これだけの走りを可能にしたのは、何にも増して「音楽の力」だ。MP3プレイヤから聞こえる音楽のビートに合わせて走る。これは使えるかも!という新曲を見つけると、次の走りが待ち遠しくてしようがない。音楽が楽しみとなって、外に出てしまうのだ。
9月のヒットはエジプトの曲で、Amr Diab の「Tamally Ma'ak (I'm Always With You)」。哀愁のラブソングだが、アラビア語の歌詞はまったくわからないので、意味を考えずに声の響きに身を委ねることができる。
7月に仕入れた「Andrew Sisters - Medley」は、ジョギングタイムの最速記録につながった。私にとって少々ハイテンポ(♪=86-90)の編集曲だが、次々と展開していく陽気なダンスリズムに引かれて、それまで17分前後で走っていた3.5キロのコースで、最速を3回更新して15分9秒に! この曲の発掘のきっかけとなったのは、ドラマ Gilmore Girls の「3-7: They Shoot Gilmores, Don't They?」のダンスシーンだった。
一流の楽団やバンドを引き連れてジョギングができるという奇跡を想うにつけて、感謝の気持ちでいっぱいになる。世にマーチングバンドなるものはあっても、自分のすぐ後ろを伴走しながら演奏してくれるバンドは、いくらお金を積んでもなかなか見つからないだろう。
11月の大ヒットはリスト編曲のバッハオルガン曲・ト短調フーガ(BWV542)になりそうだ。テンポに揺らぎがあるピアノ曲はジョギング向きではないが、バッハは使えるものが多い。リストは難曲ばかりで、初心者ピアニストには高値の花ばかりだが、この編曲はとても気に入ったので演奏レパートリーに組み入れてみたい。
大学時代の同級生は、近々フルマラソンに出場するという。知り合いのギターの先生は、100キロウォーキングに参加したという。最近知り合ったピアノ友だちは、駅から会社までの3キロを走って通勤しているという。みんなよく走るものだ。
現在の私のジョギングコースは、3.5キロ、5キロ、6キロ、7.5キロ、8キロの5つで、人生史上の最長は中学校内マラソンの10キロだ。今のところ、フルマラソンやハーフマラソンにはほとんど興味がないが、音楽の力を借りて、1度は人生最長距離を更新してみようかな・・・と遊び心がもたげ始めている。
ヒロさんも、いつかは挑戦してみましょう。
みなさん4時間が大きな目標になっているようで、走る作家・村上春樹はタイムが4時間近くまで落ちてきて「年だな」と感じたとか。私は8キロ=45分ですから、そのペースで走れば・・・なんて、ダダさん、おだてないでくださいませ。私は人任せですから、ダダさんが京都マラソン、木津川マラソンに参加されるなら、それなら私も、と検討してみようかなと・・・
4〜5時間位歩く事なら出来ますが、ランニングは歳なのでペケです。
明日、泉南の方に行ってきます。
ある人の墓ではないかとされる古墳があるので、
その周辺をうろついてきます。
歴史散策のフィールドワークは、調べたいことは次から次へとでてきますね。
私が弾きたいピアノの曲も、調べるほどに次から次へとたまっておりますが、
また1歩進むことのできる喜びをかみしめたいと思います。
高学年になるとバスも通ったのですが、基本は歩きです。
そのお蔭かな、とも思います。
ヒロさんが、マラソンに出場されるのなら、
応援に行きますよ。京都なら、直ぐですから。