朝の空気が気持ちがよいうちに、外に出てジョギングで眠気をさますか。
あるいは静かに座り、瞑想オーディオを聴きながら呼吸を整えるか。
さらに両方をとって、動きながら瞑想をすることはできないか。
音楽を聴きながらジョギングをしていると、走りながら瞑想をしているような気分になることがある。それを誘発するのはある特定の音楽だ。
パーカッションやエレキギターがリズムを刻むロック系の曲は、さあいくぞ、前に進めー、という励まし上手のコーチが伴走しているかのようだ。バッハのピアノ、チェンバロ、協奏曲を使うと、折り目正しく、美しく、空を見上げながら前に体を引かれるような感じだろうか。どちらも好みの曲だけを選んでいるので「快」であることに変わりはない。
だが、私のいう「瞑想を誘発する曲」は、80年代ロックやバロックではなく、空を飛ぶようなイメージのある曲や、静かなタブラーに弦楽器がかぶさる中東・インド系の曲などだ。走りながら本当に瞑想をしたくなって目を閉じてしまう(危)。ずっと閉じているわけにはいかないので、無難なところで4歩ぐらい、かなり安全な場所では8歩ぐらいにしている。
お気に入りの曲をいくつか上げると、
- Eagle(ABBA)・・・♪=85
- Marco Polo(Loreena McKennitt)・・・♪=84
- Sound of Civilization(Omar Bashir)・・・♪=83
- Yachts(Coco Steel & Lovebomb)・・・♪=84
- Everytime(Lustral)・・・♪=87
私が昨年8月より開始した「音楽ビートジョギング」は奥が深い。地面を蹴る足がドラムとなり、メトロノームとなって、異国の調べに酔いしれながら、ときに浮揚感を感じながら、前へ前へと進んでいく。
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走らない日は瞑想にしようということで、エイブラハムの瞑想CDを聴く。吐く息が長くなるように誘導する優れもののCDで、人生全般、健康、お金、人間関係の4部構成で、それぞれ15分だ。
エイブラハム瞑想の音楽テンポは♪=95程度。これはゆっくり歩くスピードだ。
1回の呼吸は吸う息が3、吐く息が5の割合なので、これをウォーキングに当てはめると、6歩を吸って、10歩を吐くリズムになる。前後の肩振り運動(スワイショウ)は基本的にウォーキングと同じリズムなので、やってみるとこれは非常によい!
15分のオーディオを聴きながら、肩振りを712回、呼吸を89セットを行うことになる。
さて、次は家事、翻訳、ピアノをやりながら、リラックスをして瞑想に入る方法を研究しましょうか・・・