1)スワイショウ
2)タオル肩回し
の2つは、誰にでも気楽にできる基本形だ。さらに刺激のバリエーションを増やしたいときは、回転や捻りを加えるのもよい。また、音楽を使って適切なスピードや回数に誘導したり、エイブラハム瞑想CDで呼吸にリズムをつける“動禅”にすることもできる。
「肩コリ」はとても多様かつ広範囲な症状をカバーしているので、それぞれの状況に応じて最適な運動を見つける必要がある。以下、私の考察だ。

★肩によいとされるヨガの「鋤のポーズ」は、10代の頃から取り組んでいるが、これで症状が好転したことはない。肩甲骨の上方の筋肉がキリキリと伸びる感覚があるものの、あまり気持ちよくならない。刺激の方向が、腕を前後に振る方向と同じだからだろうか。

★タオルを使った肩運動は、前後に一生懸命に振るよりも、左右にゆらぎをつけながらストレッチした方が気持ちがよい。なるほどね。

★鋤のポーズ、スワイショウ、タオル肩運動などは、場所と空間を選んでしまうので、いつでもどこでもすぐにやるわけにはいかない。椅子に座りながらすぐにできるものは、肩を上に引き上げて回すだけの肩運動。上に思いっきり引き上げて、ストンと落とすだけでもいい。後ろ方向や下方向にも大きく強く回すと効果あり。寝る前にこれをやると眠りが深い。

★回転系は私にはとても効くようだ。腕を10時10分の角度に伸ばして、手首で円を描くように回転させる。これも(左右に人がいなければ)座ったままでもできる。腕の角度はいろいろと変えて研究してみて。

★腕を胸に引き寄せて、肩の付け根の外側をグッと伸ばすストレッチも気持ちがよい。胸側の付け根にも刺激がいく。このストレッチをやりながら、首を左右に回したり、横にゆっくり倒したり、ゴロゴロと回転させたり、いろいろやってみる。

★肩の付け根にさらに刺激がいくのが、合掌しながら肘を逆ヒザの外側にもっていくポーズ。立ってやるのもよし、椅子に座ってやるのもよし。

★で、私にとって最大のヒットだったのは、首を横に向けて上下に何回もうなずく「横向き上下運動」。単に横を向くのでなく、後ろを見るように限界まで首を後ろに回す。その状態で首を上下に振る。この運動は10年ほど前に速読教室の先生に教えてもらったものだが、最近ふと思い出して試してみたら、天国に上るほどの気持ちよさとなり、肩回りは活性化して、ポカポカとした温かさが続いている。私に必要なのは、これだったのか!
器具を使わずに、人のマッサージやツボ押しに頼らずに、自分のカラダだけで自分を幸せにできる。どうぞみなさまも、それぞれにご研究くださいまし。
さぞかし、お仕事が忙しいのであろう、と勝手に思い込んでおりましたが、
肩こり解消運動の研究に邁進しておられたのですね。
「ぽかぽかと暖かく」感じるのは良くなった証なのでしょうね。
ヒロさんは、適度な運動もしっかり行っておられるようですから、
やっぱりストレス性のものなのかも知れませんね。
肩運動の研究はここ数日なのですが、秋口になってからの超ポカポカでありがたいです。カラダが完全に変わりました。この状態になると、冬でも首筋や背中がポカポカになりますから、タートルネックは暑くて着られなくなってしまいます。さてさて、どんな冬が待っているでしょうか。
肩こりは業病で常に鉄板が入っているかのような肩です。
鋤のポーズは腹が邪魔なので横向き上下運動をしばらくやってみることにします。
「横向き上下運動」は首筋と肩全般が連動する何かを刺激しているようです。