グループは、1日の元ベルリン自由大生、行者芳政(30)についで3人目だが、リーダーの重信房子は日ごろ、この3人を「ヨーロッパのいとこたち」と呼び、その手足としていたという。警視庁も彼らが日本赤軍コマンドの海外送り出し組織、海外アジトなどについてのガギを握る人物と見て追及、組織解明に全力を挙げる。

強制送還された島田、北川らは、日本赤軍の兵站(へいたん)委員会(ヨーロッパ・レポ役)に属し、リーダーの重信房子(30)から「ヨーロッパのいとこたち」と呼ばれていた。

いとこたち≠フ役割はヨーロッパでの連絡。昨年夏の「翻訳作戦」(西独の日本商社幹部誘かい計画)では、ベイルートからパリへ飛んだ重信と謀議を重ねたこと、また北川、行者、高橋武智・元立大助教授が現地の下見をしたことが、元京都産業大生、西田純(25)=奪還されリビアへ逃亡=の自供などからわかった。

この「翻訳作戦」は、実行の全権をゆだねられた元予備校生、山田義昭(26)がパリ・オルリ空港で逮捕され、島田、北川、高橋助教授らもフランスから追放(パリ事件)されるハメになり未遂に終わった。同公安部の得た情報では、重信は「あんな連中にまかせたから失敗した」といとこたち≠批判したという。

いとこたちの、もうひとつの任務は、コマンドの送り出しと受け入れ。島田は昨年4月、元パリ三越店の店員、山本万里子(35)と帰国し、国内支援グループの会社重役、久保園善章(34)や弁理士事務所勤務、青柳義男(30)=いずれも公判中=と共謀、他人名義の旅券を手に入れ、元京大生、奥平純三(26)を送り出した。いとこたち≠ニ久保園ら国内支援グループは「31を買った」(アジトを作ったの意味)「4人の友達が病気になった」(北川、山本らが動けないの意味)など、暗号電報で、ひんぱんに連絡を取っていたことも、久保園らの公判で明らかになっている。

また西川とともにリビアへ逃走した元会社員、戸平和夫(22)は「山崎」と名乗る男から「日本赤軍」入りをすすめられ、現金20万円ちかくをもらった、などと供述しているが、この「山崎」の身元はナゾに包まれたまま。同公安部は、島田らを追及し、国内のゲリラ送り出し組織の解明を急ぐ。

島田、北川、行者の強制送還で、同公安部は、ヨーロッパ・レポ部隊は完全に壊滅したとしている。高橋・元助教授、山本万里子はヨーロッパ各国の厳戒体制に追われシリアに潜入したと同公安部はみている。なおG(26)、O(24)ら数人の女性がヨーロッパにとどまっているが、もはや動きはとれない状態。

一方、元慶大生、和光晴光(27)らマレーシアの米・スウェーデン両大使館占拠のゲリラ5人がまだ逃亡先のリビアにとどまっているのは間違いないと捜査当局はみている。残る重信、元会社員、丸岡修(25)らだけでは大ががりな奪還作戦は不可能と、同公安部は見ており、天皇訪米時の「日本赤軍」封じ込めに自信を深めている。

北川明は日本赤軍の「兵站委員会」に所属していた。この兵站委員会のお仲間は、北川と一緒にスウェーデンから強制送還された島田恭一、カナダから強制送還された行者芳政、当時まだ逃亡中の山本万里子、元立教大学助教授の高橋武智である。

「兵站委員会」は武器調達でもやっているのかと思ったが、コマンドの海外送り出しと受け入れが主な仕事のようだ。武装コマンドそのものは「軍事委員会」の役割なのであろう。「コマンドの海外送り出しと受け入れ」ということは、パスポート&私文書偽造、渡航&宿泊の手配、密会の連絡係、資金調達などが仕事だろう。企業でいえば「総務部」といったところか。

いとこたち≠ヘ可哀想なことに、重信房子から「あんな連中にまかせたから失敗した」と見捨てられてしまったようだ。この見捨てられた「総務部」のうち、北川明は第三書館の「社長」になり、行者芳政は「取締役」になる。

辻元清美は元赤軍が2人もいる第三書館に、ノコノコ乗り込んで「私も仲間に入れて〜」と取締役になったわけである。

★読売新聞 夕刊(1975/9/4)(ネットソース)
「北川」「島田」羽田で逮捕
【部分抜粋】とくに高橋元助教授、元店員山本万里子(35)らは、フランスからの国外追放のあと「フランス当局に多くをしゃべりすぎた」として、重信らの批判を受けた、との情報もあり、この後の動向はつかめていない。

パリの三越で店員をしていた山本万里子も、重信房子に見捨てられてしまった。山本万里子は、2000年3月にレバノンで身柄を拘束され、日本に強制送還された。2002年1月に結審した裁判では、懲役2年6ヵ月、執行猶予5年だ。この執行猶予中の2005年1月26日に、さきいか万引きで逮捕されるにいたった。

さきいか万引き事件の詳細は、社怪人日記:「さきいか2袋は多すぎる」をご参照あれ。

出版社を設立した北川明と行者芳政。さきいかを調達した山本万里子。赤軍の「兵站委員会」は侮れない、ということだ。(w)

■追加:一緒に「赤軍」と「ピースボート」を勉強しませんか?
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posted by ヒロさん at 07:20 | Comment(4) | TrackBack(2) | ピースボート
この記事へのコメント
TITLE: オチに笑ってしまった
最後の山本万里子の「オチ」と言うか末路には笑ってしまいます。
このテの話題には全く無知なオリのような愚日記に、ネタとして載るようじゃもうトホホです( ̄ー ̄)
それにしても、当時20歳の小娘の重信房子がリーダーだったと言うのが、オリにはすごく不思議に思えるっス。
Posted by ザキ at 2005年09月29日 09:12
TITLE: 重信房子は30才
>それにしても、当時20歳の小娘の重信房子がリーダーだった
まいどです。新聞の写真から入力したので、私の間違いです。いくらカリスマ重信房子でも、20才ではリーダーは無理でしょう。30歳のまちがいです。すんません。
Posted by Hiro-san at 2005年09月29日 10:01
TITLE: 情報ソースの豊富さにびっくり
はじめまして。「犯罪者・辻元清美に何ができるねん!?」のHPのゆきろうです。
掲示板に足跡を残していただき有難うございます!
実は、こっそり(?)毎日のように拝見させていただいています。
情報ソースの豊富さにびっくりしています。どうやったらそれだけの情報を手に入れることができるのででしょう??私の知りたいことが、いっぱい詰まっているヒロさんの日記。自分のHPでただ感情論だけにならないようにしたいと思っているので、その根拠等の参考、参照文献に活用させていただきたいと思っています。
日本赤軍の組織自体をここまで知りませんでした。ほんと勉強になります。
Posted by yukiro at 2005年09月29日 13:03
TITLE: 偽装平和プチブル路線
この偽装平和路線が本物だとしましょう。かつて日本共産党も武装闘争路線をとったことがありますから。でも、さきいか1袋で600円するのを買うのって、ブルジョア的(久しぶりに使いますが、今や死語ですね)ではありませんか。一袋600円のさきいか、新生、プチブル的日本赤軍派のシンボルと言えましょう。話がそれますが、パスポート偽造で思い出したのですが、マブチモーター社長邸放火殺人事件、犯人(らしき人物)はパスポートの申請をしていたそうですが、これって、大陸系のお客様ではありませんか? あの残虐な犯行手口を見ると、なるほどと思ってしまいます。入国の際のビザ免除が批判されるとまずいからでしょうか、新聞は奥歯に物が挟まったような報道に終始していますが、北鮮人なら北鮮人、韓国人なら韓国人、中国人なら中国人とはっきり書けと言いたいです。なぜ書かないのでしょう。ブラジル人あたりなら、平気で書くのに。
Posted by wnm at 2005年09月29日 18:02
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Weblog: 社怪人日記2005
Tracked: 2005-09-29 21:32

辻元が議員にこだわる理由
Excerpt: 辻元と内縁の関係にあると言われている第三書館の社長、北川明という人物像に迫ってみよう。先の記事でも表記しているとおり、北...
Weblog: 辻元ブログ
Tracked: 2005-10-06 04:04
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